クリーニングが増える春の気温は?
こんにちは。リブーン中の人です。
春先のクリーニングの繁忙期っていつぐらいから?
何気ない質問がありましたので、個人的な主観を交えて書き連ねてみます。
クリーニング業界の繁忙期は?
日本のクリーニング業界の繁忙期は主に年に2回あります。
春と秋です。
年末年始もすこーしだけ、ある理由で忙しくなります。
◆春の繁忙期(3月~6月)
春先から梅雨入りにかけての春にクリーニングが増えます。
その背景には、冬物衣類を綺麗に洗濯して寒くなる時期まで保管したいとのニーズが関係します。
春の気温が上昇し始めるこの時期は、おおむね3月から4月にかけてであり、全国的に見ても気温が徐々に暖かくなり始める季節です。
春の気温の上昇は地域によって異なりますが、一般的には日中の最高気温が10度を超える日が増え始め、15度から20度程度まで上がる日もあります。
桜前線が北上するようにコートやダウンなどの重衣料をを着なくなる気温になります。
この気温の範囲では、冬物の衣類から薄手の春夏物の衣類へと衣替えを始めるため、クリーニング店にとっては繁忙期になります。
また、春には新学期や新年度が始まるため、制服や背広などのクリーニングを依頼する人も増え、クリーニング業界にとって急ぎのクリーニングが多くなる重要な時期となります。
クリーニングが増える春の気温は20度以上の日が続いたときになりますね。
◆秋の繁忙期(10月~11月)
秋のこの時期は、春先にクリーニングを忘れていた衣類を冬に着るためのクリーニング需要があります。
もちろん夏に着用した背広や制服、その他衣類の夏物衣類の衣替えの時期でもあります。
春の繁忙期の様な忙しさはありませんが、秋もそれなりに忙しい時期になります。
◆年末年始
年末年始は、学校の制服や年始に着用したい衣類の需要が多くあり、納期日指定で急ぎの依頼が多くなる時期にもなります。
◆冬物衣料は春と秋、どっちがいいの?
春にクリーニングを行うメリット
汚れを放置しない:冬の間に付着した汚れや汗は、放置することで衣料を傷める原因となり黄ばみの原因となります。春にクリーニングを行うことで、汚れを長期間衣料に残さずに済みます。
虫害の予防:清潔な状態で保管することは、虫害を予防する上で非常に重要です。特にウールなどの天然素材は虫食いのリスクが高いため、春にクリーニングしてから夏場の保管に入ることが望ましいです。
次のシーズンへの準備:春にクリーニングしておけば、次の冬が来た時にはすぐに衣類を取り出して着用できます。保管期間中に発生する可能性のある問題(例:臭いの発生や色褪せ)を防げます。
秋にクリーニングを行うメリット
使用前のリフレッシュ:秋にクリーニングを行うことで、長期間保管した後の衣類をリフレッシュできます。これにより、衣類を清潔な状態で新しいシーズンに臨むことができます。
忘れていた汚れの発見:保管していた衣類を取り出した時に、前シーズン終わりに見落としていた汚れやダメージを発見することがあります。秋にクリーニングをすることで、これらの問題を解決してから着用できます。
個人的な主観
春にクリーニングを行い、きれいな状態で保管する方が、衣類を長持ちさせる上でより多くのメリットがあります。特に汚れを長期間放置しないことは、衣類の品質を維持するために重要です。ただし、秋に衣類を取り出した際に、何らかの問題が見つかった場合には、その時点でクリーニングをすることも考慮すると良いでしょう。どちらのタイミングでも、衣類を最適な状態で保管し、次のシーズンに備えることが大切であり、一度着た衣類はクリーニングすることを推奨いたします。
日本は高温多湿ですので梅雨時期の湿気によるカビにも注意が必要です。
昨今のクリーニング店では空調を完備した保管庫を備えているところも多くあり、衣類の保管サービスを実施しておりそのサービスを利用することでカビの心配をすることなく次のシーズンに臨むことも可能になっております。
箪笥の中身もすっきりしますのでお勧めです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?