ただ守りたい… 127話
10時頃
乃木高正門受付付近
清宮: さぁ、レッツゴー!!
筒井: はしゃぎ過ぎ、レイ。恥ずかしいじゃん。
清宮: え〜でも、もう楽しいんだもん!!
筒井: それは分かるけどさ〜
蓮加: 笑、何気にあやめんも、楽しげな顔してるけど?
筒井: …そりゃだって、こんなお祭りみたいなところにいたら、そうなるよ。
清宮: だよね!!まるで、夏祭りみたい!
蓮加: いや、夏祭り以上でしょ。この盛り上がり方は。
清宮: いや〜一昨日、昨日に来れなかったのが悔やまれる!
筒井: それはしょうがないよ。学校あったし。
清宮: うん!でも、今日は休みにしてくれて、最高!!
筒井: 乃木高と乃木中の強い繋がりを感じる…
??: 笑、まぁ、近いし、普段から定期的に一緒のイベントをやったりしてるからね。
清宮: あ、元気!チャージ終わった?!
元気: うん。
清宮: クーポン券も登録した?!
元気: もちろん笑
蓮加: 球技大会でMVP取った甲斐があったね。
元気: あの時、頑張って良かったよ。
清宮: ってか、良介は?
元気: ん?良介なら…あ、来た来た。
鴨田: よいしょっと…ふぅ…人多過ぎ笑
筒井: だよね笑
清宮: じゃ、みんなカードをゲットできたことだし、行こう!!
元気: うん。まず、どこ行く?
清宮: そりゃあ、やっぱり…ね!
隣にいる蓮加を振り向く。
蓮加: 笑、もちろん、お兄ちゃんとお姉ちゃんのとこ!
筒井: 分かってた笑
元気: まぁ、そうなるよね笑
鴨田: お兄さん…久しぶりに会うな…
元気: あれ、その呼び方って、許されてるんだっけ?笑
鴨田: おっとっと、嫌われるわけにはいかないから…○○さん…○○さん…よし!
清宮: じゃあ、早速レッツゴー!!
筒井: 待ってレイ。場所は分かってるの?
清宮: えーっと…
筒井: もう、突っ走らないの。
清宮: ごめんごめん笑
元気: …あ、あんなとこに…
蓮加: ん?
元気: …よいしょ…これ取り損ねてたね。
チャージ機の横に取り付けられていた箱からブックレットを持ってくる。
鴨田: それは…マップ的なのか!
元気: うん。さぁ、○○さんのお店は…
蓮加: 蓮加にも見せて。
清宮: レイも!
元気が持つマップに、2人が集まり鴨田は弾かれる。
鴨田: あ、ちょっ…
筒井: 笑、3人に任せとこ。
鴨田: …うん。
清宮: あった!教室校舎?の2階だって!
元気: 多分、その目の前の建物だね。
蓮加: ふ〜ん。
清宮: じゃあ改めて、レッツゴー!!
筒井: 走らないでね。
清宮: 分かってるって!
元気: ほら、良介も行くぞ。
鴨田: はーい。
教室校舎2階
元気: この2階の、一番奥…あ、あれじゃない?たくさん人が並んでるし。
筒井: っぽいね。
清宮: 行ってみよう!!……やっぱり、執事&メイド喫茶だ!!看板がある!
筒井: ほんとだ。
清宮: へぇ〜2つの教室でやってるのか!
蓮加: え、そうなの?なら、どっちにお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんだろう…
鴨田: おにい…○○さんとお姉さんに話聞かなかったの?
蓮加: うん。最近忙しそうで、中々聞けなくてさ。
清宮: じゃあ、あの立ってる人に聞いてみようよ!
筒井: 立ってる人?
清宮: ほら、あそこで腕組んで教室を見ている人!
筒井: お客さんじゃない?
清宮: いや、違うね。レイの勘では、プロデューサー的な存在の人だと思う!
元気: 笑、プロデューサーか。よし、聞いてみよう。
そうして5人は、いつも通り廊下から教室を眺めている堀に、話を聞きに行った。
清宮: あの、プロデューサーさんですか?!
堀: え?あ、うん笑。そうだよ。
清宮: やっぱり!笑
堀: よく分かったね笑。それで、どうしたの?
