見出し画像

Astrosは走り続けるのか。それとも。。。

※今回の記事は試験的にすべての選手をカタカナで表記
 また全選手の敬称略

お疲れ様です。Doraです!
最近より一段と寒くなって参りましたね、、、、
ところで、皆さんが通っている学校や会社に、目標や社訓とかってありませんか?
実は僕が務めている会社に
時には立ち止まって~
という教訓があります。
「ミスをしないために一呼吸置く、自分の判断が正しいのか冷静に考える時間が必要だ。」
ということですが、仕事に限らず、友人関係やプライベートでも大事なことですよね!それはさておき、、
今回はAstros(以下HOU)の2024年オフの予想や、今後の未来への願望に関して話していきたいと思います。
※当初こちらに関する記事は、予算や選手の契約を完全に理解してるわけではないので、知識をもっと深めないと書けないなと思っていました。
そんな折、HOU界隈期待のエースで、最近はオフの補強予想を執筆。またシングルトン教でもある
あすとろのーとさんから
「違う人の補強予想や将来像を聞いてみたい」
とお声をいただき。僕自身も

  1. 知見を広げるまたとないチャンス

  2. 出来がいいかは別としてやらないと得られるものはない

  3. これを機に最近見始めたMLBファンにとって参考になればありがたいし、有識者の方にはいろんな目線でのコメントを頂けるという需要がある(かもしれない。。。)

という思いから文を打った次第です。
あすとろのーとさん魂のnoteはこちら↓

教祖様からの指名をいただきました

今のHOUの編成や方針に関しては疑問に思うところもあり、個人的には、このまま走り続けるのか、はたまた一度立ち止まる(再建、再編)期間にした方がいいのか。。。
といろいろ考えており、それがきっかけで僕なりに言語化してみました。
「王朝を続けてるAstrosが再建するの? 25年も優勝狙わないの?」
と思われた方もいるかもしれませんが、その理由は後程話していきたいと思います。

それではご覧くださいまし☆

※注意
今回記事を書くのに際して、
先述した通り、予算や、その他制約に関しては正直まだ疎い点があり、込み入った内容には触れておりません。

これから話す予想と、願望は個人の主観が入っています。正解はないのであくまで1ファン目線での感想だと思ってご覧ください。

2024年の状況


2024年のHOUは、88勝73敗でア・リーグ西地区首位で優勝。
勝率の関係でワイルドカード枠からのスタートになりました
ですが後は皆さんがご存じの通りあっさり2連敗し、今シーズンが終了となってしまいました。
いろいろと思うことがありますがそこは割愛しますw

今年FAとなった主な主力選手は
ジャスティン・バーランダー
菊池雄星
アレックス・ブレグマン
の三選手です

こちらを踏まえて、走り続ける場合と、立ち止まる場合について書いていきます

走り続けるを選択


まず前提として来年以降も走る(勝負する)可能性が非常に高いです。

他にもチームを離れた選手がいますが、チームの最優先事項はブレグマンと「再契約できるか」だと思います。
明確な穴場としては、

  1.  1B

  2.  3B (ブレグマン次第)

  3.  中継ぎ

となっており、走り続ける方針であればこちらの補強は必須です。

1B

1Bの市場の一番の目玉はピート・アロンソになりますが、一方で、オーナーであるジム・クレインが来期予算の減額を検討しているという話が出ており、単年で契約できそうなポール・ゴールドシュミットあたりを狙ってきそうだと考えてます。
もしくは、ダナ・ブラウンGMが
「補強に関してクリエイティブにならなければいけない」
と語っており、そのトレード筆頭候補であるフランバー・バルデスの噂も出ている中、候補としてCLEの1Bであるジョシュ・ネイラーとプロスペクトをつけたトレードもありですかね??
ネイラーは、fangraphs算出の来期予想年俸が12Mとバルデスよりも安いことからHOUにとってはサラリーダンプになりますし、1Bの補強ができます。
CLEとしても先発の補強になるため、成功すれば互いにいいトレードになるのではないのでしょうか!
↓GMが話しているバルデストレードの記事

3B

3Bの補強ですが、
ぶっちゃけ、勝負するなら他の野手よりブレグマン再契約でいいじゃん!
というのが僕の思う見解です。
まず何といってもフランチャイズプレイヤーでもあり、チームの顔でもある彼ですし、今年はゴールドグラブ賞も受賞しました。打撃成績は少し下降しているものの、HOU傘下に年間通してブレグマンほどの活躍が期待できる若手選手がいるわけでもありません。
懸念点としては、代理人がスコット・ボラスということもあり、金額的にもかなり高めの契約を要求されるのは間違いないですが、彼を一人の人間としても3Bの選手としても一番欲しているのはわがAstrosではないでしょうか?

