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石田さんの小学校特別授業

 こんにちは。東京藝術大学 Diversity on the Arts Project(通称:DOOR)受講生の工藤です。受講生有志とトリーチャー・コリンズ症候群の当事者である石田祐貴さんと一緒に、実習を進めています(詳細をこちらにまとめています)。

 1月20日、東京都内の公立小学校で「障害ってなんだろう?〜トリーチャー・コリンズ症候群を通して〜」と題し、石田さんの45分間の特別授業を2コマ行いました。

 対象は小学6年生です。石田さんの居る教室に、子どもたちが少し緊張しながら入ってきました。今回は、あえて事前学習はしていません。

 授業は、「普通とはなんだろう?」と問いかけ、身長に例えたりしながら、子どもたちと一緒に考えていきました。後半は、障害についての捉え方を考えていきました。
 質問コーナーでは、子どもらしい質問から、人生についてのかなり難しい質問などもありました。どの質問にも真摯に答える石田さん。

 授業を真剣に聞いている子どもたちの顔が変わっていき、石田さんと子どもたちとの距離もグッと近くになっていました。誠実なお人柄が伝わっているなと思いました。

 石田さんと出会うことで、たくさんの学びがあったと思います。
 石田さん、ありがとうございました。

【石田さんチームのメンバー紹介】
● 工藤さん:療育施設で子供と歌って踊る元音大生(この記事の筆者)。
● 小出さん:元は医療ソーシャルワーカー、今は障害者B型支援施設理事。
● 藤田さん:福祉に関わりがないままDOORを受講した会社員。
● 細尾:中華料理が好きな医者兼ライター。


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