土産話
土産話/Creepy nuts
僕がヒップホップを聴き始めたのは中学時代。何がきっかけか覚えてないけど、人生で初めて買ったのはRIP SLYMEの『FIVE』。赤塚プロのジャケットはファンキーで可愛いし、アルバム全体の完成度が高くてずっと聴いてた(プロデューサー目線)。そこからm-flo、RHYMESTER、SOUL'd OUT、MIC BANDITZ、Teriyaki boyz、Steady & coとかを聴いてた中高時代。生き方がヒップホップだったわけでもなく(東京生まれ、ヒップホップ育ち、悪そうなやつの母ちゃんと友達、優等生、進学校、国公立、バツイチ)、流行りのヒップホップを聴いてたわけでもなく(キックザカンクルーとかケツメイシとかDragon Ashは聴いてなかったけど今は好き)、ディープなヒップホップに足を踏み入れたわけでもなく(般若さんもZeebraさんも知らず)。なんとなく好きなものだけを聴いてそ育ってきたんです。
そんでしばらく新しいものは聴いてなくて、この5-6年は芸人さんのラジオに没頭して、その流れでCreepy nutsのANN0を聴き始めて。なのでニワカながらも彼らの新譜が出る度に、彼らの露出が出る度に、我が子の成長を見守る親の如く感動してます。
『土産話』は彼らの生きてきた道標を感じます。聴いて感じ取れたことは僅かですが忘れないように備忘録としてメモっときます。
>なぁ相方、大事になったな
ラインでは松永のことを「相方」って呼ぶR
>本当は俺実家のままで
なんかRIPのオマージュの気がする、元が思い出せない、気がするだけかも…
>例のふたりとダブらしたたりないところ
みなさんご存知あの2人、感謝を忘れない姿勢を感じる。
最後のアウトロと松永のスクラッチのところ、RHYMESTERのなんかのサンプリングの気がする(Hay, DJ JINの「真の男とは酒飲んで硬派」のとこ)…
酔に任せて書きました、Buenas noches...