【当麻町】潤いあふれる森、穏やかな田園風景、 当麻町の魅力をサウナで「ととのえる」
サウナを通して町に広がる大自然を体感してもらう新しい取り組み
「ととのう」と聞くと、すぐに思い浮かべられるほど人気となっているサウナ。多くの愛好家たちがこぞって各地のサウナ施設へと通い、大きなムーブメントとしてテレビなどでも話題になっています。今やブームとして終わることなく、ひとつのカルチャーとして定着しつつあるのではないでしょうか。
私たち当麻町も、このサウナに着目して新たな町おこしを図っています。それが「Made in 当麻町“ととのう町”サウナプロジェクト」です。
きっかけはZOZO TOWNの創業者・前澤友作氏がSNSで募集したふるさと納税8億円アイデア募集企画。
当麻町も「自然の中で心も体もリフレッシュできるサウナ空間を創出したい」と応募しました。結果として応募のあった全国150の自治体に500万円ずつ寄付がされ、プロジェクトが動き始めました。
当初は自然の中に情報通信網を充実させ、アクティビティ、サウナ、ワーケーションの3つが可能な空間創出が目的でしたが、寄付の中で実現可能なこととして3つの取り組みを基軸に現在も進めています。
官民一体で実現した「Made in 当麻町」サウナ。
このプロジェクトの一つ目の取り組みは、サウナの本場・フィンランドにある「移動式サウナ」を開発・運営するというもの。
町内にあるキャンピングカーを制作する民間企業が自己投資で、会社所有のキャンピングカー型のマイクロバスにサウナルームをドッキング。日本初のキャンピングサウナバスが完成しました。
このバスには、内装材に町森林組合から提供いただいた町産トドマツ材を使用。さらにサウナストーブも町内の鉄工場に製作していただきました。
まさに1台まるごと「Made in 当麻町」のサウナバス。ちなみに、このサウナバスは現在、ふるさと納税の返礼品として24時間レンタルできるようになっています。
二つ目の取り組みがこのサウナバスを楽しめる場所の創出。
移動式サウナといっても、どこでも入ることができるわけではないため、自然を満喫しながらサウナを楽しめる空間を作り出しました。
それが「プレミアムスポット」。
先述の500万円の寄付を活用して、当麻山キャンプ場内にサウナバスが停泊できるエリアを整備しました。サウナに入って、焚火をして、時にはハンモックテントで風に揺られて…。まさに心も体もリフレッシュできる空間となっています。
この取り組みに共感していただき昨年、民間事業者が町内にサウナ施設「Koti」を作りました。ここには地元の土や粘土などを使ったアースバック工法で造られた2棟の屋外ドーム型施設「北の洞窟サウナ」のほか、バレル型サウナ1棟、コヤサウナ1棟を備えています。
のどかな田園風景の中に外気浴スペースも設けられ、プレミアムスポット同様、当麻の大自然を楽しむことができます。
三つ目の取り組みは、当麻山にある温浴施設「ヘルシーシャトー」内のサウナルームをフィンランド式サウナにリニューアルすること。
これまでの2つの取り組みにより交流人口が増加していけば、この夢も実現し、町民の健康増進にも寄与されることとなります。現在も進行中のサウナプロジェクト。今後にご期待ください。
町民+あなたの力で、さらに“ととのう”町に。
このMade in 当麻町「“ととのう”町」サウナプロジェクトは、まだ始まったばかり。町民と手を取り合いながら多くの人々とともに、“ととのう”町を創り上げていきたいと考えています。
ぜひ当麻町のサウナを体験しに訪れていただければと考えています。
また、関係人口交流プログラムも計画しており、柔軟な発想で当麻町の町づくりに参画していただける方も募集する予定です。
私たちの力だけでは難しいことも、ひとりでも多くの方に参加していただくことで、当麻町がより“ととのっていく”と信じています。
一緒に町の魅力を道内各地へ、全国各地へと広めていきましょう。
事業主体
当麻町
所在地
北海道上川郡当麻町3条東2丁目11番1号