自己紹介 | 初めてのnote
AIは洗濯機を越えるか?
はじめまして、マツモトです。このnoteではAIについて書いていく予定です。まずAIについて書こう思った理由を書きます。
祖母が語る「洗濯機」の衝撃
私は20年ほど前に大正生まれの祖母に「人生で最も大きな変化をもたらした技術は何?」と尋ねたところ、彼女は即座に「洗濯機」と答えました。昔、祖母は家族の衣類をすべて手で洗っていました。手洗い、すすぎ、絞り、そして干すという重労働を毎日こなしていたのです。しかも当時の家族は大人数、毎日の洗濯は相当な時間と体力を消耗したことでしょう。
そこに洗濯機が登場しました。ボタンひとつで洗濯から脱水まで自動で行えるようになり、今まで何時間もかかっていた作業が一気に短縮されました。この変化は、家事のあり方そのものを劇的に変え、祖母にとってはまさに革命的な出来事だったのです。祖母だけでなく、洗濯は全ての家庭で必要な労働ですから、洗濯機は日本中から重労働を無くしたのです。
また、洗濯機だけでなく、冷蔵庫、自家用車、自動お風呂、テレビなど、どれも生活を一変するような発明が次々になされたのが祖母が現役を過ごした昭和の時代でした。
インターネットとスマホの登場
それに対して、昭和後期から平成の私が生きてきた時代で経験した最大の技術的変化は、インターネットとスマホでした。これらの技術も、私たちの生活に大きな影響を与えました。瞬時に情報にアクセスでき、誰とでもすぐに連絡を取れる世界が広がり、生活の利便性は飛躍的に向上しました。
しかし、祖母の時代の洗濯機・冷蔵庫・自家用車・テレビのインパクトと比較すると、インターネットやスマホの登場は、そこまでの日常生活の大変化には感じられません。インターネットやスマホがない生活は多少不便かもしれませんが、何とかやっていけるでしょう。しかし、洗濯機・冷蔵庫・自家用車・テレビの全てをなくしてやっていくのは、現代の私たちにとってはとてつもなく困難なことだと思います。
AIの可能性
そして今、新たにAIという技術が登場しています。このAIは、洗濯機や自動車、冷蔵庫と同様、いや、それ以上のインパクトを持つ可能性があると私は感じています。AIは単なる便利ツールにとどまらず、私たちの働き方や社会の仕組みそのものを根本から変える可能性があるからです。
洗濯機が全ての家庭の家事の時間を大幅に短縮したように、いまのAIは全ての人の仕事を大幅に短縮する可能性があります。
そうなるとAIは私たちの生活だけでなく、社会全体を再編成し、新しい働き方や生活様式を作り出す可能性があるかも、と感じています。
AIとの関わり
インターネットやスマホの登場時、私はただの利用者として関わるだけでしたが、今度はAIにもっと主体的に関わっていきたいと考えています。このnoteを通じて、AIの技術について、またAIが私たちの未来にどのような変化の過程などを記録していきます。
洗濯機が家事の形を変えたように、AIが社会の形をどう変えていくのか、楽しみにしています。
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