さいしょのさいしょの話。〜結婚式の違和感・結婚式ってだれのもの?〜
【まずははじめに】
唐突に結婚が決まりました。付き合って3ヶ月でプロポーズ、それから2ヶ月しないうちの知り合って1年の記念日に入籍。スピーディ過ぎて、両親同士の顔合わせができたのは入籍から2ヶ月ほど経った後のことでした(笑)
そんなスピード婚ではありましたが、親族友人含めて全然普通に受け入れてもらい、なんなら婚約の報告したときなんか「うんそうねそうなると思ってたけど今さらなにか?」的な反応をされるくらいな感じだったので、私たちにはこれで全然よかったんだなと、そのときも今も思っている次第です🤣
プロポーズの日は、令和元年元日、2019年5月1日。
この日を入籍日にしようと某区役所では数時間待ちの長蛇の列ができたとかいう、ご多分に漏れない《令和婚》ってヤツでした。この年は本当に結婚ラッシュがすごかった。結婚式場が令和元年婚を猛プッシュしていて大騒ぎ感もすごかったので、結婚式はのんびり進めようというのは、最初の最初からふたりの一致した方針でした。
プロポーズは旅行先の旅館。帰りに駅の書店で「ゼクシィを買う」というイベントをふたりで大笑いしながらクリアして、その駅始発の電車に乗り込んで2人でゼクシィを見ながらしあわせいっぱいに話していたら電車が動き出したことに気づかず、終点の駅から折り返しそうになったのも、今となってはいい思い出です。
【結婚式は女の子の夢。だけど、、】
ご多分に漏れず、私もそんな女の子(歳はともかく)のひとりでした。
でも……
私「今までに友達の結婚式とか出席してて、ずっと気になってたことがあって」
夫「なに?」
私「結婚式って私は、“これからふたりで生きていきますっていう誓いをする式“だと思ってるんだけど」
夫「うん。俺もそうだと思ってる」
私「なんか披露宴とか結婚式って、誰が主催してるのかわかんなくなること、ない?」
多くの女の子が、ずっと夢見てきた結婚式。自分の思い描く式にしたいって思うのは当然。だけど、、、
【結婚式はだれのもの?】
時として友人の両親の名前で送られてくる招待状、お客様のような高砂席の新郎新婦、第三者としてよそよそしくも聞こえる司会者の言葉、ゲストと呼ばれる参加者たちの主体的な余興、ぽつねんと離れた席から見守る家族、所在なさげな遠縁の親族、、、、。
誰が誰のためにこの場を催したのか、よくわからなくなることが度々あったのです。
そういうものだ、慣例だ、って言葉で片付けてしまえばそれまでだし、そうであろうと感動的で本当に素敵な結婚式にも何度も参列させてもらってきました(というか友人が少ないおかげで素敵な式にしか参加していない)。実際調べてみると、今までよくわかんなかった慣例とされるものだって元々はちゃんと素敵な意味のあるものだったりもする。
でも……自分の結婚式を100%自分たちの納得のいくものにしたいなって思ったら、いろんなことを思い出したのです。
子どもの頃、親戚の結婚式でホテルのチャペルに行って、ホテルのロビーでフラワーシャワーの花びらを渡されたとき、「神様に誓うのに、神様はホントの神様じゃないんだ」と内心ショックを受けた記憶。
大学生になってホテルの配膳のバイトをして、結婚式を準備するスタッフの投げやりで惰性的な態度にショックを受けたこと。
地元の成人式で、運営してる“風”の中学生の司会の子が「〇〇中学の生徒会長より、新成人の皆様にお祝いの言葉をいただきます」と言ったとき『日本語ちゃんと指導しろよ先生か大人たち❗️💢』と憤慨したこと。途端にその成人式がお仕着せがましく感じられてしまったこと。
【100% ”ホントの“ 結婚式】
“一生に一度の結婚式を夢見る”私は、自分の結婚式は100%“ホント”にしたいと、思っていたのでした。
結婚の気配どころか相手すらいなかったときの妄想では、『行きつけの仲のいいレストランで結婚式をあげよう。従業員さん全員と親しくなって、式の前にはスタッフさん全員ひとりひとりに「今日スタッフをしてくれてありがとう、よろしくお願いします」ってあいさつして回ろう』とか本気で考えていたわけです🤣
私「だから私ね、私たちの結婚式は“私たちふたりが結婚の誓いをする”ってことを大切にしたいな。結婚式に来てくれる人には“そういう場に同席してくれてありがとう”って伝える式にしたい」
夫「すごくわかる。俺もそう思うよ。そういう結婚式にしよう」
この感覚を自然にわかってくれた彼と私は、やっぱりぴったりなんだ💕
なんて思わなくもなかったんですが(ノロケデススイマセン笑)、
でも意識していないだけで、同じように感じている方って実は結構多いのではないでしょうか。
そしてそう思って結婚式について考え始め、実際に動き始めると案の定色々あって(笑)
結局。全部自分たちで手づくりで進めることになったのでした。
私自身は、実はこっちの方こそ真っ当な感覚なんじゃないかと思っていて、そういう感覚で結婚式をしたい人はホントのところかなりいるんじゃないかと思っています。でも今でいう“普通の結婚式”は、そこから入ろうとするとその方がめんどくさかったり、お金がかかったりしてしまうんじゃないでしょうか。
費用を抑えたい。でもちゃんと心のこもった結婚式をあげたい。
そう思っている人たちに、私たちはこんな風に自分の結婚式をつくったよ、というものを残せたら、何かの参考になるんじゃないかな。
そう思ってこのnoteを書き始めました。現在進行形と過去振り返り形が入り混じる可能性もあります。時系列だけじゃなく、できるだけ項目ごとにも書けるよう頑張ってみます。そいでもってコロナで延期とかなったりして🤣そういうとこでも気づけたこととかもあるので、ちょっとっつ、書いてこうと思うので、よかったら読んでみてください✨
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