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Astrosの新しき救世主!       ~U Say!!~



1.ご挨拶


お疲れ様です。Doraです!いつもご覧になっていただいてる皆様、ありがとうございます。 最近はnoteもXにもAstrosのことに関してあまり投稿できず、申し訳なく思ってます。お盆前後から木こりをして建築したり素材を集めるような某ゲームをやってたりとか、仕事がやや忙しくなったりして ハイライトとかくらいしか見れておりませんでしたw(決してちょっと見るのがダレてきたわけではない)
前回MLB関連で、記事を投稿したのは7月末のTDL後でしたね。あの時はトレードの結果を見ながら仕事中もTDL耐久スペースの時も阿鼻叫喚でした。
(同じように阿鼻叫喚している、他チームのファンもいたような、いなかったような)

そんな中トレードで我らがAstrosに加入した選手こそ

めっちゃオレンジが似合うう


菊池雄星選手です!!(以下敬称略)
獲得時の個人的な感想などに関してはこちら、下記Noteに記載してますのでご覧になってみてください。


今回は主に菊池に焦点を当てて、特に菊池の印象やAstrosでの活躍 今後期待していることなどに関して、データや個人的な感想も踏まえて話ていこうと思います。
(基本的にはデータサイトや記事を翻訳した内容をもとに記載していきますが、慣れないところも多く、解釈や誤りがあればご指摘いただきますと幸いです。m(_ _"m)


2.初めに、、、、、

MLB~Astrs加入前の主な流れ~


菊池は(埼玉西武ライオンズ)→2019年~Mariners(2019~2021)まで在籍し、オフに3 年/$36M (22-24)契約でBlue Jays(2022~2024(TDL終了まで)契約しました。

TORへ加入する前、、
21年までTORに在籍していたRobbie Ray(ロビー・レイ)選手が、前年までの数年の成績があまりぱっとしなかったのにも関らず、その年オフにサイヤング賞を獲得したのですが、、、、
一方で、同じ左腕で球速が早い菊池を、3 年/$36M (22-24)の契約で締結したことを踏まえると、それだけポテンシャルを期待をされていたことと、 2019年にMLBに来てから成績があまり良くなかった菊池選手が、Rayと同じく魔改造できる何かしらの自信があったんだと思います。
その後の菊池は2023年あたりから覚醒し、そして今年シーズン途中にトレードでAstrosへ加入しました。


移籍後~衝撃的な初登板~

少し横道それますが、チームの話をしますね、、、
現状のAstrosはというと8/1(TDL後)~9/3終了時点で31戦19勝12敗
ときちんと勝ち越してます。
特に8月序盤の8連勝や8/30~9/2まで戦ったRoyals戦での4連戦。同じくPostSeasonを狙うチームをスイープしたのがかなり大きかったですね。
あと残り試合も少なくなり、9/4深夜時点で2位のMarinersと6ゲーム差と余裕は出てきたとはいえ、まだまだ油断は出来ない状況ですが、、、

今シーズン前半は投打がかみ合わなかったり、野手とリリーフ陣の不振。先発陣の怪我人続出など、不安なことだらけでした。
負け越しが続くこともありましたし、KyleTucker(カイル・タッカー)の契約延長の話が纏まらなかったり、今オフFA予定のAlex Bregman(アレックス・ブレグマン)をどうするのか、、、などあげればキリがないくらいですよ
ただ6月後半以降あたりから調子を取り戻し、TDLには買い手になり、そこで菊池を獲得したという流れです。
いろいろ思うところはありましたが(こちらも詳しくは先程のnote参照)加入してから、今日にいたるまでの菊池選手に点数をつけるなら、
100点満点中120点です!!!
正直ここまでの大活躍は想定外でした。特に印象に残ってるのがHOU加入後初の登板試合のRays戦




序盤に2失点したもの8者連続三振含めた11奪三振と圧巻のピッチング!
当時試合の映像を見てましたがこの一日でファンの心を鷲掴みにしました。

Blue Jaysでも強さの片鱗は見せていたと個人的に思いますがAstrosで完全体になった理由は何でしょうか?こちらを少し見ていきます。


3.覚醒の秘密

大きく二つあるかと思います。データ的なところ、それから、目に見えない精神的なところから調べました。

~投球の変化~

まず2024年、TOR在籍時とHOUに来てからの球種別割合を見ていきましょう。
こちらがグラフにしたものと推移です



baseballsavantから抜粋

特に月別のものを見ていただくとわかりやすいですがカーブの投球割合をかなり減らし、スライダーとチェンジアップの投球割合が増加しました。 その成果は成績にも表れています  母数や、対戦相手等のサンプル数が同じではないためすべてではないですが、

TOR時代 GS 22 ERA 4 .75  SO 130  IP 115.2  WHIP 1.34  
K/ 9 10.12  BB/9 2.33  rWAR 0.1

HOU時代 GS 6 ERA  2.57   SO 47    IP   35.0   WHIP .0.94
K/9 12.09   BB/9 2.57  rWAR 0.9

完璧です!(すばらしい)

詳しく見たい方はこちらをご覧になられてください

※基本的に打たれるときはHRか長打になりやすいので四球を出さなければ失点も最小限に抑えられます。そもそも最近は本当に手が付けられなくなってきてる。。。

~精神的支柱、相棒との出会い~

現状AstrosのキャッチャーはメインがYainer Diaz (ヤイナー・ディアス)ですが、菊池選手が加入後6試合、すべて控えキャッチャーのVictor Caratini(’ビクター・カラティ二)が担ってます。
Caratiniといえば、2020年の短縮シーズン中、当時カブス在籍でダルビッシュ選手のパーソナルキャッチャーを務めており、サイヤング賞候補に入るほど覚醒した同投手の陰の立役者でもありました。
その後パドレスへ共に移籍し今シーズンからAstrosへ2 年/$12M (2024-25)加入しました。
どうして菊池はうまくやれてるのか、、そのヒントになりそうなものが地元メディアで紹介されてたのでこちらも紹介します。

