おさらいモネ-おかえりモネ 第93話

93話
ちょうど誕生日にモネが
船ではなく橋を渡って帰ってきた

耕治さんにとってはモネが生まれた日のことだけではなく
すぐに帰れなかったあの日のことを思えば
それは凄いことだと思うだろうな
また言うの？何もできなかったって
と言われてやって来た
何もできなかったという思いに押し潰されたきた自分を乗り越えて橋を渡ってきた
たけどまだ私はなにもしていない

船で運ばれて生まれた娘が
無力ではなく強くなって橋を渡ってきた
胸が熱くなる

稼業を継がなかったパイオニアと継ごうとする若者

耕治さんもこの後稼業を継ぐことになる
回り道が短くても長くても覚悟を決めたことに変わりはない
案外耕治さんが稼業を継ぐのを決心した理由の一つに
三生のこの覚悟を見たということもあったかもしれない
俺じゃないな これ

そしてりょーちんへ
稼業を継いでいるものがそれに相応しい
もしくは
俺にその資格はないと思ったかもしれない
そして明るい未来を作っていく幼馴染みーズに
三生の覚悟を感じて欲しいと思ったのではないかと思う

自分が何ができると悩みもがき
できることを見つけて目に見える人たちの役に立っていきたいと覚悟をしていくそれはモネだけじゃなかった

三生も今回の竜巻のことで帰って来たのなら
彼も橋を渡ってきたんだ
いろいろ乗り越えて覚悟を決めた三生が愛おしい

今まで何も言わなかった父も

息子の成長に今回も何も言わずに喜びを噛み締める
ヒデさんも若かりし頃三生と同じく覚悟するまでいろいろあったのかもしれない

三生の姿を見てモネは何を思っただろうか？
モネにも覚悟を決める時が確実に近づいている

本当に大したことはねえんだ

強いんじゃない
しぶといんだ

離れられないものは
そこで暮らすためにしぶとくなっていくのかもしれない
そしてモネにも確実にしぶといものの血が流れている
何度も言うけど龍己さんとモネの二人の会話の場面にハズレはない
帰ってきてくれてありがとな

龍己さんは今回のことだけを言ってるようで実は
このままモネが島に居続ける覚悟を見越してたようにも聞こえる

みんなかっこいい

モネが島に帰ると覚悟を決めたのは
ここではないかと思う
BGMは
「小さな想い」

名曲

【93話毛気メモ】
①冒頭
今何時だ？モネの誕生日だ！
虹に向かって

②橋を渡って帰って来た
    凄くないよ
    私もやります
    何をすればいいですか？
「白き日」

③テーマソング明け
   〜寺継ぎます
   ～無理なんかしてないッスよ
「蛍雪」

④三生自分で髪を切る～
    断髪式始めまで
「今日は日もよし天氣もよいし」

⑤りょーちんバリカン入れ
    ～断髪式最後まで
「海の灯り」

⑥大したことないんだよ
    ～しぶといんだな
    ～みんなカッコいい
    ～モネの部屋  みーちゃんと
「小さな想い(ハミング)」