※追記。。。彼が3B以外にも2Bプレイヤーとしてのコンバートも受け入れるとの報道が出ました。あくまで移籍市場の範囲を広げるためのコメントだと思いますが、他選手の負担軽減やポジションの融通性を鑑みても選択肢が増えるのはHOUにとっても助かる話です。
(2016~18までの3シーズンで9試合しか守っていないセカンドを果たしてきちんと守れるかは不明)

その他の選択肢としてキム・ハソンもチーム的にはフィットしそうですよね!
高いレベルの守備力で3Bも守れますし、ぺーニャやアルトゥーベが有事の際にはバックアップで守ることができます。打撃も一定以上の活躍を期待することができますが、同様に他のチームからのオファーもあると思いますし、今年の怪我が来年以降に響かないかも少し不安要素になるかと思います。

中継ぎ

中継ぎに関してはにジョシュヘイダーブライアン・アブレイユがいますが、彼らにおんぶに抱っこの状態が続いていました。
にもかかわらず、セス・マルティネスペン・マーフィー等を放出するというよくわからない動きをしたダナGMがどういう補強をするのかに注目しています。
投手の育成に関しては以前からうまくいっているので、若手選手を試しつつ、アンドリュー・キットレッジ等、低コストで抑えられそうな人材を獲得する動きに出るのではないでしょうか?
あとはモンテロの再復活にほんの少しの期待をしつつといった感じですね。

頑張ってくださいほんとにもうwwwww

その他

その他のポジションですが、
先発と外野は、現行のままでも問題はないですが、控えレベルの選手を獲得すことはあり得るかもしれません。
外野は今年と変わらずの布陣はそろってますし、先発はバーランダーと、菊池が抜けますが、故障明けのルイス・ガルシアやクリスチャン・ハビアーも復帰予定に加え、ハンター・ブラウンやロネル・ブランコ、今年デビューし圧巻のパフォーマンスを見せたスペンサー・アリゲッティなどもいる状況なので、前述したバルデスがどうなるかによって先発を取る取らないが別れる気がしています。
個人的願望で申し訳ないですが、もし先発を取るとしたら菊池雄星選手の再獲得を期待しています。
コービン・バーンズやブレイク・スネルは間違いなく予算的に取れないですし、Astrosを気に入っていただけてるとしたら人間的にもパフォーマンス的にもぜひ残ってほしいです!
(ただしクライアントはボラス)


立ち止まるを選択


※ここから先は少しネガティブに思われる話が含まれます
MLBのコアなファンには「なに言ってんだコイツ。。。」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんがご了承ください


僕個人の意見
正直な話をするとAstros王朝は終了したと思っており、一度立ち止まるべきだと思います


HOUの現実。。。

今のAstrosは例年に比べ出力、質ともにグレードダウンは否めません。 アルトゥーベ、ブレグマン、アルバレス、タッカーの次世代コア4に関しては今でも一定以上の活躍をしていますし、キャッチャーのヤイナー・ディアスも正捕手としての地位を確立しました。 しかしその他の選手は控え選手としては合格点レベル、もしくはそれ以下の選手しかおらず、一番打撃の期待をしたい1Bのポジションでは、ホセ・アブレイユがいなくなって以降、ジョン・シングルトンかキャッチャーのどちらかを使うような状態。。。 加えて次世代コア4のうち、アルトゥーベは年齢による衰えが守備に表れてきてますし、ブレグマンは残留するか不明、タッカーは来オフFA対象のため、
勝負できるのはこのままだと本当に2025年が最後になると思います!