要約すると

  1. Alex Bregman(アレックス・ブレグマン)と Caratiniが変化球をもっと投げるようにアドバイスをしたこと

  2. 頻繁に打者に対して研究し、どんな球を投げていくかなどコミュニケーションをとっている

  3. それぞれ母国語が違うが(菊池は日本、Caratiniはプエルトリコ)言葉の壁がなくマウンドなどでは英語で会話をしている

データをきちんと分析し、アドバイスや意見を素直に聞き入れるマインドを持ち合わせたチームメイトが大勢いる球団に、勉強熱心な菊池が加入し、結果かなりうまくいっているみたいです。

実際にチームメイトとも仲が良いみたいですしねw

Nice smile!!!!!!!(^▽^)/

4.今後に向けて

~現在の投手状況~

今チームは、先にもお伝えした通り地区首位にいますが、最終的なゴールは地区優勝することでも、PSに行くことでもなくWSで優勝することです。
もちろん野手の活躍も大事でですが短期決戦となると投手が最少失点で抑えていくことがかなり大事になってきます。
先発事情がどうなっているかというと

José Urquidy   (ホセ・ウルキディ)             怪我で今シーズン絶望
Cristian Javier  (クリスチャン・ハビアー)   怪我で今シーズン絶望
Luis Garcia   (ルイス・ガルシア)             怪我で今シーズン絶望  
J.P. France  (JP・フランス)         怪我で今シーズン絶望  

と本来ローテーションを担ってほしかった選手がいない状態です(涙)

こちらに加えて一時代に活躍した
Lance McCullers Jr  (ランス・マカラーズ)  怪我
彼にいたっては今どこで何をしているんでしょうかね。。。。。

これらのピッチャーが全員復帰し それぞれの全盛期に戻ればそれだけで割と強めなローテーションが作れます(´;ω;`)

そんなわけで現在は菊池を除くと、
Framber Valdez    (フランバー・バルデス)
を筆頭に
Hunter Brown   (ハンター・ブラウン)
Ronel Blanco       (ロネル・ブランコ)今年定着し、ノーヒッターを達成した苦労人
Spencer Arrighetti(スペンサー・アリゲッテイ)今年デビューし、驚異的な奪三振能力を誇るスーパールーキー
Justin Verlander (ジャスティン・バーランダー)最近怪我から復帰

なんというかこう、、、悪くはないしむしろいいんですけど、
稼働面の不安やまだ歴が浅い投手もいてポストシーズンを勝ち進む!という点においてはやや不安もあります

一方でブルペン陣も主力投手の登板数も多く、怪我とかがかな~り不安です。

こちらメインリリーフの成績、50登板が6人てw
fangraphs一部抜粋

ここで加入した菊池選手が活躍することによって投手陣に厚みが増しますし、彼の場合怪我もほどんどしないので、ブルペン陣の負担を減らすことにも繋がります。

このままPS、そしてWSでの活躍を期待しています!

~オフの動き~

彼は2024終了までの契約のためシーズン終了後にFAになります。
個人的には1,2年ほどの契約延長で残ってほしいです
(市場が高騰しまくってるのでAAV15M~17Mくらいでの願望)

しかし代理人はかの有名な悪名高いBoras(ボラス)なので
おそらく長期契約か基本契約の高騰、もしくは両方になる可能性もあります。(ここの予想はしません。僕のあほが露呈するので、、、)

一方でAstrosには序盤で話したTuckerが25年オフにFAになり、契約の話が進んでいない中で菊池を長期で獲得し、Tuckerと契約延長ができなかったら本末転倒になります。 

かといってそのまま手放すとなるとTDLのnoteでも記載したように、失った若手選手の見返りとしては、約半シーズンで去るのは少し割に合わないと今でも思います。(充分菊池選手はすごいんですけどねw)
自分の願望と現実的な問題が、見る目線で考えに矛盾が出るので本当に悩ましいところです。


我々の予想のはるか斜め上を行くDana Brown(ダナ・ブラウン)GMの手腕に期待しましょう!
えぇ。。。


5.まとめ


ここまでご覧になっていただき本当にありがとうございました。
今後のAstros、そして菊池選手の動向に引き続き注目していこうと思います!!   Go!Astrs!!!!!!


最後に、、、日本人選手の加入で、このチームの注目度も認知度も増えていくと思いまして少しでもAstrosの魅力を知っていただきたくこの記事を書きました。データを漁ったのも、海外の記事を翻訳しまとめたのもNoteの書き込みに費やした時間も過去一でした。
まだまだデータサイトに詳しい方、また同じようにMLBの情報をSNSやNoteで発信される方に比べれば足元にも及びませんが。注いでいる熱量は変わらないつもりです。
読みづらい点、情報が浅い点あると思いますが少しづつ成長していきたいと考えていますので今後ともよろしくお願いします!


                             ~Dora~


参考にした画像
https://x.com/MLB/status/1819569993169715589
https://x.com/astros/status/1819525675201560690/photo/3
https://x.com/astros/status/1819571682782105824/photo/1
https://x.com/JuliaMorales/status/1829309953380864321

参考にした記事
https://www.msn.com/en-us/sports/other/houston-astros-catcher-victor-caratini-catches-yusei-kikuchi-for-a-reason/ar-AA1poqAJ?ocid=BingNewsSerp

参考にしたサイト


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