清宮: えっと、この喫茶店のルールというか、そういうのを聞きたくて。
堀: ルールか〜まず、うちの店は、入店の時に担当の執事かメイドを決めてもらって、その人が注文とかお会計とかゲームとか、全部やるの。
元気: 執事とメイドを途中で交代することとかは、できないんですか?
堀: うん。特別な事情がない限りは、基本できない。
元気: じゃあ、こっちの教室と、あっちの教室で執事とメイドは違いますか?
堀: もちろん違う。
蓮加: あ、なら、深川○○と白石美月は、どっちにいますか?
堀: ○○君と美月?2人なら今は、1組にいるよ。
蓮加: 2人とも1組…良かった。
筒井: 良かったじゃん。1組の方に行けば、2人に会えるよ。
蓮加: うん!
元気: …2人に担当してもらうってことは、できないんですよね?
堀: 残念ながら、それはできないかな。どっちか片方を担当にして、もう片方は仕事ぶりを眺めるぐらいしかできない。まぁ、運が良ければ、両方と喋れるかもだけど。
蓮加: そうですか…
清宮: どっちを担当にするの?
蓮加: う〜ん…
堀: ってか、なんで○○君と美月?
蓮加: 私、2人の妹なんです。
堀: え?そうなの?…ってことは、白石蓮加ちゃんだね。
蓮加: 蓮加のこと、知ってるんですか?
堀: うん。たまに、2人が話してるからね。大の甘えん坊だって笑
蓮加: ///そんなことを学校で…
清宮: あ、蓮加、赤くなってる!笑
筒井: んもう、そんな揶揄わないの、レイ。
堀: 5人は同級生?
元気: はい、乃木中の3年です。
堀: そっか。もしかして、みんな来年はここに来る?笑
清宮: はい!もちろんです!
筒井: 私もそのつもりです。蓮加もだよね?
蓮加: うん。
元気: 僕とコイツも乃木高に入ります。な?
鴨田: 笑、はい。
堀: へぇ〜笑…楽しみにしてるよ。あ、なら、この喫茶店の後は、第3武道場でやってるアクション道場に、是非行ってみて。
清宮: 第3武道場…どこですか?
堀: マップかなんか持ってる?
清宮: はい!元気。
元気: うん。どうぞ。
堀: ありがと…第3は…ここ。ここで、アクション道場っていう楽しい企画をやってるから、行ってみてね。
清宮: 分かりました!行きます!
堀: 笑、嬉しい。それじゃあ、うちのクラスの執事&メイド喫茶を楽しんできて。
清宮: はい!みんな行こう!ありがとうございました!
そう言って、堀に向かってお辞儀をし、5人は1組の列の最後尾に並んだ。
そんな様子を見た堀は…
堀: (これで来年の入部者が増えてくれると良いけど…にしても、美月の家系は美形が過ぎるな笑。あの子、中学生にしては大人っぽ過ぎるし、超絶美人さんだわ。それに、隣にいた元気っ子も、しっかりしてる子も美人だし……もはや、運命なのかもね、美人の周りに美人が集まるのは。あ、男の子の方は、優しそうだけど、顔に関してはノーコメントってことで笑)
と、1人評論家のように心の中で考えていた。
20分後…
執事(受付): お待たせいたしました。いらっしゃいませ、お嬢様方、ご主人様方。担当の執事かメイドをお選びください。
清宮: お兄さんの方で良いんだよね?
蓮加: うん。お姉ちゃんには悪いけど…
筒井: ってか、お姉さんの方、もう3枠埋まってるみたいだよ。
蓮加: え、ほんとだ。
清宮: なら、どっちにしろお兄さんの方しか、選べなかったんじゃん。
蓮加: だね笑
執事(受付): 深川○○ですね。かしこまりました。少々お待ちください。
鴨田: あ〜なんか、緊張してきた。
元気: 笑、なんでよ。
鴨田: だって、僕が○○さんに会ったのは、あの時以来だぜ。
元気: それは僕も同じだけど、良介の場合はな笑。認めてもらわないといけないもんな笑
鴨田: …うん。
元気: ま、その前に、蓮加さんに認めてもらわないとなんだけど笑
鴨田: …頑張ります。
清宮: ねぇねぇ、なんの話?!
元気: いや、良介に頑張れよって話してたんだ。
清宮: え、良介、何を頑張るの?レイも応援してあげる!!