実際は2028年前後でブラウンや、ペーニャ、その他今のレギュラーメンバーのほとんどが契約延長をしない場合FA予定ですし、
2028年までは戦い続けると思いますが後4シーズンも王朝を築き続けるとは到底思えません。
今の戦力でも他球団の動き次第では2025年は地区優勝を狙えますが、今期と同じくワイルドカード、もしくはALDSで止まってしまうことを懸念しています。
球団としてもファンとしてもコンテンダーである以上、最終目的はワールドシリーズなわけですからね
かといってチームの方針として予算を減らしたい⇒大物の補強を狙えないならば、若手の台頭に期待、、、、したいところですが今の全体プロスペクトでは外野手のジェイコブ・メルトン一人だけ
もちろんプロスペクトのランキングがすべてではないですが、MLBレベルで大活躍を期待できる選手が複数いるわけでもないのというのもまた事実です。 ではどうするのがいいと思うのか、⇒問題はここですよね

1.再建に走る

こちらはあまりいいアイデアとは個人的に思いません。
先にも述べたように今のコアメンバーで勝てる地区でもあることに加え、プレーオフに行った後は運の要素も含まれると考えれば、掴んだチャンスを自ら潰すのはナンセンスです。
主力選手を放出し若手選手を獲得しながらファーム組織を充実させることは悪いことでもないですが、再建が成功しなければ暗黒期が続くだけになってしまいます。
それからアルトゥーベはもちろんのこと、5年95Mの長期契約をしたヘイダーを獲得した意味が全くありません。
再建をすることはフロントとしても失敗を認めることを意味しますし、そうならないよう勝負を仕掛けていくと思いますので、この案は僕もあまり現実味もなくあまり考えていません

2.再編をする


こちらが僕が思う一番の理想です。(ブリッジイヤーですね)
ただ再編のタイミングは2024年からやるべきだったし、今年やるには遅すぎるとも考えています
実はこちらに関しては2024年の4月に大きく負け越し、開幕ダッシュに失敗したあたりから思っていたことでした。
その内容がこちら

1番やってはいけないのはTDL付近で勝率5.00前後のまま買い手になることだと思います。今年がポストシーズンに行けるラストチャンスと思いますが、焦って買い物しても来年以降の再建にかなり時間がかかってしまいます。

プロスペクトが枯渇してる分、今年FAになる選手や保有年数が少ないBregmanだったりValdezなどを使って内野や先発などの若い選手を取れればと思ってたりしてます。Altuveの契約延長もあり、またHaderも長期で囲ってしまってる関係上、再建ではなく再編を目指す形が理想的かなと思います。
------------------------------------------------------------
Tucker(タッカー)の契約延長が難しい場合を前提として、勝率5割を下回るようであれば
完全解体↪︎再建を見越した上でのTuckerをトレードする方法も、いい対価を貰えるのでそれも一つの手かもしれません。(そうはなって欲しくない)

note内容一部抜粋

実際春先はあまり強くないHOUですが、今年はいつもとは違うと弱さを感じており、選手の実力なのか、怪我人が多かったからなのか、フロントの問題なのか、どれが一番起因しているかわからないですが、
全てにおいて課題があったことは否めません。
夏場以降に立て直し、若手の台頭や菊池の獲得など特に投手の頑張りでプレーオフに行けたわけですが、ワールドシリーズには行けてないですよね。

そして菊池のトレードの件に関して、
彼は移籍して本当に素晴らしい活躍を見せてくれました。
彼が登板するとチームも勝ちますし、チームメイトとも溶け込んでいる様子で彼の登板を見るのが本当に楽しかったです。
しかし、対価を考えるとやはりワールドシリーズ優勝、もしくは契約延長がなければ、トレードは失敗だったと思う気持ちは今でも変わりません。
 加えて、メインで獲得したのは菊池のみですし、その時から穴だった1Bを獲得してくることもしていません。

Ifをつけると
・バルデスなどをトレードしていたら、、、
・菊池選手を獲得せず交換した選手を育成する期間にしていたら、、、
と考えれば若手選手の獲得に加え、再編を一年早めに行えたかもしれません。
どうしても今勝負したいのであれば、残りのプロスペクトを放出してでも野手の獲得はするべきだったと思います。
(長期的ではなく目先の勝利を望むことを検討するなならファームを焼け野原にしても本気で勝負を狙うべきだったという解釈です)

菊池選手を獲得しただけで、勝てると思ったの?本気で世界一取れるとおもったの?それが無理なら中途半端に補強しなくてよかったんじゃない?
というのが全体的な総評です

TDLの感想と菊池の評価に関してはこちらに記載してます↓


とはいっても所詮はタラレバですし、過去を振り返っても仕方ないので
今から再編するなら。。という目線で話してみます。

A.バルデスを売る

まずバルデスのトレード。こちらは勝負にしろ、再編にしろまず一番の筆頭候補です。
前述した年俸削減という点、それから今の成績であればかなりバリューがあり、それなりにいいプロスペクトを複数獲得できると予想できます。投手育成には定評があり来年さらに昇格できそうな選手もいるので、正直痛みを伴う面もありますが放出するなら,,今,,なのかなと思います。


