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~THANK YOU! U Say ~

『会うは別れの始め』
という言葉があります。
出会いとは付き合いの始まりであると同時に、別れの始まりでもあるということわざです。
「出会いがあれば別れもある」という言葉のほうが馴染みのある言葉だと思います

仲の良かったクラスメイトとの別れ、大好きだったあの子との別れ、仕事を共にした同僚や上司との別れなどなど、皆様もこれまでの人生の中でたくさん経験したのではないでしょうか?

人との別れ以外にも長年使っていた車とか、推しのドラマやアニメ等が最終回を迎えた時など様々な「出会いと別れ」がありますが。
嫌な思いをしない限り、特に親しい人や、大好きだったものほど別れというのはつらく、前を向くのは時間がかかってしまうものです。

僕の趣味でもある野球にもそれはつきもので、特に移籍の多いMLBでは大小ありますが、オフシーズンやトレード期限(TDL)付近で頻繁に行われます。
そして我らがAstros(以下HOU)でも今オフFAとなった菊池雄星選手がAngels(以下LAA)へと移籍しました!

特に春は出会いと別れが多いですよね。。。(尚今冬)

改めまして、お疲れ様ですDoraです!
今回は菊池選手の動きに関してHOUファンの思いを話していきたいと思います。


1.突然のお知らせ

それは前触れもなく訪れました
日本時間11/25日の夜、就寝の準備をした後、何気なくX(Twitter)を眺めていたらJon Heyman記者からこんなツイートが投下されました。


「??????????????」
最初このツイートを見たときの感想です

眠くて文字が見えなかったわけではありません。疲れていたわけでもありません。脳の処理がおいつかなかったんですw
何度も誤報を祈り、何度も偽アカじゃないか確認しましたが、
他の有識者アカウントも追随して菊池の移籍を報道し、Heymanさんもご本人のアカウントでした

(まさか同地区に行くなんて(´;ω;`))

各球団からの公式発表は11/26日時点ではまだですが、おそらくメディカルチェックに問題がなければ近いうちにコメントがあるでしょう

もう本当に驚きましたよ。。。こんなツイートするくらいさすがに気が動転しました

2.球団それぞれの視点

Doraさんがどれだけ阿鼻叫喚していたことをわかっていただいたかと思いますので今度はそれぞれの視点で話していきたいと思います

A.LAAの視点:その①

まず今オフの動きとしては現時点で30球団トップクラスの補強スピードを見せてます
カイル・ヘンドリックスと1年2.5M
トラビス・ダーノウと2年12M
ケビン・ニューマンと1年2.75M
菊池雄星 3年63M NEW!!
で獲得

それからホルヘ・ソレアに関してもトレードで獲得してきたりと
デプスの確保や弱点の穴埋め等チーム強化を進めています。
これらを見るあたり、今期90敗以上したチームですが来期もコンテンドしていく、勝負をしていく姿勢なんだというのが分かりますよね、


それに加えての今回の菊池の補強、、、
詳しいLAAの戦略は不明ですが個人的にはこの獲得は大成功だと思います。

一番のメリットは何といってもクオリファイング・オファー(以下QO)の対象選手ではないことです

基本的にQOを提示された選手を他球団が獲得した場合、契約した球団は財務状況にもよりますがドラフト指名権を1つ以上失いますし、選手の元所属球団(今回でいうHOU)がドラフト指名権の補償を得る

これにより、LAAは単純に契約金のみでその選手を獲得することができるため、それ以上の懸念点がないということになります。
そして年齢が33歳というのもあり、財政的にそこまで余裕がなくても、菊池選手を欲していた球団は複数いたと思いますが、ハイクラスの選手から基本的に獲得が決まっていく中、このタイミングで契約をまとめてきたフロントには脱帽しかないといった感じです。

正直これだけの選手を獲得してもこれでプレーオフを狙えるチームになるかは疑問ですが、それでも今やれることを、的確にしてきたなといった感想)

A.LAAの視点:その②


もう一つ、環境面でもフィットしそうですよね!
Angelsがチームを置く西海岸のロサンゼルスは気候が良く、温暖な土地です。雨も少ないので、選手にとってもプレーや生活の面でいい環境なのかもしれません。
そして過去に在籍した日本人選手も多く、松井秀喜選手や谷川滋利選手など
直近ですと大谷翔平選手も長期で所属していたことで
LAAの球団が日本人選手に対しての「指導面でのアプローチや、親しみやすさ」も比較的いいのかな、という感想を持ちました