筒井: 笑、後からね。ほら、もうお兄さん来たし。
○○: お帰りなさいませ、お嬢様方、ご主人様方。
蓮加: お兄ちゃん!!
鴨田: うわ…マジか…カッコいい…
元気: だな。
執事(受付): D席です。
○○: かしこまりました。それでは、お荷物をお持ちいたします。
蓮加: うん!
清宮: どうも〜
筒井: ありがとうございます。
元気: あ、僕はないです。
鴨田: お、お願いします。
○○: 笑、ご案内します。
執事に案内され、5人は6人席に座る。
○○: こちらがメニュー表です。ご注文がお決まりになりましたら、このボタンを押して、お呼びください。
清宮: はい!!
○○: 笑、失礼します。
お辞儀をして、○○は席から離れる。
清宮: いや〜カッコよすぎでしょ!
筒井: うんうん。
蓮加: ちょっとヤバすぎる…
筒井: 笑、ずっと目で追ってんじゃん。
清宮: もしかして、お兄さんに惚れちゃった?笑
鴨田: っ!!
元気: 笑
筒井: いやいや、蓮加は元々お兄さんにゾッコンじゃん笑
清宮: あ、確かに。じゃあ、惚れ直した?笑
蓮加: …ノーコメント///
清宮: 笑、顔赤くなってるよ!
元気: 笑、だって。
鴨田: …しょうがないよ。男の僕でもカッコ良過ぎるって思ったもん。
元気: おいおい笑
筒井: …あのモテモテのお兄さんと自分を比べないの。スペックからして、大きな差があるんだから。
鴨田: グフッ!
元気: え、あ、あやめさん。
筒井: それに、一々そんな弱音を吐いてたら、叶う願いも叶わなくなるよ。
鴨田: ガハッ!
元気: …
筒井: だから、元気出して。いつも通りの良介でいいの。
鴨田: …うん。頑張る。
筒井: 笑
清宮: ん?何の話?!
筒井: メニューどうしよっかな〜って。って、蓮加もそろそろメニューの方に、目を向けなよ笑
蓮加: あ、うん。
清宮: 何頼もっかな〜
元気: (さすが、あやめさん。大人しそうに見えて、しっかりしてるし、何より毒舌笑)
筒井: 普通の喫茶店にありそうなのは、全部あるね。
清宮: そうだね〜
元気: そういえば、あの列に並んで待ってる時に、オムライスを頼むと、特別なサービスを受けられるって聞いたよ。
清宮: 特別なサービス?!なんだろう…
元気: …良介ボソッ
鴨田: ん?
元気: もう1つ、話を聞いたろボソッ
鴨田: …あっ!あと、1000円以上頼んだら、担当の執事とゲームができるみたい。
清宮: ゲームか〜なんか、あのプロデューサーさんも言ってたよね、担当の人とゲームができるみたいな。
筒井: 確かに…その1000円以上って、1人あたりかな?
鴨田: そこまでは分からないけど…
元気: まぁ、それは○○さんに聞いたら良いじゃん。
清宮: だね!じゃあ、早く注文を決めよう!
蓮加: 蓮加、オムライスね!
筒井: 特別なサービス目当て?笑
蓮加: 笑、もちろん。
少しして…
清宮: ボタン押すよ!
筒井: どうぞ。
清宮: ポチッとな!
ピロロロ
清宮: すぐ来るかな〜
筒井: 来るでしょ。
○○: ご注文ですね。
清宮: ほんとにすぐだ!
筒井: 笑、はい。和風パフェと、オムライス、フライドポテト大盛り、みかんパフェ、大学芋、あとコーラ4つに、ブラックコーヒーをお願いします。
○○: 和風パフェに、オムライス、フライドポテト大盛り、みかんパフェ、大学芋。飲み物が、コーラ4つと、ブラックコーヒーでよろしかったですか?
注文表に羅列してあるメニューの中から、筒井が言ったものにチェックをつけつつ、復唱する。
筒井: 大丈夫です。
○○: かしこまりました。
元気: あの、1000円以上頼めば、ゲームができるって聞いたんですけど。
○○: はい、今回は2000円を超えていますので、お二人様が、ゲームに挑戦できます。
蓮加: そのゲームって、お兄ちゃんとやるの?
○○: そうです。私とゲームをして勝ったら、この文化祭で使える、クーポン券をゲットできますよ。
清宮: クーポン券…いや、勝負!絶対に勝つ!!
