FE聖戦の系譜カップリング考察 前書き -カップリング評価のポイント-

※この記事は「FE聖戦の系譜 カップリング考察(キャラネタバレ有) 」の続きです。

カップリングを評価する上で、いくつか評価の軸となるポイントがありますので、この記事ではそれを紹介します。中でも何が重要かについてはプレイスタイルによって大きく変わるかと思いますが、以降の記事では下記のポイントを軸に、独断と偏見で総合的に評価していくつもりです。

1.ステータス成長率
子世代のステータス成長率は、誰が親になっているかで大きく変わります。ざっくり言えば、親が良く伸びていたステータスは子もよく伸びるという具合です。
魔導士系が親なら力は抑え目で魔力が良く伸びるし、アーマー系が父親なら守備が上がる・・・といった要領です。
評価においては、「子世代キャラにとって必要なステータスがちゃんと伸びるか」を主に考えます。ただし、聖戦の系譜はステータス上限が設定されていますので、あるステータスの成長率が極端に高いと無駄になることも多いです。そのため、バランスの良さも考慮します。

2.スキルの継承
子世代のスキルは親が個人で保有しているスキルをそのまま継承します。特に「追撃」のスキルは再攻撃が可能となる人権スキルですので、追撃をメインに、有用なスキルの継承ができるかを軸に考えます。ただし、スキル継承にはいくつか注意点があります。
・職業によっては兵種スキルが設定されていますが、これは継承されません(例:ジャムカの追撃、デューの盗む など)
・流星剣、月光剣、太陽剣の特殊剣スキルは、「剣を持てる歩行ユニット」にしか継承されません。具体的にはアイラの子供2人(ラクチェ・スカサハ)とシルヴィアの娘(リーン)とブリギッドの娘(パティ)です。

3.武器の継承
子世代の初期アイテムは、息子なら父親・娘なら母親の所持アイテムがそのまま継承されます(ブリギッドとキュアンエスリン夫妻だけは逆性別に継承)。ここで重要になるのは、聖戦の系譜は原則(※)、装備できないアイテムをキャラクターに持たせることはできないという点です。よって、「子世代に持たせたい武器を親が装備できるか」が重要な評価点になります。
また、聖戦の系譜には一部のキャラに神族の血統が設定されており、ステータス成長率が補正される他、それぞれの神族に対応した武器レベルが上昇します。それにより、子世代が使用できる武器が増えたりする場合もプラス評価になります。
※ 例外として、敵撃破時のドロップや村を訪問した際に貰えるアイテムは装備できなくても取得できるため、これを利用して無理やり継承することも可能。

4.カップリングさせやすさ
カップリングは自由に選択できるわけではありません。
・キャラクター同士を隣接させる
・一部のカップリングに用意された会話コマンドを実行する
ことで好感度を上げる必要があります(ストーリー上絡みのあるユニットは最初から好感度が高かったりする)。これについては頑張れば何とかなるので上記3点に比べると重要度は下がるものの、評価のポイントにはなります。なお、一部の会話には強力アイテムを獲得できるものもありますが、獲得してから別キャラに乗り換えることは可能なのでこの点はあまり評価に入れません。

5.超重要アイテムの処遇
親世代で手に入るアイテムのうち、カップリングの考慮に多大な影響を与えるアイテムがいくつかあります。
・フォルセティ
レヴィンが使用する風属性神器。威力30に加えて技+10、速さ+20の補正がかかる壊れ性能で、縛りプレイでもない限り継承しない理由が全く無い。
子世代でフォルセティが継承可能なのはシルヴィアの息子(コープル)、フュリーの息子(セティ)、ティルテュの息子(アーサー)の3名。カップリングの組み合わせ全体を考えるときは、まずフォルセティを誰に持たせるかを考慮することになる。
・ついげきリング
持っているだけで追撃スキルが付与される。1つしか入手できないが、これを継承すれば追撃無しのカップリングでも1人分はカバーできる。これを誰に持たせるかを併せて考えることでカップリング選びに幅が出る。
・キラーボウ
ジャムカの初期装備だが、命中高い、軽い、武器レベルC、ひっさつ付与とやりたい放題の性能で神器イチイバルより普通に強い。これのせいでジャムカがとんでもなく強いキャラだと錯覚するほど(ジャムカは普通に強いが)。弓が使えるキャラはこれさえ持たせれば何とかなると言ってもいいレベルだが、継承できるのはエーディンの息子(レスター)とブリギッドの息子(ファバル)だけ。特にレスターは子世代の初期キャラなため、「レスターにキラーボウを継承できるか」は評価において大きなプラス(※)になる。
※ 流石にフォルセティほどではないが、レスターに関して言えば追撃と同等だと思う。闘技場での使いまわしを考えたら追撃より上。

6.独身という選択肢
親世代で女性キャラが誰ともカップリングしなかった場合、子世代では代替ユニットが参加します。大抵は子供の方が強いので縛りプレイでもない限り選択しませんが、あるキャラの代替は下手な子供より強い説が・・・

次の記事からは、女性キャラごとの考察になります。

★カップリング考察1 エーディン編

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