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陰キャ高校生だけどストーカーになりかけている。助けてー!

どうも皆さんこんばんは底辺高校生のドラのび(@doranobic)です。ストーカーになりかけています。助けてください。いつもみたいにジョークとアイロニーで満ちている記事じゃなくて、今回は真剣に真面目に心からのヘルプです。

この記事、ストーキングしかけている"M先輩"に会うために駅で"3時間”待った挙げ句、肝心の”M先輩"には会えなかった帰り道で書いています。改めて文面に表すとヤバイですね自分。

まずどうして、その人に会おうとしてるのかって話です。端的に言うと謝罪したいから。Mさんは演劇部の先輩で、普段は大人しい人なんだけど舞台の上に立つと別人みたいに自由奔放に動き回る。そんなMさんを心から尊敬していました。

それで、ぼかぁが1年生の3月に一回部活を辞めたことがありまし。理由はエネルギー切れです。その後は帰宅部ライフをエンジョイしながら無気力な生活を続けていたんですね。

勿論この間はM先輩も部活を続けていると思っていました。

6月に顧問の先生に誘われてまた部活に復帰したんですが、久しぶりに行った部室にM先輩はいませんでした。なんと学校に来ていないんだとか。

詳しく聞いてみると、僕が辞めたのが引き金になって多くの部員が退部していったそうで、M先輩もその内の一人、その余波で学校にも来なくなったんじゃないか?と言ってました。

つまり僕が辞めていなかったら、M先輩は学校辞めていなかったんじゃない?

そんな自分の起こしたバタフライエフェクトを後悔しながら部活を続けて遂には部長になってしまいました。M先輩の辞めた原因になった僕がです。

僕が一番罪悪感を抱えているポイントは何も言わずに部活を辞めた数ヶ月後にコロッと復帰したこと。

そして今でも演劇を続けていること。

あの時、辞めてさえいなかったらと何度も思いました。でも”たら”とか”れば”を考えている時間は自分を苦しめるだけで、そこからは何も飛躍しないんですね。だからM先輩に唯一できることの"謝罪"をしようと決心しました。

それで、M先輩に6回電話をかけたんですが・・・

去年夏→3回
今年夏→3回

全て応答無し。唯一知っている連絡先だけに、何回もかけるのは流石に迷惑で1年に数回かけるのが限度です。Mさんがぼかぁに対しては"負"に近い感情を抱いているのは確実だし、ぼかぁもMさんの立場だったらスルーすると思います。そもそも知らない電話番号なので、多分出てくれないと思います。

なんの進展も無いまま時間だけが過ぎてぼかぁ3年生になりました。

そしてついこの間、M先輩の名前を僕らが使うことはない通信制の教室の座席表で発見したんですね。

僕の通っている学校は通信制と併設されていて、M先輩はどうやらそっちの方に転校したみたいです。無論、通信制の人が通っているのは日曜日なのでマッチングするのは不可能....。ならば



駅で待ちぶせ、偶然会ったフリして自然な流れで謝罪大作戦!



完全にストーキングです。

勿論これはキモくて、ストーカー紛いの行動であるけど。その最終目的が”謝罪する”って理由だから大丈夫だろう....多分。でもよく考えたら、同じ校舎に通っている人と会うのがこんなにも難しいって不思議ですよね。

作戦の決行日は日曜、午後4時頃。学校に1番近い駅のM先輩がいつも使っていた改札前。携帯を弄りながら友人を待っているフリ。

そしてMさんに会ったらこう声をかける

「M先輩ですか?お久しぶりです。2年ぶりですね。僕、M先輩に謝らなければいけないことがあります。あの時、何も言わずに辞めてしまって本当にすいませんでした。」

当日までこの言葉を何度も口ずさみ体に記憶させる。寝る前、授業中の頭の中、一人の時間、お風呂。そうしている内に気づいたらMさんと会話する妄想ばかりしてしまう自分がいました。

正直言って自分は若干おかしくなっているのかもしれません。最近は夢にまでMさんが出てきます。これは恋心由来の執着心ではなくて、僕が起こしたバタフライエフェクトが人生で一番尊い"学校"という居場所をMさんから奪ってしまった罪悪感からです。そもそもMさんが学校を辞めた原因を僕は本人から直接聞いたわけではないし、部活も違う理由で辞めたのかもしれません。その真意は直接話さないと確認出来ないから、どっちにしろ会わないといけないような気がします。

そもそも僕がMさんに会うのって凄く迷惑な気がします。不登校の人間がクラスメートと会いたくないように、Mさんもまた同じ気持ちを抱いているかもしれない。

だからこそ、このまま何もしない選択肢もあるけど。それは嫌です。

僕が思うに最良の選択肢は"ただ会って謝罪すること"だと思う。

何も言わなければ自分の考えなんて相手には伝わらない、せっかく喋れるし動けるのに思ったことを伝えないのは損だと思う。

そんな考えが頭の中でグルグルグルグルとループしていたら目の前に懐かしい顔が

Mさんだ


人って二年も経つと顔つきは微妙に違ってくるけど、あれは絶対にMさん。100%Mさん。もしMさんじゃなかったとしてもMさんの双子かクローンだって確信するくらいにMさん!声をかけようと喉から「Mさん!」って言葉を絞り出した。だけどブレーキがかかったように何もできなかった。僕が硬直している間にMさんは改札の方に行ってしまった。

あああああああばかぼかぁ!!!

おい何、硬直してんじゃボケナス

かつてない程に自分を罵る自分の声。こういう時動けないのが”ドラのび”なんだよなぁ。

というわけでその翌週の今日、再び駅で3時間ほど待っていましたが、Mさんはおろか通信制の生徒すら来ませんでした。つまり休みだったみたいです。その代わり同級生と会いました。改札から出てくる彼に「よっ」っと言われ感傷的な気分になりました。だからなんだって話です。

ずっと駅で待ち続けている間は考え事をしていました。自分の執着心と行動力が限度を超えているレベルにまで発展していること、もしかして自分って病気なんじゃないかってこと。最良の選択肢は何なのかアドバイスを貰うためにブログに書こうと思ったこと。

駅からの帰り道、この記事を書いているんですけど。やっぱり会わないほうが良い気もしてきました。

『Mさんに申し訳ないから謝罪したい気持ち』はたくさんありますが『僕が会うことで不快になるMさんの気持ち』がそれを上回るような気もします。

それでも、気づいたら日曜日にまた駅に行っているような気がします。

これは、自分の気持ちをまとめるために書いた記事ですが、誰かにブレーキをかけて欲しいんだと思います。この記事を見て思ったこととか、行動についての提案があったらぼかぁ(@doranobic)にDMください。

なんか思春期っぽい悩みです、ご清欄ありがとうございました。



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