筒井: 笑、ならゲームをするのは、レイと…
元気: 僕は良いよ。蓮加さんがやるでしょ?
蓮加: え、良いの?
元気: だって、やりたそうだし。良介もそれで良いよね?
鴨田: うん。
蓮加: 笑、ありがと。
筒井: じゃあ、レイと蓮加がゲームに挑戦ってことで。
○○: 笑、かしこまりました。では、失礼します。
そう言って、○○はチェックをつけた注文表に自分の名前を書きつつ、それをキッチンの方に流す。
清宮: ゲーム!何のゲームなんだろうね!
筒井: 少なくとも、テレビゲームとかではなさそう。
元気: 笑、そりゃあね。
清宮: 絶対に勝つんだから!
鴨田: 笑、ほんと、レイさんは勝負事に負けたくないんだね。
清宮: 当たり前でしょ!負けたら悔しいし!
筒井: 笑…で、蓮加は次は、どこを見てるの?
蓮加: ん?お姉ちゃんを見てるの。ほら、あそこ。
筒井: あぁ…うわぁ、また一段と可愛くなってる…
鴨田: 蓮加さんのお姉さん?………嘘…だろ…
元気: へぇ〜これまた美人さんだ。
鴨田: いや、美人過ぎて、もはや、美の暴力…
蓮加: 笑、そんなこと言ってたら、麻衣お姉ちゃんを見た時、良介はどんな反応をするのか、気になるよ。
鴨田: え、あれ以上が存在するの…
蓮加: 美月お姉ちゃんは、まだ可愛さも残ってるけど、麻衣お姉ちゃんは、もう…
筒井: 美の化身って感じだよね。
清宮: 女神様!!
鴨田: …絶対に僕は、目を合わせられない…
蓮加: 笑……蓮加とは目を合わせられるのに?
そう言って、笑いながら鴨田の目を覗き込む。
鴨田: っ!!////
元気: ちょっと、良介がショートしちゃうって笑
蓮加: ごめんごめん笑
筒井: ほんと、変なところでいたずらっ子を出してくるんだから笑
清宮: …はっ!!
筒井: え?どしたの?
清宮: 今さ、お姉さんをずっと見てたんだけどさ、お客さんにあ〜んしてたよ!!
筒井: お客さんにあ〜ん?
清宮: うん!オムライスをあ〜んしてた!
筒井: へぇ〜笑。じゃあ、オムライスだけの特別サービスって、それなのかな?
元気: う〜ん、いや、多分違うと思う。
筒井: なんで?
元気: 周り見てるとさ、オムライス以外を頼んだお客さんも、執事かメイドさんから、それをやってもらってるんだよね。
筒井: あ、ほんとだ。気づかなかった。
元気: 笑、そりゃあ、○○さんか、蓮加さんのお姉さんしか見てなかったもんね。
清宮: じゃあ、レイ達もお兄さんにあ〜んしてもらえるってこと?!
蓮加: っ!!
筒井: 笑、まぁそうなるかな。
清宮: やった!レイもお兄さんにあ〜んしてもらお!
蓮加: …
筒井: 笑、浮かない顔して、どうしたの?蓮加。
蓮加: …嫌なの。
筒井: 何が?
蓮加: レイにお兄ちゃんがあ〜んするのが、嫌なの!
清宮: え〜なんでよ〜
蓮加: だ、だって…お兄ちゃんは蓮加のお兄ちゃんだし。
清宮: 別に良いじゃん!
蓮加: ダメったら、ダメなの!
筒井: まぁまぁ落ち着いて、2人とも笑。蓮加は、大好きなお兄ちゃんが、自分以外の人にあ〜んするのが、嫌なんだもんね。
蓮加: ち、違う!///
清宮: でも、そういうサービスがあるんなら、お兄さんはいっぱいのお客さんに、あ〜んしてるはずじゃん!
筒井: 自分の目の前で、しかも同い歳の子に、お兄さんがあ〜んするのが、嫌なんでしょ?自分のポジションが奪われてるみたいで。
蓮加: …
元気: (あ、図星みたいだ。ってか、あやめさんの推察力えげつない笑)
蓮加: べ、別に良いもん、そんなんじゃないし。
清宮: え〜ほんと?笑
蓮加: うん!
清宮: なら、お兄さんにあ〜んってしてもらうね!
