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禁止改定がきて一つの指輪がお買い求めやすく‥‥なってねぇ!!

今回は2024年末のMtG禁止改定と影響について、EDH初心者の視点から話していきたいと思います。本当は12月中旬にアップしようと思っていましたがラグマスのアプデが凄すぎて後回しになった結果、年越してしまいました。


一つの指輪禁止‥‥なのに高い!

実質「4つの指輪」だったみたい

モダン・フォーマットでこのカードが禁止されました。禁止の理由はあまりにも使用率が高かったから、みたいですね。デッキに4枚も入れられるので先に置いた指輪の負担が増えてきたら2枚目に置き換えて重荷を回避することも可能という、もう何がなんだかわからない事態になっていた様子。もう4つの指輪だよね‥‥。

EDHの場合はライフが40もあるので扱いやすい反面、デッキに1枚しか入れられないのでサーチを多用しなければ影響力はそこまででもないはず。モダン禁止で市場流通量が増えるならば購入してもいいかな‥‥?と思います。

個人的な話になりますが、最近はズロドック以外にも色々魅力的な統率者に出会います。例えばこれ。

かわヨ

バーランは通常イラストバージョンはマジックらしい特段可愛くはない(失礼)イラストなんですが、イラスト違いバージョンは遊戯王etcのように可愛いイラストになっていて、ようやく日本での売り方を分かってきたな‥‥と思いました。

イラスト発注時に「甲冑を身に着けた猫の女騎士」みたいな指示を出したらこうなったのかな?
なんにせよ素晴らしい

そういうわけで統率者でも何枚かあったほうがいいよね、ということで指輪を買いに大手ショップに行ったら在庫が枯れてました。
モダン禁止で値下がった所を買おうと思っていたEDH民がすごく多かったってところでしょうか。これはまぁ仕方ないね。

※12月半頃の状況です

ちなみに価格相場はこんな感じで推移していました。今年の7月以降に暴騰したのちジワジワと値下がっている印象です。

一時期は2万円近くしましたが、今は8000円程度で購入できます。中長期的に見るとまた値上がりしそうですし、再録機会も少なそうなので買っておいても良いかな~と思います。

モダン解禁で値段がスゴイ

指輪がモダン禁止でも値段がさほど変わらなかった一方、大きく値段が動いたカードがあります。それが「オパールのモックス」「欠片の双子」「緑の太陽の頂点」の3枚です。

オパールのモックス

アーティファクト中心のデッキだったら強いかも?

対戦中モックス出せるとオシャレだなって思いますが(謎の美的感覚)、このモックスはアーティファクト主体のデッキじゃないと難しそうに見えます。秘技の印鑑やタリスマン等が採用されるとはいえ、ただの置物になってる事が多そう。

ただモックス・ダイヤモンドや金属モックスと違い、カード1枚捨てなくても良いのは色々シナジーがありそう。

それから、このカードはフレーバーがとてもいいですね。

ガチでエモすぎるだろ‥‥

通常イラストはミラディン人が、フルアート版ではファイレクシア人がオパールを持っています。ミラディンから新ファイレクシアの連続性と、時代や価値観が変わっても持つ者の心を動かす秘宝の存在が中々エモい(語彙力)

さて値段の方ですがモダンで解禁されたため、こちらは値段が倍になりました。これまでは通常版が12000円、柄違いが14000円といった所でしたが、現在は通常版が25000円でフルアート版が30000円になりました。モダンではアーティファクト中心の親和デッキが長らく存在していたそうなので、これの解禁で当面の間環境入りしそうな1枚。

背景ストーリーではミラディン(新ファイレクシア)が退場したようなので、当面の再録は難しそう。値段も高いままかな‥‥。

緑の太陽の頂点

待って、新ファイレクシア関連のパーツが2枚も解禁されてるのエモすぎない??
(限界オタク)

性能としては緑のクリーチャーをサーチするもので、EDHだと大体の場合は「ドライアドの東屋」をサーチしてくる印象があります。

未だにルールが良くわからない

で、後半は大体なんかデッカイビヒモス。これが出たら大体負けである。

よくわからないけどゲームが終わるカード

というわけでEDHで緑を使うなら採用してもいいかな~って感じのカードだと思いますが、モダン解禁で値段が急騰しました。

禁止改定で値段が3倍になりました!

このカードは早い段階からモダンで禁止されていたので、今回の解禁を受けお試しで買ってる人が多いように思いました。10年以上環境に入らなかったカードを評価するのは難しいですが、オパールのモックス同様世界観的には再録が難しそうなのでコレも欲しかったら買っておいた方がいいかも‥‥?

欠片の双子

なんかオリパに入ってる印象のやつ

このカードはEDHのオタクカードっぽい雰囲気があったのですが、かつてはこれを使った無限コンボで先行4ターンキルを武器にモダンで暴れまわった環境常連カードだったらしいです。記事を読む限り、禁止当時のモダンにはピッチスペルの除去が少なかったので対応が困難だったが今は色々対応可能なのでOKだよね、というニュアンス‥かな。

こちらも価格は大幅に上がっています。ファンが多いデッキらしいので当面値段は上がっていくかも。ただ他の2枚と比べれば再録の可能性はそれなりにありそうな予感。

まとめ

EDHでの需要からか、1つの指輪はモダン禁止を経ても大して下落していません。加えてモダンで解禁されたカード類は漏れなく高騰しており、禁止改定一つでここまで金額が大きく変わるとショップの運営とか大変そうだなって思いました。9月の禁止改定とかショップ大丈夫だった?

ちなみに魔力の墓所の値段は大幅に下落しましたが、それでも7~8000円程で売られています。大半のルールで使えないカードなのにこの金額がついていることを考えると、公式ルールを気にせず楽しむ方が結構多いのかなぁと思いました。流石に30年サービス終了せず続いてるゲームはユーザーの鍛えられ方がダンチですね。

でも、長年続いているゲームはユーザーが保守的な思考を持ちやすいかもしれません。先のバーランの時も「MtGには似合わない絵柄!」「日本のカードゲームの真似ごとは辞めてほしい!」と不満を持つ方もいたようです。

このバーランにさ‥‥
十手と赤青剣を握らせて‥‥ドカンと振りたい!
そうだろう‥‥カイジくん‥‥‥!

私が子どもの頃のマジックには(3)を支払ってカードを裏向きにして召喚する「変異」というシステムがあり、当時のお兄さん達は「遊戯王のパクリだ」と言っていましたが、現代のマジックにも「偽装」「戦慄予示」として進化しており、MtGらしさを損なうことはなくユーザーにも受け入れられていると思います。

ただ初心者的には「カードを裏向きにする」という言葉には「カードを裏向きにする」という意味の他に「カードを第二面に変身させる」という2つの意味があり、これを理解するのに結構時間を要しました。正直今もちょっとわかってない。

でもルールは割とわかんなくてもなんとかなる。私が子どもの頃も「《補充》を使って場に《謙虚》と《オパール色の輝き》を戻しました。《オパール色の輝き》のパワーとタフネスはいくつですか」みたいな謎めいた質問は昔からあったしわからなくてもどうということはない。私は今もわからない

次回は改めてズロドックのカジュアル度高めのデッキ解説していければと思います。それではまた、おつさま~!

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