
第12回幻想パワプロ指名講評
こんにちは。どらいだです。今回幻想パワプロという遊びに参加したので、以下に備忘録として記録を残します。
幻想パワプロとは?
幻想パワプロとは… パワフルプロ野球2024にて収録されている選手を各プレイヤーでドラフトし、そのチームをオートペナントで回して勝者を決めるという遊び。
https://note.com/suarez/n/n791c9e253aa8
細かい説明は上記参照。
(軍曹さんの文章を丸々引用です)
第12回幻想パワプロルール
①使用可能選手、能力はパワプロ2024Ver1.07(2024/11/26アプデ)時点での現役12球団選手。
②参加者14名がG1、G2リーグに分かれて、G2→G1の順番に選手を指名していく。それぞれリーグのドラフト1位のみ入札抽選。2巡目以降はウェーバー順と逆転ウェーバー順を繰り返す。
自分でアレンジチームを作成する。
③全チームに2024年版大谷翔平と立浪和義が配付される。ただし、大谷は必ずDHで使用する必要があり、投手での使用は不可(中継ぎで敗戦処理に設定する)。
④指名は18人。
投手9人(先発5人・中継ぎ3人・抑え1人 適正が大きな選手のみセット可)
野手8人(9ポジションサブポジ含めて適正あるポジションの選手 DH大谷固定)
大谷は投手登録のため、スタメン起用できる選手は7人指名することになるが、1人足りなくなるため、8人指名する必要がある。
プラスワン枠 投手野手どちらでも可→今回のルール上、投手のスタミナが足りなくなる可能性があるため基本は投手指名を念頭に。

走れるため、走塁面も大きな貢献が期待できる。
今回のルールではDHに置くしかないが
本来は外野におきたい(ギリギリセンターもありか)。

サード、外野を守れる偉人。
総合力は現役選手の選手層のなかでは
紛れもなく最強の一角。
一番打撃で差が付けられるのはショートだが、
指名戦略によっては臨機応援に変える必要がある。
指名戦略
今回、私が属するG2はG1よりも先手で指名することができる。
また、ウェーバー位置がG2の最後ということもあり、流れを読み切って指名する力及びG1から流れてきた選手を上手に拾えるかが問われる。
ドラフト前にぼんやり考えていた指名戦略について、述べていく。
①投手の指名は早めに。
今回、全チームに大谷、立浪が配付されることから前回第11回大会よりも打高投低が見込まれる。加えて、各チームごとに使用球場がランダムで定められているが、どらいだ軍は全チーム中最も狭い西宮球場のため、生半可な投手では抑えてくれない。
加えて打高環境に加えて、全チーム大谷配付による威圧感効果により、スタミナが持たない可能性がある。検証したところ、スタミナが持たずに力尽きていると思われる投手も見られたため、スタミナ面も踏まえて指名する。
先発
参加者14チーム×5人=70人先発が指名されるが、遅くとも50番目の投手くらいの選手を5番手で確保したい。
中継ぎ
Tier1の選手は必ず1人確保。200イニング程度投げることになるため、先発並みに重要なポジション。スリップは期待せずに早めに抑える。
2人目も100-120イニング程度投げるので、なるべく質を落とさないようにする。
②セカンド、サード、ショートはスリップ可能性があるので、広く待つ。
今回全チーム立浪が配付されているが、セカンド、ショート、サード、外野全て守備D56で守ることができる。
1番選手層の上下があるのがショートなので、基本はショートに置くことを考えつつ、立浪がいることでスリップしそうな、セカンド、ショート、サードの選手が取れる場合は拾っていきたい。
③終盤の指名まで手を抜かない。
当たり前のことであるが、前回の敗因として、終盤に悠長な指名を連発して、期待通りの戦績さえも残すことが出来なかった(悔しさのあまり前回は振り返っていない)。
終盤ほど取りたいポジション、選手が固定化されてくるが、実は指名されているかについてしっかりと確認することが重要になる。
④自身がウェーバー端であるデメリットに気を付ける
この大会主催軍曹さんの前回大会の言葉であるが、特定のポジションを埋め具合によっては、自分(ウェーバー端)の隣は非常に指名を有利に進めやすくなる。今回隣はリンさんであるが、リンさんと指名傾向を被ることを避ける必要がある。流れてきた選手がしっかり拾えるように待ちを広くしておく必要がある。
全体指名

