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SIGMA 65mm F2 DG DN Contemporary 数ヶ月使ってみて

広島シグマっ子クラブのDOPことまたにぃです。台風のため外では轟音が鳴っています。怖いですね。

僕とシグマレンズとの付き合いも長いもので、初めて手にしたのはニコン用の28mmF1.8でした。
まだそこまで写真してなかったけど父の買ってた写真雑誌で魚住さんがこのレンズを紹介してて、影響受けやすい僕はすぐに買ってしまったらしいです。

当時は友達や職場の人たち撮るだけで満足してたんですがこのレンズで撮った写真にどんなものがあったか、まるで覚えておりません。
ただなんとなくな記憶として(使っていたカメラやフィルムのせいもあるかもですが)今みたいなシャープな描写というより、なんてゆうかしっかり重みがある絵になっていたような印象が残っています。※個人の感想です。

以来なにかにつけ関わること多かったシグマレンズですが今年に入って65mmF2を買ってみました。
使ったことのない画角とスチームパンクなルックス(重要)に興味が湧き通販ポチってしまった次第です。
近所の犬が暴風に吠えています。

同じIシリーズの35mmと迷うところもあったのですがその画角は割ともてはやされがちで使ってる人多いなと思ったのとこちらの方が描写が良いとインターネットの人が言ってたのでまたしても影響受けて決めてしまいました。
心の声に従った、という言い方ならカッコイイでしょうか。

動画で簡単に作例や感想まとめてみたのでご覧ください


レビュー系の動画ってあまり経験ないのですが度々思考停止しながらもなんとか仕上げました。まぁそんなに語れてないんですけどね。

外観や描写の良さについてはいろんな方が話してるので多くを語りませんがシャープで細い線が僕の好みと合っていてとても気に入っています。

標準レンズの「標準」とは50〜58mmくらいをそう呼ぶみたいです。
数字的には近いとはいえやはり全然違う視野範囲になります。
40mm初めて使った時の「ほぼ標準レンズみたいな言い方してるけど全然違うじゃん」っていう感想に近いかもしれません。
かと言って中望遠かと言われるとそうでもない。
その辺りが人によって絶妙とか微妙とか評価の分かれるところなのかもしれませんが逆に言うとそこを狙ってきたレンズということです。

50mmだとちょっと広い。85mmだとちょっと狭い。
じゃあ65mmにすればいいじゃない

ということで50mmレンズと比べて
・より背景を整理しやすくなる
・やはり違う圧縮効果
・ボケ感
みたいなとこはメリットかなと。メリットというか違いですか。
標準〜望遠よりの画角で被写体中心にぐる〜っと回って撮る動画好きなんですけど中望遠だと被写体をフレーム内に収めにくくなりますよね、当たり前に。
そういうとき圧縮効果も感じつつフレーム内に収めやすいと言う意味でありがたい画角だなと思いました。

デメリットということではないんですけど、やや特徴のある画角ではあるのでこのレンズを使うことで改めて50mmレンズの万能感というか使いやすさみたいなもの感じます。
「35mmこそ至高!」的な意見もあるかと思いますがそういう話はまた別の機会に。僕は50mmが一番馴染んでるんですよ。
住み慣れた街を離れても帰ると落ち着く場所、みたいな。
東へと向かう列車で旅立ったけど都会の絵の具に染まらないで帰る、みたいな。
僕と50mmはそういう切れない関係なんだね、というのをこのレンズを使ってみて改めて感じたということでございます。

たまに「単焦点レンズは画角を倍数で増やしていくのもいいよね」みたいな話聞きませんか?
例えば24(25)mm→50mm→100mmとか。
それを参考に考えると、35mmをよく使う人は倍の70mmに近いこのレンズを所有するべきであると言ったら過言かもしれませんが筋の通らない話でもないと思えなくもない。

結論: 標準〜中望遠域をまとめたい人にはアリ

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