主要キャストがその後全員大出世した、幻の土ドラ【カラマーゾフの兄弟】がTVerに!
2013年1月〜3月まで放送されたドラマ『カラマーゾフの兄弟』。
フジテレビがこの頃試験的なドラマを放送して、話題になった土曜深夜枠、略して土ドラの中の一つ。当時リアルタイムで見ていたのですが、以下主役の市原隼人以外のキャストがほぼ無名でした。
キャストは以下の通り。
黒澤勲:市原隼人
黒澤満:斎藤工
黒澤涼:林遣都
黒澤文蔵:吉田鋼太郎
黒澤詩織:安藤サクラ
末松進:松下洸平
入江悟史:滝藤賢一
痛烈なキャラクターがドラマのストーリーはさておき、とにかく脳裏に焼き付く
このドラマって、ストーリーはお父さんが惨殺されて息子3人が容疑者で延々取り調べ室で、滝藤賢一演じるいじわる警察官に取調べされ、過去を振り返る、みたいな話。
カラスがやたら羽ばたいて、画面は暗いし、音楽は重厚で重苦しーんですよ。
これ以外、話の内容は覚えてない、正直。
でも、だれがどんなキャラだったかはいまでも鮮明に記憶に刻まれてます。
斎藤工。この翌年昼顔で大ブレイク
斎藤工はたしかこのドラマのちょい後にアウトデラックスに出演して、永遠の【ネクストブレイク】と言われ続けてる、といってました。そうなんです、結構このドラマの前も出演は多いみたいですね。マツコに見た目のエロさがやばいって絡まれてました。
しかし、そのジンクスを断ち切り、見事に翌年の2014年、昼顔で大ブレイク。
滝藤賢一さん、吉田鋼太郎さんは半年後半沢直樹。
この半年後に半沢直樹は放送だったんですね。私の記憶ではこのお二人、このドラマで初めて見た印象が強すぎて、半沢でのいい人キャラに違和感すら最初ありました。それだけインパクトがすんごいキャラだった。
また、吉田さんは言わずもがな【おっさんずラブ】で全く新しい境地を開拓し、カラマーゾフのお父さんから720度キャラ変更のアクロバティックな守備範囲の広さを見せてくれました。一月から地上波ドラマの主役のようですし人気はすごいです。
滝藤賢一さんもドラマの主役やCMなど大ブレイクですよね。あの、一度見たら忘れられない顔というか、声とか、好きです。
安藤さくらはお母さん役だってさっき知ったし、松下洸平もあの滑舌悪めの使用人だったなんて。。
安藤さくらさんはすでにこの頃映画やドラマの出演が結構あったんですが、一般的認知は低かったとおもいます。回想シーンでやたら悲しげなお母さんが印象的。その後ゆとりですがなにか、や朝ドラ主役にまで。このドラマのプロデューサーすごいなほんと。
そして、前回も書いた松下洸平!!!!
まさかの末松(使用人)だったなんて、わたしが一番驚いてる。笑 なんか滑舌悪いやつだなーっておもってたけど、たしかにこのドラマの最後のどんでん返しに関わるからね。重要な役どころ。
林遣都はすでにプチブレイクしてたが
林遣都くんはデビュー作のドラマで主役をはり、賞をいくつも受賞していて、このドラマの前にも連ドラに結構出てた。闇金ウシジマくんや悪の教典など、不遇な男子やらせたらピカイチです。
で、やっぱり吉田さんとおっさんずでいい役どころだったよね。ツンデレ後輩男子。
まぁ、実力者をキャストに揃えていたとはいえ、当時一般的には無名といっても過言では無い俳優たちが、全員が全員この後大ブレイクしたのは凄いドラマだったと思うんです。
強いて言えば、主役の市原隼人くんはこの辺りがピークだった感もちょっとあるけども、、主役としてではなく、脇を固める方でいまは活躍してる印象。
とにかく、お父さん(吉田鋼太郎)だけでも見てほしい
こころの片隅でくすぶってた、いつかカラマーゾフの兄弟を話題にしたい私の欲求が、TVerで放送されていたのをきっかけに、書きたい!!!となりました。
まだ見てない方は、見てほしいし、ちょっとダレるんで、時間ない方は吉田さんのシーンだけでもぜひw