2022
お久しぶりです。
だいぶ更新が滞ってしまいましたが新年なので書きましょうか。
去年買ってよかったものランキングとか去年観てよかった映画ランキングでも書きたいところですがまずは僕を構成する大きな柱のひとつがラーメンがなのでラーメンの振り返りから。振り替えは去年しろよと思うかもしれませんが、去年しましたし、この記事のおおよそも去年書きました。公開が年明けなだけです。
去年は初めて200杯以上食べたこともあり、まずはラーメンとの出会いについて振り返ってみます。
いつから好きになったかはよく覚えてませんが、小学生くらいから家族にラーメン屋さんへ連れてってもらっていた記憶があります。中学生や高校生になってからはお小遣いやバイト代で部活終わりや休日に行っていました。移動手段が徒歩か自転車しかなかったため、おいしいラーメン屋さんに行くと言うよりは、地元のラーメン屋さんの中から定休日や気分で消去法で選んでいました。
遠方のお店に行くようになったのは高校を卒業してからなので割と最近です。友人が自動車免許を取り始め、連れていってもらったのが、うまい!うまい!と煉獄さんのように連呼してしまったり、退店時に思わず店主にお辞儀をして帰ってしまうと聞いた『いち井』です。当時僕はほとんど地元のラーメンしか食べたことなかったのでおいしさに感激すると思いきやそうでもなかった覚えがあります。
おそらく舌に経験値がなく、あまり味を理解できなかったんだと思われます。当時は店主が厨房に立ち、醬油もありましたが今では店主は不在で塩オンリーです。夜な夜なバスローブを着てワイングラスを回しているなどの噂は聞かないので怪我を機に仕込みに専念しているのではないかと思います。
今でも年に数回は『いち井』に行きますが初めて食べたときよりおいしく感じる気がします。
そこから県内外のラーメンを食べるようになって今に至ります。ミシュランで一つ星を取った三店舗やカップラーメン化されている店など様々なラーメンを食べてきました。
そんな中、今年は『中華蕎麦とみ田』に初めて行くことが出来ました。現在我が日本国では、日本1のラーメンが『飯田商店』、日本1のつけ麺が『中華蕎麦とみ田』と言われています。予約と整理券システムがあり、今回は整理券を選んだのですが、8時整理券を受け取り、入店できたのが14時でした。トッピングを付けたりで一食2500円程になりましたがとても価値のある一杯でした。
店主の富田治さんとも少しお話しすることができましたが、TVや映画で観た通りとても気さくで真面目な印象が伝わってきました。後日、富田氏と親交のある方がLINEで、うちの若いのがお世話になりましたとあいさつしてくださったのですが、あのときの!と返信があり、認知してくれたとまではいかないかもしれませんが、覚えていただいてて嬉しかったです。
僕はラーメンを食べに行くときに、近場で済ませることもありますが、ストーリーのあるラーメン屋さんに行くようにしています。今年は特に意識していたので今インスタの投稿を見ると似たようなラーメンばかりで入社式の女の子を見ているようです。
今年もたくさんラーメンを食べましたが、5Gの時代にまずいラーメン屋はほぼないです。基本的に麺だったりスープだったりチャーシューだったり水だったり何かしらおいしいところがあります。そのためおいしさでは僅差になってしまうのでなかなか味で決めることができないわけです。
となるとストーリーが大事になってくるわけです。
僕は人と話すのが特別好きなわけではありませんがラーメン屋に行くと隙があれば店主とお話したいと常に思っています。ラーメン屋に限らずその道のプロの話を聞くのはとても実りがあり、なにより楽しいですね。自分の好きなことのプロと話せるわけですから。
例えばけん玉が好きならけん玉のプロと話すと楽しいだろうし、テトラポットマニアならテトラポット作っている人と話せたらきっと楽しい。それと同じ感覚。そこで店主の経歴だったりラーメンのこだわりなんかが聞けると楽しすぎてここはUSJのマリオエリアかと錯覚します。行ったことないですが。
目の前の一杯が、いろんな店で修行してきた末に考え抜いた一杯だったり、リスクを省みずに脱サラし、勝負をしたラーメンだったり、そんなストーリーを聞くとおいしいラーメンがよりおいしく感じます。
それこそ『いち井』だったり『中華蕎麦とみ田』
などの有名なお店は調べると簡単に経歴だったりYouTubeにインタビューだったりが載っているので簡単にストーリーを知ることができます。しかしほとんどのお店がそうではないので自分で聞いて掘り下げていく必要があります。
ラーメン屋さんの店主は職人気質なところがあり、寡黙なイメージがありますが、話しかけると嬉しそうに話してくれることが多いです。なので皆さんもカウンターに座って隙を見計らって話しかけてみてください。
きっと目の前のラーメンがもっとおいしく感じますよ。
来年も200杯前後のラーメンを食べられるように健康に気を付けていきたいです。
とは言え、
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