Nirbitious!2025
そういえば、生誕ライブに行くのは初めてだな、と思う。
初めてライブのために遠征をしたのも、PRSMINだった。
PRSMINをきっかけにして、初めていった場所。新しくできた友達。旧友との再会。
そんなのがいっぱいあるんだけど、今回もまた、初めての経験。
ということで、これはNiR生誕2025。
「Nirbitious!2025」の記録だ――。
BGMにどうぞ
01.恋の不確定code
NiRがNiRとして、PRSMINのメンバーとして、このステージに立つまでには、紆余曲折があった。
いろんな巡りあわせとか、決意や覚悟の先に、この瞬間が成り立っている。
NiRがNiRでいてくれてありがとうという、最大級の愛と感謝を携えながらの生誕ライブ。
その一曲目が、恋の不確定code。
踏み出さないまんまじゃいけないと、未来に向けて、アイドルとしての一歩を踏み出したNiR。
そうして、「Nirbitious!2025」という物語が駆動する。
僕はもうこのへんから号泣してました。
好きなバンドのライブとかで軽く涙ぐむくらいはこれまでにもあったけど、あんなに号泣してたのは初めてのこと。(また初めてだね)
ほんと、いつも期待を上回ってくるPRSMIN……らぶ……。
02.選手宣誓
はじめの一歩を踏み出したら、次はその覚悟を声高らかに歌い上げる時間だ。
「ちょっとお耳を拝借、選手宣誓をします」――と始まった曲は、すかさずフロアを巻き込み、拳を突き上げ、叫ぶように皆で声を合わせる。
生誕ライブともなると、フロアの熱気は普段の何倍にもなっていた。
ステージに呼応するように、沸き立つ観客。
さあ、最高のライブの幕開けだ。
03.Diamond
この生誕ライブのテーマのひとつは、「巡り合わせ」。
数えきれない巡り合わせの上に成り立った、このステージ。
Diamondもまた、元QUEENSのNANAMIさんがPRSMINのために書いてくれた曲という、ひとつの巡り合わせで。
今日、この瞬間にこの曲を演ることの意味に、想いを馳せずにはいられない。
ぞくぞくと身体が沸き立つようなギターリフに始まり、PRSMINの曲の中でも随一のラップパートから、メロディアスなBメロ、サビへ。
Diamondは個人的にも大好きな曲のひとつだけど、初めて生でパフォーマンスを見られたのも最高だった。
相変わらず涙は止まらず、笑顔で号泣しながらステージを見つめるキモいオタクになってました。
04-07.【メンバーコラボ】
ここからは、各メンバーのユニットを組んでのコラボパート。
NiRが「このメンバーと、このアニソンを歌いたい!」と選んだ曲が、これだ。
生誕ライブらしく、NiRがやりたいことをやる!という、お祭り感のあるパート。
けれどそのパフォーマンスの良さは、折り紙付き。めきめきと成長を続けるPRSMINの実力が遺憾なく発揮されていたし、選曲が神。
中でも印象に残ったのが、各メンバーがフロアに向けてと同時に、NiRに向けてパフォーマンスをしていたこと。
NiRの誕生日をお祝いしたい気持ちや、みんなの仲の良さが伝わってくるパートだった。
個人的には、アーティストにとって、メンバー同士の仲の良さは必ずしも必要なものではないと思っている。
いがみ合うからこそ生まれる反骨精神とか、競争意識によって生み出される素晴らしいパフォーマンスの形も存在する。
だけどPRSMINにとっては、それは間違いなく必要なもので。
彼女たちは仲が良いからこそできるパフォーマンスの形を、いつも僕たちに見せてくれる
そんなPRSMINが、僕は大好きだ。
――ところで、来るべき2025.4.5。
そんなPRSMINの昼夜2公演のワンマンライブがあるってよ!!
昼夜あわせて全35曲"以上"をすべて披露!
さらに夜はなんと、PRSMIN初のバンドセット!
こんなの流石に見に行くしかないんだよね。
08.unlimited sky
コラボステージがおわり、息を吐く間もなくノンストップでライブは続く。
あの日、夢に見たアイドル。誰かに、夢を与える存在。
そこを向けて歩き始め、まだ遠い、憧れてる空を見上げる。
まだ遠くたって、僕たちはもう前を、上を向いている。
だからこそ、あの空を追いかけ続けることができる。
これまで歩いてきた道は無駄じゃなかったんだと、擦り減った靴底が教えてくれる。
たとえ不格好でも、僕たちは一歩ずつ進んでいける。
愛できらめく世界を連れて。
09.スカイライン
unlimited skyが空に向けて歩きだす姿を描いた曲とするなら、スカイラインはそのもう少し後の曲。
歩き出して、何度も転んで、また歩いて。
今の自分の立ち位置を、しっかり確認したりして。
いろんな経験をして、いろんな巡り合わせがあって、少し大人になって、あの日よりも俯瞰して自分のことを見られるようになった。
それでもやっぱり、目指す場所は変わらなくて。
あの日の想いをしっかり掴んだまま、空へ駆け出していく。
迷うことも、悔しいことも何度だってあるけど、想いを曲げないことの強さを、今は知っている。
そんな曲が、スカイライン。
unlimited skyからのスカイライン、ほんまに美しすぎる……。
-MC-
ノンストップで続いていたライブもいよいよ大詰めを迎え、今日の主役であるNiRのMCが始まる。
このnoteでも何度か書いてきた、巡り合わせの話とか。
公務員になることが決まっていたけど、それを辞退してアイドルの道を選んだ話とか。
いろんな想いが詰まったMCに、僕はやっぱり涙を流しながら。
NiRがNiRでいてくれることに感謝しながら、ライブは次の曲へと向かう。
10.dear id
あのMC明けからのdear id、流石にずるい。
この曲に関しては最早、何かを語るのさえ野暮だろう。
ただ、聴いてほしい。
11,platina
ここまで色んな曲を、色んな想いを歌ってきて、最後はやっぱりplatina。
それも普段とは違い、歌い出しをNiRが担当する、特別なplatina。
PRSMINのファンなら例外なく、この曲には思い入れがあるだろう。
皆がそれぞれの想いを噛みしめながら、声を合わせ、サイリウムを振り、Nirbitious!2025は大団円を迎える。
これが最後の曲だなという一抹の寂しさと、それをずっと上回る愛と満足感と。
そんなものを感じながら、最高のステージが幕を下ろす。
メンバーがステージを後にし、最後はファンみんなで、happy birthdayを歌ったりして。
そうして、Nirbitious!2025が終わりを告げた。
Nirbitious!2025、本当に幸せな時間をくれてありがとう。
これからもずっと、PRSMINの、NiRのファンです。