#39 サウナ!サウナ!サウナ!

 地方の温泉や銭湯はドライサウナが主流。あのカピカピに干からびそうな感じが苦手でサウナを敬遠していましたが、フィットネスジムのサウナで開眼。ジムに通っている方々は、意識が高い人が多いです。サウナの中に汗を垂らさないようにする、水風呂に入る前に必ず汗を流す、座った椅子には水をかけて次の人を気遣う。銭湯や温泉とは真逆の光景が新鮮でした。私は大体、週2回はサウナに通っています。教師という職業は、常に人を相手にしているので、自分の精神状態が悪いとそれが相手にも伝播します。とある校長に、「いいか、子どもは教師の鏡だ。そこにあるのは今のお前の姿だ。」と言われたことを今でも覚えています。そこで私はフラットな精神状態を保つための最善策を考えました。行き着いた先が、サウナです。サウナにはそれこそ相当助けられました。そしてサウナに通うようになってから、ワーキング・スキルは数段向上したように実感しています。

 今、ホームサウナにしているところは、2種類(フィンランド式とスチーム式)のサウナ、十一〜十二度のキンキンの水風呂、そしてととのい椅子。全てのバランスがよく、行くたびにととのっています。大体、サウナ→水風呂→外気浴を3セット行うと、ととのいやすいと言われています。サウナにも定石があることを、私はタナカカツキ氏や松尾大氏(ととのえ親方)の本から学びました。サウナ内は小宇宙です。自分という存在を客観的に見つめ直すいい機会になります。仕事のことを考えるときは、思考がシンプルになって行くのが分かります。まずもってサウナは暑いので、複雑な思考にはなりにくい。感覚の方が優位になるので、余計な脂肪をそぎ取ったシンプルな案が出やすくなります。あとは、内省的になります。これまた感覚の方が優位になるので、マイナス思考をしなくなります。大体一回のサウナで体重が一キロくらい落ちます。水分が抜けただけなんですが。これが意外と重要な気がしていて。細胞レベルで生まれ変わるのはなかなか実感できませんが、体内の水分が抜けていくのは体重計に乗れば実感できます。途中で水分補給をすると、自分の体内に新しい水分が行き渡り、デトックスされたのが実感できるのです。

 池袋ウエストゲートパークの主人公マコトは「不健康な環境にいるときこそ、意識的に健康的なことをする」という類のことを言っています。今日は休日にも関わらず早起きしたので、健康的に朝ウナに行ってきます!

いいなと思ったら応援しよう!