蓮加: どうぞ、どうぞ。
清宮: 笑、やった〜
筒井: 甘えん坊な妹の方が、やっと出てきてくれたよ笑
鴨田: (いつものクール系とは違う、甘々な妹の蓮加さん………萌え可愛過ぎる…)
と、5人で盛り上がっていると…
○○: お待たせいたしました、和風パフェとみかんパフェ、フライドポテトの大盛りに、オムライスと…
清宮: 来た来た!みかんパフェ!
蓮加: オムライス…
元気: 綺麗に半分な。
鴨田: もちろんだよ笑
○○: ブラックコーヒーは…
筒井: 私です。
○○: え、あ、そうだったんだ…笑、どうぞ。
筒井: 笑、意外でしたか?
○○: はい笑。そして、コーラ4つです。
清宮: ありがとうございます!!
鴨田: ありがとうございます、○○さん。
○○: 笑、いいえ。
蓮加: お兄ちゃん、オムライスを頼むと、特別サービスを受けれるって聞いたんだけど!
○○: はい。オムライスには、ケチャップで好きな文字を書かせていただきます。
蓮加: え、なんでもいいの?
○○: もちろんです。なんと書けばよろしいでしょうか?
蓮加: じゃ、じゃあ…大好き蓮加で!
○○: かしこまりました笑。大・好き・蓮・加…はい、どうぞ。
蓮加: ///ありがと…
筒井: (なるほど…ケチャップで文字を書きながら、その文字を近くで読み上げるっていうのをサービスに…凄い笑)
清宮: あ〜レイもオムライス頼めば良かった〜
筒井: あ、それと、あ〜んしてもらえるサービスもあるんですか?
蓮加: っ!!
○○: はい。お嬢様方…場合によってはご主人様方も、お望みであれば、一口目をそうさせていただきます。
筒井: おぉ、やっぱり。
清宮: レイにあ〜んしてください!
蓮加: 蓮加も!!
○○: 笑、かしこまりました。それでは、まずは清宮…いや、レイお嬢様から。
清宮: っ!//…はい!
○○: どうぞ笑…
清宮: パクッ…ん〜ん!美味しいです!!
○○: 良かった笑。じゃあ、次は蓮加お嬢様。
蓮加: うん!
○○: 笑、たまにやってるから、新鮮味がないというかなんというか。
蓮加: 確かにね笑
鴨田: っ!!(たまにやってるんだ…すげぇ…○○さん…)
○○: はい、どうぞ。
蓮加: 笑、あ〜パクッ…うん!美味しい!
○○: なによりです笑
筒井: もちろん、私にもお願いできますよね?
蓮加: え?あやめんも?!
○○: かしこまりました笑。では、どうぞ。
筒井: パクッ…うん、美味しい。多分、お兄さんがあ〜んしてくれたから、さらに美味しくなったんですね笑
○○: ありがとうございます笑
蓮加: ムー
元気: ほら、蓮加さんが頬膨らませてるぞボソッ笑
鴨田: か、可愛い…
○○: 笑、ご主人様方は、大丈夫ですよね?
元気: え?はい笑、大丈夫です。
鴨田: だ、大丈夫です!(いきなり話しかけられて焦った〜)
○○: それでは、レイお嬢様と蓮加お嬢様はゲームに
挑戦できますので、都合の良いところで、またボタンを押してください。
清宮: はい!!レイが絶対に勝ちます!!
○○: 笑、楽しみにしています。では、ごゆっくりどうぞ。
清宮の宣戦布告に笑顔で応えつつ、○○はお辞儀をして去って行った。
清宮: よし!早く食べて、ゲームだ!!
筒井: はいはい笑。急ぎ過ぎて、喉に詰まらせないよにね。
清宮: 分かってる!
元気: 笑、はい、これが良介の分な。
鴨田: うん。モグ…ん、美味い。
元気: どれ…パクッ…モグモグ…おぉ、確かに美味いな。
蓮加: …
筒井: 笑、お兄さんが書いてくれた文字を、崩したくないんでしょ?
蓮加: …うん。
筒井: また家とかで、書いてもらえば良いじゃん。蓮加はそれができるんだから。
蓮加: 確かに…今日の夜にもやってもらおう!
筒井: 笑、早く食べよ。レイがうるさいだろうし。
清宮: え、うるさいってなに〜?
蓮加: うん!笑
to be continued