B.タッカーの放出

彼の放出が現実になれば、バルデス以上に対価に期待ができます。
一方でタッカーのトレードに関しても少しだけ噂も出てますが可能性は低いと思います。

トレードに関する記事↓


懸念点として、タッカーのようなプレミアムクラスの選手は簡単に出てくるわけでもなく、トレードで獲得した選手がタッカークラスになる確率の方が低いです。
一番は契約延長ですが、とてつもない価格になるので、そもそもうちが払えるかすら怪しく、金銭闘争で負ける可能性が高いです。
また、バルデスと違い、外野ですぐ上がれる有望選手がそこまでいないところも悩ましいところですね。。

この二人に共通して言えることは、出すなら今オフがベストでしょう

基本的にTDL付近で売り手になるケースは、プレーオフ争いから脱落しそうなチームが基本ですが、そもそもチーム成績が悪いときは選手の個人成績も悪化することが多いと考えてます。
もちろんチームは負け越しても個人選手の成績が安定しているパターンもあり得ますが、今万全の状態で価値が高く、獲得した球団が少なくとも1年保有ができることを考えれば今がいいのかなと。。。

C.大穴 ブライアン・アブレイユ

再編するなら、彼もありだと思います。
2年連続70試合以上に登板したタフガイで、高い奪三振能力に加え、獲得したチームは26年まで安価な高出力のリリーフを獲得することができます。
 そのためHOUからしてもそれなりにいい見返りをもらえますし、中継ぎの選手が一番替えが効くと思っているので放出してもいいのかもと思った次第です。
(登板過多による爆発⇒怪我という不安材料もあります)
懸念点は今リリーフの頭数がそろっておらず、状況によってはヘイダーにしか頼れない可能性だってありますので、
選手の量、もしくは質が担保できる状態になってからの放出がいいのかもしれません。

長々すみませんw結論どうしてほしいかというと、
そのポジションで替えが効く、あるいは契約が切れる選手を、価値があるうちに放出し、若手を補強してほしいということです。

自分が再編をしてほしいと考えたときに完了させたいのは
2027年、早くて26年と思ってます。

来年は今年昇格した選手をメインに使いつつ、もし傘下3位のブライス・マシューズが早期昇格すれば、ペーニャ含めた三遊間のいい競争相手にもなりますし
25年オフに不良債権化したモンテロやアブレイユの契約が切れるタイミングで、その資金を補強に使うことも可能です
今のまま走るのか、それとも立ち止まって深呼吸をするのか、HOUフロントの腕の見せ所が今まさに試されています

まとめ。。。


ここまで長ーく書いてきましが、自分で書いてても一長一短ですごく悩ましいです。

もちろん、心ではブレグマンやタッカーに思い入れがあるので残ってほしいですし、菊池選手にも同じことを思ってます。
再編するとはいってもいざ勝負の際に、他球団と勝負期のタイミングが被る可能性だってありますし、うまくいく確約はありません。
だからこそ今持てるだけの知識を振り絞ってHOUフロントは勝負にかけてるわけですが、判断を誤ってガス欠(再建突入)になれば再編以上に時間がかかります
再編にしろ勝負にしろ中途半端になるのが一番危険なので今後の動向に注目したいと思います!

終わりに


ここまでご覧いただきまして本当にありがとうございました。
勝負するなら、立ち止まるならと真逆の話を同じ記事に書きましたが、それくらいHOUの動きって本当に難しいんですよねw
 いろんな方の意見を聞くたび、情報を追うたびに自分の意見が右往左往しています。
でもそれって個人的に悪いことではないと思うんですよね
知らなかったことを知る機会にもなりますし、情報を聞くことって楽しいじゃないですか?
僕の日頃のnote,スペースに関して、皆さんのためになっているかは大いに疑問ですが、楽しんでいただけるように日々頑張っていきますので今後ともよろしくお願いします。

今年はHOUのチームとしてのnote投稿は終了の予定ですが、選手の動向や、個人的に好きな選手の話なんかはまたネタがそろい次第、記事にしていこうと思いますので温かい目で見守ってください
ありがとうございました!


                                          ~Dora~

参考にした記事やサイト



いいなと思ったら応援しよう!