
おさらいモネ-おかえりモネ 第42話
42話
試験受かって何すんの?




みーちゃんの何気な一言はいつもモネのどこかに刺さる
その質問に答えられるはずなのに、黙ってしまう
亜哉子さんに遠慮しないでねといわれた時もそう自分のやりたいことのためにここを捨てて行く?モネは自分より他人のことを思う




落ちました アハハ…

この時のモネの表情が、なんというかいじらしいというか、いつも堪らない気持ちになるんです
優しい子なんだなあと
そしてこれは清原果耶さんの表情じゃなくて、永浦百音の表情だと思うんです
役に入り込むとか憑依するとか、それどころのレベルではなくて、人生を同化させている、そんな感じがするんです
サヤカさん先生に探りを入れる




「モネのことで」と言われて
何もしてませんよって、確かにそうだけどね
サヤカさんちょっと焚き付けてます






サヤカさんの追及に、お医者さんの伝家の宝刀守秘義務でかわす先生
逆に知ってるって言ってんのと同じ
嘘のつけない人なんだね
そしてモネの思いもサヤカさんの思いも分かっている
BGMは
「虹に向かって」
自分の夢を追うために、大好きで大切な人サヤカさんを一人にして出ていくのか悩むモネ

モネの本当にやりたいことが分かっていて、送り出す覚悟を決めているサヤカさん

各々の思いが交錯する
そして二人とも相手のことを考えてる
このドラマは皆利他の人達ばかりだ
ヒバを切る

思えば、この物語の冒頭、ヒノキに憧れるが決してヒノキにはなれないヒバを前に、「ゆっくりでいい」と、サヤカさんはモネに何かを伝えようとしていた
いわば、このヒバの木は「サヤカさんの木」であったばかりではなく、何者になるのか分からないモネを象徴する木でもあった




そしてモネが何かできることを見つけて旅立とうとしているが、逡巡している
サヤカさんにとって、この木を切り倒すことは自分自身の一区切りでもあり、モネを送り出す覚悟でもあったかと思う


その木を一緒に切り倒す相手は、サヤカさんにとってモネが一番ふさわしかったんだと思います
モネ自身にも自分に区切りをつけて旅立って欲しい
そういう思いがこもっていたと思います
【42話劇伴メモ】
①冒頭振り返り
「あふれる優しさ」
②合格 言えない
「呼気-森」
③みーちゃんに合格報告
「ともだち」
④木の保存をお願いする
「のさり」
⑤試験落ちました
~サヤカさん先生に探り
「虹に向かって」
⑥林業に未来があんのかって聞かれたら答えらんない
「虹の祝福」
⑦ヒバを切る
「えにし」