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苦手な人もとい自分へのメッセージ
知り合いの30代後半の女性、
今まで一度も男性と付き合ったこともなく
もちろんそういう経験もないのだけど、
結婚願望はものすごくあって
尚且つ年齢的に出産にも焦っている。
最近は若い子の親の方が自分と年齢がちかいという出来事があるたび、焦り、悲壮感がとまらないようだ。
年齢もちかいし自分みたいだなぁ、と思う部分もあるが、
彼女と話してるとものすごく疲れる‥。
自分みたいだから疲れるのかなぁと思っていたけど
私はそこまでネガティブな感情は人には言わない。
それに、彼女から「仲間認定」されているのが私のプライドが許さないのだろう。
なんと小さい人間なのだろうかと自分でも思う。
彼女はなんで、愚痴れるんだろう。
私は傷の舐め合いみたいなことはしたくない。
ネガティブな意味ではなく、生物的に中年期なことは紛れもない事実である。
残酷だが、生物的に妊娠可能な年齢も決まっている。
そのボーダーラインが近づいてきているのに、
変わらない日常に焦るのは痛いほどわかる。
気持ちがわかるから、話してて疲れるのだろうか。自分ごとのように捉えてしまうから。
ただ、あまりもう彼女と話したくないのが正直なところ。
これでもし、私が結婚したら彼女はどう思うのだろうか。
仲間が結婚できたから、自分も望みがあると希望をもってくれるのか、はたまた‥。
勝手な仲間意識は、そこそこにしといた方がいいと思う。
*
以前の記事でマッチングアプリで知り合った男性のその後を偶然知った記事を書いた。
奥さんになった人のXを今一度ちゃんと読んでみたら、出会って数ヶ月で結婚したようだった。
2人とも婚活をしていたから、話が早かったのだと思う。
プロポーズ、指輪、職場への報告、家族の顔合わせ‥
私が羨ましいと思っていることのオンパレードなはずなのに、
全く羨ましい気持ちにならなかった。
嫉妬してたらこんなにまじまじと彼女のXを見ることはできない。
冷静に、感情が悪い方へ動くこともなく、
真顔で読んでいた。
奥さんも私と同じくらいの年数一人暮らしをしていて、婚活に疲弊してる中、ある日突然彼に出会い、今に至る感じだった。
嫉妬なんて微塵もなく、なんだか自分のパラレルワールド を見たような不思議な気持ちになった。
私は彼と付き合いたいとは思わなかったけど、
もしそこで、この人にする!という違う決断をしていたら、きっとこうなってたんだろうな、と思う。
結婚はしたいし焦っているのに、
本当に、全く羨ましくない。
相手が彼だからなのだろうか。
いや、自分のどタイプの男性とずっと同じ家で過ごすって考えても
なんだか気持ちがどんよりする。
ひとりにならないとリラックスできない。
私は、かなり矛盾している‥。
*
冒頭のネガティブな彼女に出会ったのも、
きっとなにか意味があるのだと思う。
彼女に本音を言えるとしたら、
それは自分自身に対しても言えることだ。
「他人の人生は全く別物だから勝手に仲間だと思わない方がいい」
「結婚出産から一旦思考を離して、他の楽しいことを見つけた方がいい」
「誰でも年はとるから受け入れていこう」
「どんなに焦ろうとも、深く悩もうとも、
あと40年くらいで必ず死にます。必ず。」