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MtG統率者デッキ「虚空喰らい、ズロドック」強化案(クリーチャー編 統率者レベル6~7程度)
今回の記事ではMtG統率者デッキ「虚空喰らい、ズロドック」を強化できるオススメのクリーチャー・カードを大量に紹介していきたいと思います。
前回までの記事はこちらをどうぞ。
デッキコンセプト
改めてデッキコンセプトを解説していきます。コンセプトは通常より1~2ターン早く、4~5ターン目にズロドックを召喚し、6ターン目にエルドラージがウルトラチャクチするプランで考えています。
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統率者レベルは6くらい?強さよりもめくった時の気持ちよさ優先。思うにカジュアル統率者の良いところはこの辺を優先しても許される事です。
このコンセプト、強すぎる
統率者イベントで遊んだところ、このコンセプト、かなり強かったです。
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もちろん本気で勝ちに行くレベルではないんですが、エンジョイ楽しむぞ~って感じのレベル帯だと普通にパワーが出すぎました。正直サーチカードを減らして無限コンボを排除したくらいでもまだまだ強かったです。
そこで今回縛りプレイを高度化し、エルドラージ以外のクリーチャーを採用しないことにしました。これで引き続き遊んでいこうと思います!!
採用カード(24枚)
終わりを告げるもの
このデッキで最もコストの低い生物。コスト7以上のカードならエルドラージでなくてもコストを1下げてくれるし、無色のクリーチャーならなんでも+1/+1修正してくれます。かなり強力な生物なので万人にオススメ。
まばゆい肉搔き
ズロドックがいる時に7マナ以上の呪文を唱えると落とし子が3体出てきて、更に落とし子の分も含めて対戦相手にダメージをばらまいてくれます。デッキの潤滑油として最適!
形状の管理人
4マナのマナ・クリーチャー。1マナしか出ませんが、警戒があるので意外と戦闘で役立ったりします。流石に真面目に組むならパラジウムのマイアを採用したほうが強いですが、今回エルドラージ縛りなんで採用。
コジレックの媒介者
マナ加速のエルドラージです。5マナで2マナ生成と性能はイマイチですが、アーティファクト破壊に巻き込まれないので案外強いです。4/4というサイズも地味に馬鹿にならないときがあります。
忘却撒き
入れたいエルドラージが多すぎたため入れたり外したりしていますが普通に強いと思います。効果は地味ですが強力。「なんとかの教示者」系のカードを妨害することもできます。重めのマナアーティファクト1枚減らしてこっち採用したほうが強いかも。
終末を招くもの
相手のターンにもアンタップするメチャメチャ邪魔な生物です。放置すると膨大なマナから何枚もドローできるようになるのでコレはマストです。このデッキは土地とマナアーティファクトが多めでマナ余りになりやすいので、これをぐるぐる回す事で活用していきたい。
破滅を導くもの
ズロドックに欲しい栄養素をすべて兼ね備えた完全栄養エルドラージ。唱えた時に7マナ以上の生物をサーチして山札の一番上に置く能力と、無色のクリーチャー呪文を唱えるコストが2下がる能力があります。
サーチ系カードは基本抜いてますが、エルドラージに関係してるカードはフレーバー的に残してます。ちょっとこれ外して別のエルドラージにするかもしれません。
バーラ・ゲドを滅ぼすもの
攻撃するたび追放できるカード。50円とかで買えるのに強いのでオススメ。(構築済みデッキ「エルドラージ解放」では最初から入ってますね)
不和の連れ合い
攻撃するたび奇数か偶数のクリーチャーをブロックさせなくする能力。睨み合いを崩すのに便利そうなので採用。更に対戦相手にダメージが与えられていると+1/+1カウンターが2個置かれた状態で戦場に出る「狂喜2」を与えます。正直7マナのエルドラージってだけでもう採用する価値がある。
産卵床の守護者
終了ステップに墓地にあるエルドラージを手札に回収できるイケメン。ついでに末裔が2体出てくる。7マナ枠の中で多分一番強いです。
運命を貪るもの
ゲーム開始時にちょっとだけデッキ操作できる変わったヤツ。唱えた時に単体除去が付いてくるのでお得なクリーチャー。ズロドックがいるとオマケが沢山ついてきます。買ったほうがいいです。
ウラモグの破壊者
一見弱そうに見えますがカジュアル統率者なら問答無用で採用で良いと思います。普通にこれ1体で世界が滅びかけたことがありました。タイタンですらないモブエルドラージでさえこの戦闘力!
