推し遍歴 その4 東京パフォーマンスドール(先代)(1992年10月~1995年8月)
概要
(先代)となっているのは、現在活動中の同名グループがあるためです、ただ別グループではなく当時と同じレコード会社とスタッフが関わっているため楽曲は引き継いでいます。
結成は1990年ですが、当初のコンセプトでTV主導ではなく、ライブハウスからの口コミを基に成り上がることとして活動していたため、自分的は知る由もなかったグループです、通称はTPD。
個人的関わり
知るきっかけとなったのは1992年10月から日テレで放送されていた「ヒューヒュー(HYU2)」と言う番組(関根勤さん、伊集院光さんをメインとしたバラエティ番組)で、ここに東京パフォーマンスドールとして出演していたことになります、関根勤さんからTPDに入った人となります。
バラエティ番組と言うことで、ゲームコーナーがメインでしたが、オープニングや番組途中にTPDのライブコーナーが挟まれており、そこでグループ、ソロいろいろな形でのパフォーマンスが観れる番組で生で一度観てみたいと思うようになりました。
グループとしては丁度、ライブハウスからの口コミで人気上昇、そこからのテレビ露出でより拡大と言う時期だったので、番組自体は1993年7月で終了となりましたが、直後の8月に武道館公演が開催され自分も行ってきました。
この時期、フロントメンバーと言われるテレビ等のメディアに出演する7人の他、ライブメンバーが10人ほどいたので、この後大人数のダンスグループが好きになるのはここが原点となります。
また、この武道館公演では大阪パフォーマンスドールのお披露目も行われており、この後上海パフォーマンスドールができたこともあり、後のAKBのルーツはTPDにある、と言う人の根拠となっています。
その後、ライブメンバーもTPD DASH!!としてCDリリース、翌1994年には、シアターアップル(今は亡き新宿コマ劇場の地下にありました)でのフロントメンバー7人による7日間のソロ公演なんかを行ってきましたが、この辺りから各メンバー間の方向性の違いが出てきたらしく、8月の横浜アリーナ公演の後、フロントメンバーの内3名(米光美保、篠原涼子、市井由理)が卒業となりここがピークとなりました。(本当は前年の武道館がピークだったのかもしれません、後述)
メインメンバーの卒業を受けて、フロントメンバーの入れ替えを行ったものの公演数が減り、1995年の4月で残った推しの穴井夕子さんも卒業ということで、その後の公演(1995年8月)まで観たところで追いかけなくなりました。
そして、この公演か米光さんのソロライブを観に行った頃から10年ほどアイドルのコンサート、ライブに行くことがなくなりました。次回は2006年3月になります。
その後、グループはメンバー一新を行ったらしいですが、1996年頃に自然消滅的な解散という形となったそうです。良く話題に上がる仲間由紀恵さんがTPDにいた、というのはこの頃のことになります。
篠原涼子さんについて
TPDの出世頭となると彼女になると思います。
実は「ヒューヒュー(HYU2)」放送開始の頃は出演しておらず、フロントメンバーを外れてライブメンバー扱いとして、独自の活動をしていました。
その1つが「ダウンタウンのごっつええ感じ」でかなり体を張ってました。
ただ、「ヒューヒュー(HYU2)」後半には参加していたので軌道修正があったようです。
それと並行して、1994年に小室哲哉さんプロデュースでリリースした「恋しさとせつなさと心強さと」がダブルミリオンセールを記録したりしてTPD卒業となりました。
その後はソロ歌手として活動していましたが、徐々に女優業にシフト、こちらでもヒット作を出すという活躍ぶりでした。
歌声はヌトーとした感じで心地良いので、今の女優業しか知らない人も聴いてみてはいかがでしょうか。
横浜アリーナ公演での出来事
1994年の横浜アリーナ公演では、自分のチケットは2階スタンド席だったのですが、当日の入場時に座席の振り替えがあるということでチケットを交換、1階スタンド席になりました、そして2階スタンド席は未使用に。
横浜アリーナの方が武道館より収容人数が多いだけに、武道館以上の集客はなかったのかだけなの、それとも武道館の時よりも減ってしまったのか、当時の感想としては「ちょっとパワー落ちてき」と思ってました。
推しメン:米光美保
TPDでの推しは1人目は米光さん、野太い、と言うと語弊がありますが力強い歌声で随一の歌唱力を持っています。
ダンスも決して苦手だったわけでありませんが、歌をメインにしたいということで卒業、その後は角松敏生さんのプロデュースでCDをリリースしています。
ライブにも何度かいっており、今は亡き日新パワーステーションなんかに行ったりしていました。しかし良番取れるわけではないのでスタンディングだと背の低い自分ではなかなか観えなかった思い出があります。
角松さんのプロデュースを離れた後、しばらくしてインディーズで復帰、CDリリースは行っていていくつか購入していたのですが、現在はHPも消滅しており消息不明となっています。
推しメン:穴井夕子
もう1人の推しは穴井さん、彼女は澄んだ高音での歌唱が心地良く、武道館公演で上手通路から「月に吠える」を歌いながら出てくるのが自分の目の前だったのが強く印象に残っています。
バラエティ的な所も評価されたらしく、「笑っていいとも!!」のレギュラーや、プロゴルファーの横田真一さんと結婚したこともあって「ジャンクSPORTS」のアスリートの妻特集なんかに良く出てました。
推しユニット:米光倶楽部
「ヒューヒュー(HYU2)」の番組内で誕生したユニット、名前の通り米米倶楽部のパロディで、米光さんは普通の衣装ですが、関根さんがカールスモーキー石井風、伊集院さんがジェームス小野田風の衣装で登場、「TRUE」というこの曲は序盤は米光さんのきれいな歌詞としっとりとしたソロパートから途中で曲調が一転、関根、伊集院両名のさっきの歌詞をひっくり返すようなツッコミパートが繰り返される迷曲となっています。
シングルになっていますので是非聴いてみてください。
推し曲:秋色協奏曲
一押しの曲はこちら。と言っても米光さんと穴井さんのデュエット曲になります。
1コーラス目は穴井さん、2コーラス目は米光さん、サビがデュエットとなりますが、2人それぞれの性格(あくまでもイメージですが)に合って、お互いを気にしている歌詞と歌声が絶妙な1曲となっています。
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