また日本人向けのレストラン等のサービスが充実していることも、菊池選手とその家族にとっても後押しになると思います。

B.HOUの視点:戦力面


かなり痛いですw

本来は量と質それぞれでクオリティが高かったはずですが
相次いでけが人や不調の選手が出てきた中、フランバー・バルデスやハンター・ブラウンに次いで、移籍以降はしっかりローテーションを高いレベルで守ってくれました。単純にそんな選手が、チームを離れることは戦力ダウンになるのは当然だと思います。

ただ、もう一つ痛いのは先にも述べたQO保証がないことです。
これによりただ同然で、ライバル球団に質のいい選手を渡したことになります。
しかも彼は今季BlueJays(以下TOR)とのトレードで加入したため当然見返りを渡しているわけですが、マイナーの選手層も高くない中、プロスペクトを3人も放出し獲得しているわけです。

厳しい言い方になりますが、今期だけで計4人の選手をほぼ無対価で他の球団に差し出したわけです。(HOUは慈善団体ではない)

ですからnoteや様々な場所で話してますが、あのトレードに関しては個人的には納得がいっていないことが多いです。

「地区優勝したじゃん!プレーオフにも行けたじゃないか!」

わかります。僕たちファンやチームにもたらされた恩恵はちゃんとありました。

しかし、我々のチームはプレーオフに行く、若手を試しながら、来年以降を見据えてのチームズづくり!
ではありません。
その先のWS優勝でないと失敗になるわけで、あの当時に補強しなければいけなかったポジションは他にもあったわけです。
マイナーを枯らし切ってでも勝つためには動くべきだし、そうでなければ補強するべきではなかったと思ってます。
全てにおいて中途半端になってしまいました。

(もちろんあの動きのみでWS行けると判断していたとしたらそれまでですが。)

では来年以降も勝負するとして菊池獲得はしなくてよかったのか。。。

しなかった⇒出来なかったに近いかもですね。
あすとろのーとさんもnoteに書いてますが、ペイロールの問題で補強に使える資金がほとんどありません。

くわしくはこちら↓


僕も少しオフと来年に向けた話をしてるのでよかったらぜひ↓

あとはnoteにも書いているように他の選手の再契約や長期契約をするのか。。。
出来なかったとしてもそちらの方が最優先事項になると思います。

来年以降も投手に関しては、既存のメンバーと怪我明けの人も帰ってきますし、マイナーにも面白そうな選手は何人かいますので、現行のまま戦うのか、それとも補強をするのか、注目していきたいと思います。

まとめ。。。

少し菊池選手の話からそれてしまいましたが、今回の菊池選手のLAA移籍に関して、

改めて心情的なことのみで話すと、
やっぱり寂しいですよ、、、」
あの椅子からひっくり返りそうなトレードの一報から約半年、時がたつのは早いですねw

この時はもう。。。本当にもう。。。。(笑ったよw)

あれから自分のnoteのレベルが上がったかは疑問ですが菊池選手はHOUに加入し、懐疑的だったHOUファンを実力で黙らせました。

選手やコーチに助言され投球割合を変えたり、チームメイトと密なコミュニケーションをとったり、勉強熱心で努力家な彼だったからこその成功と今回の素晴らしい契約になったのだと思います。

彼が投げればチームも勢いそのままに勝利したりと本当になくてはならない存在でした。

また彼のSNSやnoteでの発言にもあるように家族思いな面には本当に心を打たれました。
言語化することが難しく、詳しくは彼のSNS等をぜひご覧ください!
※特に彼の直近のnoteには選手目線のトレードの動きや周囲の家族の支えなどが書かれていたり心が温まります。

ファンだからこそ、
~選手は出した方がいい、~選手は対価がこうだから、、
なんて簡単に言えますが、改めてその大変さというのは痛感しましたよね。

彼から学ぶことは選手もそうですが、ファンである僕自身も
彼のように周りに愛される素敵な大人になりたいと強く思いました。


Twitterより、本当に素敵な笑顔ですよね


終わりに。。。


ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回は選手の移籍に際して資料やデータを記載していませんが、詳しい成績をご覧になりたい方は、僕やのーとさんの過去の記事や、Fangraphs、MLB公式などをご覧ください。

あと急遽過ぎたこともあり、動転しまくって誤字脱字等があればお許しください(o_ _)

また、追加でHOUの最新情報や他選手の獲得などがあれば追って何かしらの形で発信していきますので今後ともよろしくお願いします!


PS~別れがあれば出会いもある、、、、ということは何かしら大きな出会いがある、、そういうことだよね?DanaGMさん??

では(。・ω・)ノ゙



          ∼Dora∼





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