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小学生ワタシ「えっ!B'zってポップな曲を歌うツインボーカルユニットじゃないんですか!?」
先日ツイッターの方で「フォロワーさんが178人になったので、B'zの稲葉さんの絵を描く」という謎試みを遂行しました。そこでふと、
「吾輩の人格形成に多大なる影響(良い意味)を及ぼしたB'z誰某に対する思いを述べておく時がついに来たな・・・」
と考えたので記事にしたいと思います。こんな大それた触れ込みで始めましたが、実を言うとここ10年ほどは彼らの動向を妹から伝い聞きする程度で、どんな楽曲を発表しているのかほとんど知りません。ラグビーのやつは分かる、しかしタイトルが分からない・・・!
なので、私がB'zに陶酔していた97年~06年くらいまでの10数年を振り返ってみたいと思います。B'zの事を良く知らない方にも楽しんでいただける内容にしていきたいと思いますので、少し長くなりますがお付き合いよろしくお願いします。
B'zとはそもそも
恐らく私が説明するよりもウィキペなんちゃらで調べた方が早い上に、もはや説明など要らないと思いますので簡単に説明しますね。
B'z・・・日本のロックバンド。ボーカルの稲葉さんとギターの松本さんの二人で活動している。
こういう方々です。日本のロックバンドです。たくさん曲を出しています。
簡潔に書きすぎると却って失礼な気も。
出会い
私が小学5年生の頃です。それまでユーミンか竹内まりや二択だった母がB'zの「Liar! Liar!」という曲を好きになったのがきっかけです。なんかすごく衝撃だったらしい。その曲が収められているアルバム「SURVIVE」をカセットに録音し、私や妹も聴くようになりましたが一気にハマりましたね。それから金銀のむちゃくちゃ売れたベストアルバムも併せて聴き、そこから10数年に渡るB'z Lifeのはじまりはじまり・・・!
テレビで初めて観る
カウントダウンTVという番組で「TIME」だったか「calling」だったかを歌ったのを観たのが初めてです。私も妹もそれまで「B'zはポップソングを歌うツインボーカルユニット」だと信じて疑わなかったので、
「あれっ、歌っているのは一人・・・?」
と驚きを隠せませんでした。ツインボーカルユニットだと思った理由は、先ほどの「金銀のベストアルバム」に入っている曲が原因です。初期の頃の楽曲とその当時の曲風が全く違う上に、ボーカルの稲葉さんの声も歌い方も違って聴こえた為です。なので、我々姉妹は
初期の曲・・・松本さんが歌っている
最近の曲・・・稲葉さんが歌っている
だと思い込んでいたわけですね。ツインボーカルっていうより、これだとボーカル交代だろ。
B'z、と呼べなかった
これは「B'z」の呼び方が分からなかったという事ではなく、当時小学生だった我々姉妹はどうしてもバンド名を呼ぶ事に恥ずかしさを覚え(何故)、いつも「例の二人」と呼んでいました。
妹「例の二人、シングルだすらしいよ」
私「今度Mステに例の二人が出るらしい」
こんな感じです。まるで近所の噂話のような、彼らが犯罪者みたいな陰口トークっぷりです。今でもその頃の恥ずかしさが拭えず、「おB'zさん」と呼びます。でも手芸に使う綺麗な玉は「ビーズ」と呼べるし、洗濯洗剤も「ニュービーズ」、子供向け番組の宇宙人みたいなあの子たちは「テレタビーズ」と普通に呼べます。
ちなみに同じ二人組でも「ゆず」や「コブクロ」には「例の二人」は適応されません。あくまで例の二人=B'zです。
転がるようにB'z沼
そこから数年もしない内にめきめきとB'zオタクと化し、中学生にして初めてのライブ参加。この時のチケットは電話で取りましたが、5時間くらい電話口で粘りました。そのライブで大変感激し、その勢いのままファンクラブに申し込み。そこから毎年足繁くライブに参加しました。
高校生くらいまではほとんどB'zしか聴かなかったので、私が当時描いていた絵は彼等の楽曲を聴く事で得たインスピレーションから成り立っていると言っても過言ではありません。私の絵=B'zさんです(違)。
あと余談ですが、小学生の頃の我々姉妹は稲葉さんを初めてテレビで観た時、
「こんなかっこいい人間がこの世に存在するのだろうか」
と、かっこいい人ランキングではその頃からずっと殿堂入りを果たしています。それも仕方ありません、元々整った顔立ちなのはもちろんの事、97年頃の稲葉さんは少女漫画から誤ってうっかり出てきてしまった眩しい美青年でしたから。
B'zから得たもの
今でこそハードロックやオルタナティブロックなど聴きますが、ロックを聴くきっかけとなったのはやはり彼等です。
私が描くイラストにも影響があります。今は「可愛い女の子をいかにシンプルに描けるか」を追求していますが、元々B'zのジャケットやお二人が着ている衣装などがロウブロウ・アート系のものもいくつかあり、それに倣い絵を描いていました。どちらかというと、ロウブロウっぽい絵を描いていた時期の方が長いです。稲葉さんがとあるツアーで着ていたランニングのイラストを誰が描いたものかを調べるのに躍起になっていたのも今は昔です(後々coopという海外アーティストによるものだと判明)。
あとは常に低姿勢でいること、です。話し方や佇まいなどもそうですが、お二人とも賢くて育ちがいいんだろうなぁと常々思います。ライブ終わりに深々とお辞儀する姿は胸を打たれますよ奥さん・・・!DVD観て・・・!
B'zに関するetc
細かい事柄が多くてまとめられなかったので、箇条書きにします。主に私や家族がこの10年でB'zに触れて行った事などです。
レベル1
・オフィシャルサイトをチェック(私・妹)
・B'zさんが載っている雑誌を買い漁る(妹)
・B'zさん出演番組を片っ端から録画(妹)
レベル2
・B'zイラストサイトを立ち上げる(私)←父親の作ったUFOサイト(笑)と相互リンクでした。探せばまだあるかもしれない(探さないで!ある意味黒歴史)
・稲葉さんの実家の化粧品店(ファンの聖地になっています)に行き、お母様と写真を撮る(家族全員)
・車のナンバーを178にする(母・妹)
・B'zオフ会に繰り出す(妹)
・B'zチャットでパソコンスキルを磨く(私)←ほぼ毎日やってた
思いつく限り書いてみました。そこまでの奇行はありませんでしたね(安心)。
ちなみに稲葉さんのお母様は美人で気さくな方でした。
おわりに
いつもより長くなりました。
今でも昔聴いていた曲は聴くし、最近行ったライブは3年前だったので全く離れたわけではありません。私の青春時代の思い出と同時に、どの曲を聴いてもだいたい色んな事を思い出すコンテンツとなっています。
昔、「いつかB'zオンリーマニアッククイズ大会に出た時のために、小ネタを抑えておこう」と、ネットでマニアックなネタを探してはメモする日々を送っていましたが、そもそもオンリーマニアッククイズ大会なんて無いのに何故あんなに躍起になっていたのでしょう。