1軍昇格即スタメンのアリエルを考える #3
お久しぶりです。怪獣ブルー号です。今日は一軍昇格したアリエル・マルティネスを考えていきたいと思います。
ファームで打率.361を記録した絶好調の男が一軍合流し、3番レフトで即スタメン起用された。
昨年までは1軍昇格後、即スタメンはほとんど見られなかった。しかし、今年は即スタメンで使っている。これはとても良い事だと思う。
私はいくらファームで好調でも、すぐ使わず、何試合もベンチの肥やしにしていては、結果は出にくいと考える。
“鉄は熱いうちに打て”プロ野球選手もこれに通ずるものがあるのでは無いだろうか。
今日のアリエルを一言で言うならば、彼らしいアプローチが出来ており、広角に打球を飛ばせていた、である。
1打席目は頭付近にボールがきてデッドボール。幸い頭には当たらなかったが、彼はよく怪我をするので、心配であった。しかし、ドラゴンズファンの心配とは裏腹に、何事も無く一塁に歩き出し、ホッとした。
2打席目は凡退はしたものの、内容は充実したものだった。際どいボールを見逃せる彼の特徴が発揮されており、結果的にはフルカウントで低めをすくい上げてセンターフライであったが、いずれヒットが必ず出るだろうと思わせてくれるような打席内容だった。
3打席目、前の打席に感じていた事が的中した。山田・村上に連続ホームランを打たれ、嫌な流れの中、彼はやってくれた。ど真ん中の変化球をしっかりと引っ張り、レフトへタイムリー。
彼は1本ヒットを放てば、どんどんヒットを量産するバッターなので次の打席も期待したい。
4打席目、この打席は外の変化球を上手く拾い、ヒットを放った。二軍での調子の良さをそのまま一軍に持ってきたような打席内容である。
鵜飼航丞との兼ね合いもあるが、これからも試合で見たいと思えるような4打席だった。
(代走平田で途中交代)
[まとめ]
今日のアリエルは長打こそ無かったものの、彼らしい広角に打ち分けるバッティングで、マルチ安打。また、6回裏には守備でファインプレーを見せ、レフトコンバートの不安を取り払ってくれた。
鵜飼航丞も見たいが、アリエルも見たい。嬉しい悩みである。素晴らしい今季初スタメンであった。
[アリエルマルティネス]
1打席 死球
2打席 センターフライ
3打席 レフトへのタイムリーヒット
4打席 ライトへヒット
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