なお、最初の1週間の平日で5日中4日仕事中に指名が回ってきて、発狂しながら仕事をしていた。
1位 サンタナ 外野手 東京ヤクルトスワローズ
G2グループからの指名。いなさん、世紀末コアさん(以下、コアさん)が近藤、オースティンを確保。残る野手からもっとも打てる野手を指名した。
というのも、2巡目の指名は順番的にほぼ投手か長岡だと踏んでいた。岡本、レイエスはもちろんのこと柳田、牧、長岡も消えるだろうと見込んでいたことによる。おそらく、宮城、早川あたりは残るかなと思い、1巡目は野手。外れてた場合はレイエスいやだなあと思いながら、レイエスを指名したと思う(もしくは早川)。
スリップしやすい両翼、ファーストとはいえ一人は指名しておきたかった。

併殺を発動させないために1番に置くのもある。
左投手が増えることが予想されるため、
対左投手Bも嬉しい。
2位 高橋宏斗 投手 中日ドラゴンズ
個人的には適正だと思う。消えた投手(佐々木、宮城、モイネロ、早川)はいずれも私の中では高橋よりも上の評価。
G1・1位で消えた村上と悩んでいたくらいである。栗原、清宮とも悩んだが、順当に選出した。
3位 菅野智之 投手 読売ジャイアンツ
大前提であるが、ここで若月or森(オリックス)を指名したかった。
では当然、なんで指名しなかったのかということになるが、G2は1位、2位野手2選手指名が多くあり、当然ここは投手1人ないしは2人消えるわけであるが、次の自分の指名までに13人選手が消える。この時点でTier1だと考えていた投手は戸郷、菅野、西、才木、加藤貴、隅田、今井だが、全員消える可能性があった。
※東・武内はTier2最上位。
となると、4位指名どうするのとなってしまった。東、武内まで消える可能性があり(実際消えた)、4位指名時にもうソトや大山、細川などのファースト、両翼候補の2枚目をもう埋めないといけないのかとなってしまう。
セカンド候補としては牧原、三森、菊池、ショートなら今宮が候補に挙がるが、G1の3.4位指名も当然投手の指名が多く予想されるので早すぎる。
であれば、ここで投手を1人指名しておき、流れるわけないが、4位でもし流れたらキャッチャーを取ろうという考えに移行した。
菅野自体は西、戸郷と悩んだが負け運を嫌ったのと、プレーオフ勝ち抜けチームは全チーム菅野を確保していることもあり、菅野にした。
ベストワンな選択ができていないので弱い指名だと思う。
4位 今井達也 投手 埼玉西武ライオンズ
もちろん投手は狩られてしまい、若月、森、山本も取られてしまった。
この時点で投手である程度アドバンテージを取る必要があると思い、加藤、隅田、今井の中から一番スタミナのある投手を指名した。
3番手にしてはもちろん破格。

5位 浅村栄斗 内野手 東北楽天ゴールデンイーグルス
6位 三森大貴 内野手 福岡ソフトバンクホークス
直前に、桑原、高部が取られてしまったので、センターよりは内野を選択することに。たぶん高部よりは桑原で、高部は7、8位で取りたいと思っていた。
浅村はノータイムで決定。三森は牧原と悩んだが、チャンスBと走力を重視した形である。
この後牧原はゆずこさんが指名するが、そもそも直前にリンさんに佐藤輝も含めてスリップした印象がある。
7位 河野竜生 投手 北海道日本ハムファイターズ
直前のG1の5.6位指名で大西、栗林、藤嶋、大勢と中継ぎのTier1が抜かれ始めたので、流れに乗って指名。
個人的には大西だったが、次点の評価だったので素直に嬉しい。

8位 大津亮介 投手 福岡ソフトバンクホークス
本当は唐川の予定だったが、またしても取られてしまったので、4枚目の先発候補を探すことに。野手であればキャッチャー伏見一択であり、ここで流すとおそらくG1で取られる読みがあった。ただ、伏見は打てるキャッチャーであり、キャッチャーCの中でも評価は高い方であったが、肩が弱い。今回の環境下では甲斐か梅野が利点があると思い指名を見送った。