創造の破壊者
大体の場面でウラモグの破壊者より強いです。これも能力てんこ盛りの割に100円で買えるオトク生物です。
コジレックの職工
唱えた時に墓地のクリーチャーを戦場に戻せるカード。墓地に何もなくても単に10/9滅殺2で運用するだけでも充分強い。
エムラクールの手
9マナにしては控えめな性能ですがエルドラージ・落とし子を4体でも唱えられる、実質エルドラージのデルレイッチ。
モダンホライゾン3で安定して落とし子を出せるカードが増えたので、採用できるようになったと思います。エルドラージ・末裔では代用できないところに注意。
崩壊した現実、コジレック
伝説のエルドラージ3体の中で一番軽いカード。エルドラージがムキムキのゴリマッチョになります。
真実の解体者、コジレック
カードを4枚も引けます。滅殺もついて言う事なし。強すぎて世界滅ぼすレベルで強い。
大いなる歪み、コジレック
すっごい沢山カードが引ける。構築済みデッキに入ってるクリーチャーとは思えないカードパワー。エルドラージ解放自体結構強いカードが多いと思いますが、その収録カードの中でもとりわけ強い1枚だと思います。
ちなみに解体者コジレックは影、大いなる歪みコジレックは本体らしいです。そういうの見たことあるぞ。ロマンシング・サガっていうゲームなんですけど
穢すもの、ウラモグ
とんでもない値の滅殺が付くカード。今思うと「滅殺」ってガンダムSEEDでしか見たことない言葉かも。
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そういえばガンダムSEEDの映画やりましたよね?今年一番びっくりしたかもしれない。
絶え間ない飢餓、ウラモグ
パーマネント2枚追放できるカード。素直に強いです。
忠誠の剥ぎ取り
相手の統率者奪って相手の盤面をグチャグチャにします。滅殺トランプルのついた10/10で言う事なし。
ウラモグの種父
基本的には落し子を増やすのに使います。20マナ払うとゲームの外部から好きな枚数のエルドラージを持ってこられるんだけど、統率者では関係ないです。ところで種父ってどういう意味なんだろ…。種付けお
無限に廻るもの、ウラモグ
初代のウラモグ(影の方)。パーマネント破壊できます。滅殺もありかなり使いやすいカード。これに限らずウラモグとコジレックはとりあえず採用で良いと思います。
ウラモグの道滅ぼし
ウラモグやコジレックと比べると見劣りしますが、滅殺3ついてて回避能力もあり普通に強い部類のカードだと思います。
背くもの
生贄に捧げられたパーマネントを自分のものにできます。滅殺などとシナジーがありますが、全ては塵を続唱でめくると最高や。あとファイレクシアへの門が出てきても気持ちよくなれます。
ファイレクシア&エルドラージの夢のコラボレーション企画発動!
不採用カード
基本的にエルドラージ以外の生物は採用を控えてます。
その他、ちょっと強すぎるなってカードは不採用としました。
逆にデッキパワー上げたい場合は絶対入れましょう。
ウルザの空戦艇、リベレーター号/跳ね回るシケイダ
相手のターン中に呪文を唱えられるようにするカード。相手のターンにズロドックを唱えて除去をかわす使い方が主ですが、巻き直しの時計とマナ・アーティファクトを組み合わせることで、各対戦相手のターンに何度も呪文を唱えてアドバンテージを得ることができます。
パラジウムのマイア
3マナで2マナ出るマナクリーチャー。パワーストーン同様に4ターン目に6マナ出せます。後述の金属細工師より強いこともあります。
金属細工師
上振れした時にとんでもないマナが出ますが、今回は不採用。強すぎなんだけどマジで!
真面目な身代わり
なるべくエルドラージにしぼりたいので外してますが、デッキパワー上げたいならば入れたほうがいいカードです。安くて使い勝手の良いカード。
マイアの処罰者/滞留者の相棒/金属製の巨像/マイコシンスのゴーレム
アーティファクトマシマシで構築すれば0マナで続唱できます。基本大暴れできるカードですが、今回はコンセプト優先で外しました。
虚空の選別者
モブエルドラージながらタイタンと同じくらい強力なクリーチャー。ただ強いというより、ハマった時に一方的なゲームになってしまうため除外しました。お値段は少々します。
約束された終末、エムラクール/再誕世界、エムラクール
終末エムラを採用する場合は、探検の地図や焦土を採用して積極的に色々なカードが墓地に落ちるようにすると意外とコスト軽減できます。ちなみに採用しない理由は流石に強すぎるため。
まとめ
今回はズロドック強化カードのクリーチャーについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。エルドラージは楽しいので、皆もぜひ遊んでみてください。「色」がなくなるとMtGは相当気楽に遊べます。
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私の好きなデッキで「茶単」という構築があります。マナアーティファクトを大量に採用した単色デッキですが、なんとこのデッキ、単色デッキなのに色事故を起こします。わりと結構な確率でこういう初手が来ます。
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1ターン目:古えの墳墓
2ターン目:裏切り者の都、スランの発電機
3ターン目:…
という感じで、山がめくれることに期待してゲームを始めたはいいものの展開できず8マナ出せるのに何もできない屈辱を味わうことが結構あります。クヤシ~!そこのところ無色ならこうじゃ。
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これなら同様に動けば3ターン目からウラモグの破壊者を出していけますし「この世界にあらず」を構えたまま3ターン目にズロドックを出してターンを終え、4ターン目に「全ては塵」で流しつつ続唱で展開していく、というプランで動くことができます。古えのマナ加速が明らかに強いぶん、現代の強力なエルドラージが一層輝くというわけですね。
色がないことで無限コンボが少なかったり、対策カードで一気に縛られるという側面もありますので、必ずしも最強というわけではないですが、少なくとも気が楽な側面があることはおわかりいただけたかと思います。
反省点
エルドラージについて調べていたところ、魅力的なエルドラージが多すぎて編集するのに何だかんだ1ヶ月くらいかかってしまった上、1枚1枚に時間をかけられなくて個別カードの評価としてとても薄い記事になってしまったと反省しています。今後こういう紹介はせずオススメのカード10選!みたいな感じで解説していこうと思いました。
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