最近の楽しみ

最近、朝ドラのエールを見るのが日課である。まれと朝が来た以来、朝ドラを見ていなかったが、やはり心に響く。音楽をとおして、戦後の日本に活気を与えていくというストーリーだ。俳優の窪田正孝くんが主人公で、古関裕一さんという人がモデルである。古関さんは1909年、福島県福島市の呉服店の長男として生まれる。音楽好きの父がかけるレコードを、子どもの頃の古関さんは、絵を描きながら聞いていた。これが音楽との出会いとなった。小学生の時にはすでに音楽に夢中で、母が買ってくれた卓上ピアノに向かっていたという。音楽への情熱を持ちながらも、県内の銀行に勤務。その傍、憧れの作曲家・山田耕筰氏に手紙を書いたことをきっかけに、山田氏の推薦で日本コロムビアに作曲家として入社し、上京することになる。

古関さんはそのキャリアの中で、スポーツ曲や流行歌、放送関連の曲など様々な分野の曲を手がけることになる。生涯の作曲数は5000曲におよぶとされる。スポーツ関連の曲としては、現在は「六甲おろし」として知られる「大阪タイガースの歌」や、早稲田大学応援歌「紺碧の空」、全国高校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」などが知られる。そして、1964年の東京五輪のための「オリンピック・マーチ」も手がけた。人々の気持ちに訴える曲の力は、戦争にも利用され、戦時歌謡も手がけた。一方で戦後には、サトウハチロー作詞「長崎の鐘」や、映画「ひめゆりの塔」の主題歌なども手がけた。NHKラジオドラマ「君の名は」の主題歌の作曲を手がけるなど放送文化にも寄与した。フジテレビの「オールスター家族対抗歌合戦」に審査委員長として出演し、司会の萩本欽一さんらと共演もしていた。古関さんは、1989年に亡くなった。

今週のエールは、窪田正孝くんと二階堂ふみが婚約する回である。文通を通して恋仲になっていた2人が直接出会い、結婚する約束を交わしたシーンは個人的によかった。二階堂ふみが海で涙を流すシーンがあったのだが、それはアドリブらしく、女優魂を感じた。しかし、女優業への熱心さゆえに、彼女のプライベートを心配する声がある。芸能プロ関係者によると、「実は、まだ現役の大学生なんです。今、慶應の7年生。今回の朝ドラは留年覚悟で出演を決めたと聞いています」と。

二階堂ふみは、2014年に慶應義塾大学総合政策学部に入学したが仕事が忙しすぎて、1年生のときからあまり通えていなかったようだ。

ここで、話を変える。二階堂ふみと、宮崎あおいと ぱるるの顔似ていると思いませんか??

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