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2022年 中日ドラゴンズ 開幕戦を考える #1

初めまして、怪獣ブルー号です。遅くなりましたが、立浪ドラゴンズの開幕戦を考えていきたいと思います。

【投手陣】

①大野雄大

大野雄大は序盤から怪しさがあり、それが顕著に現れたのが5回。この回、結果的に3失点することになるのだが、球が全て腰より上か完全なボール球であり、コースが甘かった。どこか痛めているのではないかと邪推する程であった。また、木下拓哉のリードも制球が定まらない大野雄大に対して、インコースばかり構えていた。ここに関してはリードの改善の余地があるのでは無いかと考える。結果的に試合を壊さない程度に6回4失点でまとめあげた大野雄大。次の登板には修正をして、イニングイーターとしての活躍を期待したい。

②田島慎二

田島は東京ドームとの相性が悪い。そんなドラゴンズファンの不安を払拭してくれるような投球内容だった。伝家の宝刀のスライダーとストレートの威力が抜群で、ポランコから奪ったインコース低めの見逃し三振は惚れ惚れしてしまった。
廣岡大志に対して四球を与えたものの、素晴らしい投球内容だった。2015年〜2018年の圧倒的な田島慎二をもう一度見れるような気がした。

③ジャリエル・ロドリゲス

彼も田島慎二に続いて完璧な投球内容だった。
まず、大きく曲がるカーブに威力十分なストレート。これらは本当に素晴らしく、またコントロールも冴え渡っていた。昨年までのジャリエルは制球に苦しみ、四球を多く出していたが、それらを忘れさせてくれるような投球内容だった。彼なら近い未来、メジャーでも活躍出来るのでは無いかと感じた。
今年のドラゴンズの8回はジャリエル・ロドリゲスである。

【野手陣】

昨年よりも打撃陣に関しては希望の光が見えた。まず、大島洋平に関しては背中の張りを感じさせない打撃内容であったし、ビシエドも彼らしい逆方向のホームランなど、昨年に続き、この2人の打撃は心配無い様に見えた。

①岡林勇希

彼は2001年世代の20歳で、一言で言うなら才能の塊である。今日の試合では猛打賞を記録し、ボールに対するアプローチは非凡なものを感じた。今年は竜の切り込み隊長として大暴れして欲しい。

②石川昂弥

今日は3ー0に終わってしまったが、私は結果に関わらず、彼を見ていきたいと思う。菅野とデラロサのスライダーに対しては為す術なく終わったが、いずれはドラゴンズの4番を打てる逸材なので、これからもじっくりと彼を見ていきたいと考える。

③平田良介

OP戦の彼を見ていると、過去の彼が見せていた“粘り強さ”や“力強さ”がなかったが、今日は違った。平田らしい左中間のヒットが飛び出し、俺はまだまだやれるんだというメッセージが伝わってきた。彼にはまだまだドラゴンズを引っ張っていってほしい。

④鵜飼航丞

今日は代打の代打で途中出場だった。左の変則・高梨のインコースのスライダーを空振り、流石に初見では難しいかと思っていたが、その後のアウトコースのシュートに対するアプローチが素晴らしかった。やはり、インコースのスライダーが頭にあるので、手が出てしまうと思うが、鵜飼航丞は手を出さずに絶好球を待った。結果的にはインコースのボールを流してライトフライに終わったが、彼が今年活躍し、新人王を取れるのでは無いかと思った打席内容だった。また様々なタイプの投手のアプローチを見てみたい。

【まとめ】

今日は4-2と負けはしたが、そこまで悲観する内容ではなかったのではないかと考える。去年はヒットすら出ていなかったのだが、今年はヒットが出ている。後はタイムリーなどで本塁に走者を返すだけだ。投手陣も今年は去年と同じような活躍をしてくれると期待しているし、大崩れはしないと思う。前半しっかりと勝率.500をキープし、後半に畳み掛けれるようにチーム一丸となって、6ヶ月のシーズンを乗り越えて欲しい。

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