はじめて一人でイギリスに行った時の話
こんばんわ筆者のKnock🐊です、今夜は「はじめて一人でイギリスに行った時の話」を書いていきます。
イントロダクション
もう20年以上前の話です、誕生日に友人から本を貰いました。
それは高橋歩さん著「Love & free」と言う本でした。
世代の方は、「知ってる!」って思うくらいには売れてる(知名度がややある)と思います。
旅の日常と写真が主な内容です、男女二人旅。
私、20歳の時にこの本を読みカルチャーショックを受けました。
成田からヒースロー空港(初めての海外)
まず、日本からの飛行機が悪天候で遅延になりました。
飛行機が遅延したため、到着初日だけ宿を予約していたのですがキャンセルせざるを得なくなりました😭。
※英語力について筆者は現在でも「プレイン、ノー、フライ」レベルの英語力です。
なんとかようやくイギリスについた時間はすでに朝になっていました。
ワニ、カンタベリーに行く
理由は当時の彼女が学生の頃留学していたと言う話を聞いていたからです。
カンタベリーは田舎の景色の中にお城があると言う雰囲気でしたが、まったり田舎すぎて若者には全くどうしたら良いか分からず翌日にはすぐリヴァプールに向かいました。
宿は小綺麗なカントリーチックな民家で、イギリスお決まりの朝ごはんでした。(朝食セットハンペンみたいな形のパンとか)、美味しくはない。
ビートルズ発祥の地リヴァプールへ
あまり覚えてないのですが、カンタベリーの次の宿がリバプールだったので2日の日中をかけて移動したのでしょう。
リヴァプールで印象だったのが、初めて海外のスラムを見た事です、スラムといっても市営住宅の様な立ち位置かもですが、明らかに場所の区分けがされているというか、街側から見たらなんとなく空気が異質なんですね?、感じ取った若かりし私は「決して近づいてはいけない」と思いました。
その時の思いが夜の宿での行動につながりました。(歳をとって思えば危ない時間に奥まで入って行かなければ大丈夫)
それはさておき、この時近くの美術館(大層な感じではない)でアンディウォーホール展が開催されていて訪れました。
この2日目で私はやっと旅を楽しめる様になりました。
ただ夜の宿は1Fがバーになっており、階にあるトイレは共同でした。
初めての一人旅でびびっていた私は、バーに行く事もなく、部屋で過ごしましたエールを一人飲みながら。
もちろんスマホはないので部屋で一人きりです、下からはバーから流れる音楽が鳴り響いています。
不意におしっこに行きたくなった私ですが、トイレは共同、何故かびびってしまった私はトイレにいけず部屋についてる洗面台の流しでおしっこをして夜を耐えました。
それが大好きなビートルズの生まれた街、リバプールの一番の思い出です。
翌朝エディンバラへ向かう
出発から家まで帰る日数を含めて一週間の旅なので駆け足です、次の日には列車に
乗ってます、一番楽しみな街エディンバラです。
何故かというと映画「トレインスポッティング」の映画の雰囲気(薬物、特にヘロインは推奨しません、ダメ絶対)が大好きでした(映画の舞台はグラスゴー?)。
原作者アーヴェインウェルシュの他の本も読み、それがきっかけで、ケルアックなどのビート文学にも出会いました。
ともかく、私はケルティックな音楽や、バグパイプや羊やイギリス文化が当時は大好きでした。
とても気分が上がりました、道中の列車から眺める田舎の起伏のある原野の風景もとても沁みました。
エディンバラはカンタベリーのお城が100個ぐらい連なったお城の中の街の様な風景で素敵だった。
ホテルは昔の映画に出てきそうなビルみたいなホテルでした。グランドフロワ〜。
夜はホテルのすぐ目の前にあったマックをテイクアウトしてテレビを見ながら食べました。
古びた洋館の様なホテルは少しおばけ(ゴースト?)が出そうな雰囲気でしたが私はすぐ眠りにつきました。
そして朝を迎えまた出発します。
旅も佳境です、最後の目的地のストーンヘンジに向かいました。
ストーンヘンジ
エディンバラから南にもどりロンドンの近くまで戻ってきました。
ストーンヘンジのあるソールズベリーと言う街もまた田舎でしたが、道路は車が行き交い、空気も清々しく、寂しい田舎な感じではなかった、ストーンヘンジにはバスで行きました。
その当時はロープは貼っていなかった記憶があります、日本語音声対応のガイドギアが置いてありました。
最後ロンドンへ向かうバスを待っていた私に一人の男が話しかけてきました、手には茶色い小袋(中身は見えない)。
言葉がわからないのですが、何かを売りつけようとしてた?。
びびった私は何も買いませんでしたが(この時所持金全部で3万円。
そして最後の1ポンドでコーラを買い、無事に日本に戻ってきました。
以上、「はじめて一人でイギリスに行った時の話」でした。
1人バックパック旅行に行くきっかけを作ってくれたこの本との出会いに感謝です。