この時点で、流れにもよるが、11位までに先発5枚目、12位で甲斐か梅野のキャッチャーについて決定。指名全体の方向性が何となくつかめた。
大津はベストワンな選択ではなかったと思う。小澤、山岡、石川が候補だったが、小澤は直前の検証で燃えてしまい、山岡、石川よりは大津の方が安定していた。
振り返ると、やはりこの指名はキーポイントになるので、負けるとしたらここの部分だと思う。
9位 岩崎優 投手 阪神タイガース
10位 中川圭太 内野手 オリックスバファローズ
当初の想定から早めに中継ぎ2枚目を抑えておきたいというのがあった。
本当は桐敷か田中正義を取りたかったが、残っているわけがないので、岩崎を確保した。個人的には岩崎が中継ぎTier1ラストの投手であり、抑えにもおけるのが心強い。
ここで、先発で取りたい選手がいなかったので、野手に移行した。ファースト、両翼のそれなりに打てる選手が全体的にずっとスリップしており、
G1を見てみると投手の陣容が整いつつあることから、次の巡目で狩られる可能性が高かった。そのため、先手を打つ目的で中川を取った。
中川については、オスナ、アリエルと悩んだが、ファースト、両翼については選手層が広いため、もう少しスリップする可能性があり、両にらみの指名がしたいという思惑もあったので、一番バランスの取れた中川を指名した。
11位 カスティーヨ 投手 オリックスバファローズ
ここで投手5枚目を拾い、12位で捕手なのだが、候補は松葉、大関あたりだった。ただ、私の検証では松葉がかなり打たれており、選外となった。大関を指名と思ったが、カスティーヨが指名されていないことに気づいた。自分の検証下では大津よりやや下程度。負け運込みではあるが5番手なら上位だと思う。
12位 梅野隆太郎 捕手 阪神タイガース
これ以上は、キャッチャーは逃せない。甲斐は消えてしまったが、梅野が残ってたので指名。打たないわけだが、肩はそこそこ、守備は良く、何より捕球が高い。
前回に続いての指名になるが、12位最後の指名なら、悪くはないと思う。
13位 杉本裕太郎 外野手 オリックスバファローズ
14位 西川愛也 外野手 埼玉西武ライオンズ
最善は杉本、藤原であり、最悪は西川、末包あたりまで消えてしまうことだった。
正直、前の順位で岡林、野間が消えたのは想定外だった。当然、その二人が抜かれると周東は残らないわけだが、藤原はセンターで考えている人がいるとはあまり思えず、残ってるかと思っていたし、両翼候補なら杉本、末包がいる。ファーストビシエドもありか。。と思ったら、藤原、ビシエドが抜かれてしまった。みんな似たような考えのようで、どうせ残ってなかったと思われる。
杉本はなぜか転がってきたので指名。G1で指名済みの筒香、梶谷よりも評価は上だった。センターは松本剛と悩んだが、上振れ期待の指名。意外性が刺さるといいな。

肩A、レーザービーム持ちなので、
守備面も悪くはない。
15位 ロドリゲス 投手 東京ヤクルトスワローズ
ロドリゲスについては中継ぎだけで見ると、G2、11-12位レベルに抑える。
— どらいだ (@doraida2206) February 5, 2025
ただ、環境的に抑えにもおける選手が重宝された感じ。
この順目なら森原が欲しかったので。
いなさん、コアさん共に中継ぎのピックは少なくとも自分の感覚とドンピシャなので、素直に取れて嬉しい。
#第12回幻想パワプロ
16位 田浦文丸 投手 福岡ソフトバンクホークス
岩崎抑えが嫌なので、抑え適正を持っている投手を指名。木澤、山崎、バルドナードと色々考えたが、1番抑えた投手を指名した。
プラスワンまで残る可能性はあった上、中継ぎとして評価が上の投手はいたが、木澤とかまで消えると終了するので、素直に指名した。(前回指名したあきにゃんさんリスペクトも小さじ二杯ほど)。
17位 廣岡大志 内野手 オリックスバファローズ
18位 徳山壮磨 投手 横浜DeNAベイスターズ
控え野手については代打⚪︎を持つ茂木を考えていたが、外野適正⚪︎かつ内野もある程度どこでも守れる選手を指名したかった。
廣岡は弾道4の上にエラーがなくなっている。対左投手Cも嬉しい。指名時点でプラトーンにするか代打専門にするかは未定。
徳山については、なぜ残ってるんだろうというレベル。前述のとおり、今回はスタミナが足りなくなる可能性が高いため、プラスワン投手はおおよそ決めていた。
まとめ
事前の指名戦略のとおり、ある程度投手に寄せた指名はできたと思う。先発についてはベストワンというよりかはベターだと思う指名が多かったので正直ゆずこ軍の方が質は上だと思う。一方、中継ぎはほぼベストの指名ができたと思う。
一方打線は悪くはないものの、やはりコアさんに藤原を取られてしまったことが最後まで引きずった形になった。コアさん、リンさんがかなり打線に寄せたチームのため今までよりも打撃陣に関しては自信がない。中川、三森、西川のチャンスB勢がどこまで上振れてくれるかにかかっている。
指名に関しては大津、カスティーヨの所でセンターを指名できてれば恐らく表彰台に近い位置にいたと自信をもって言えたと思うが、果たして結果はいかに。ただ、全体指名のスプレッドシートをいくら見てもどこで指名できればよかったのか見当がつかない。大津の所で伏見に行って、梅野の所で、周東、藤原が最適解か。指名は楽しいけど、難しいですね。
