中日ドラゴンズ 貯金生活について考える。 #6
お久しぶりです。怪獣ブルー号です。久々の貯金生活です。ここからどんどん貯金を増やしていきたいですね。今回は貯金生活に突入出来た今日の試合について考えたいと思います。
今日の試合も8回に何かが起こる。8回に2点を取り、勝利したのだ。
8回までは最下位の阪神に本拠地で敗れるのかと不安になっていたドラゴンズファンに安堵が訪れた。約1年ぶりの貯金生活を迎えたドラゴンズ。今回はキーポイントとなった8回裏の攻撃について考える。
まず、鵜飼航丞が三球三振でワンナウト。そして、4番ビシエド。今日のビシエドは2打席目、センター方向に大きな当たりを放ったが、少しバットの先っぽで打ち取られていた。しかし、打球が上がっている事から、調子が少しずつ戻っているのだと感じた。そして、この打席、被打率.000の湯浅のフォークをレフトに放ち、二塁打を放った。これが逆転へのキッカケである。
次に、6試合連続打点の阿部寿樹に打席が周り、これもまた湯浅のフォークをセンター前に放ち、試合を振り出しに戻したのである。
ここで注目したいのが、阿部の打球と走塁意識だ。
まず、阿部の打球はわざとなのか分からないが、ランナーが帰りやすいような詰まった打球を放っていた。これがもし、阿部がわざと詰まった当たりを打っているのだったら、この男はバッティングの極意を掴んだのかもしれない。そのような打球であった。そして、高い走塁意識。セカンドランナーのビシエドもナイスランだったが、送球の間にセカンドに行っていた阿部が素晴らしかった。この走塁意識が後の石川昂弥のタイムリーに繋がってくる。
次に、代走の高松の走塁意識もかなり高かった。ワンバウンドしたボールを見逃さず、サードを陥れた。しかも、キャッチャーは前にボールを抑えているのにである。これにより、内野が前に来てヒットになる確率が上がったのである。
そして、最後に石川昂弥について述べる。ここで彼が4月頭と変化したと思う点は、追い込まれてからのフォークである。今までの石川昂弥なら追い込まれると、フォークをなんでも振っていたが、今日は違った。追い込まれてからボール球のフォークをしっかりと見切り、自分が打てる高さの落ち切らないフォークをしっかりとひろい、タイムリーを放ったのである。
彼の活躍は必ず見れるのだとここで確信した。いずれ、ドラゴンズの4番を打ち、球界を代表するバッターになるだろう。
今日の試合は高い走塁意識によってもたらされた勝利だと思う。一つ一つ細かい事を地道にやっていき、勝利をもぎ取って欲しい。