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C102備忘録 サークル参加当日編

この記事は、8/12(土)~8/13(日)に開催されたコミックマーケット102(以下C102)にサークル参加をした人間の「C102当日までの準備、及び当日の動き」に関わる備忘録です。
サークル参加以前の、申込や原稿作業について記した【C102備忘録 頒布物準備編】もあります。どちらの記事も単体で完結しています。
記載内容は、全て 2023/08/27 時点の情報です。

この記事の内容はざっくり下記のとおりです。
・いわゆる「薄い本」を頒布する人の準備物一例
・ポスターやお品書きレイアウトの参考
・サークル参加者が、サークル入場時刻に遅刻した場合の動き方
・入場から頒布、スペース撤退までの流れ

この記事には、下記内容は記載されていません。
・新刊の印刷数、持込数、頒布数

※この記事を投稿した目的は、「こういう考え方・やり方もあるよ!」といった知見を頂きたいことが主なので、コメントいただけると嬉しいです!
また、もし内容に誤りがあればご指摘いただけると助かります。


当日までの全ての準備

荷物について

下記写真は、スペース設営時の写真(左)と、当日に持っていったキャリーバッグの中身(右)です。
画像内、持ち物と紐づけた数字は、下記「▼持ち物」の説明のため記しています。
また、画像内に存在しない持ち物も記載しています。

画像左:ビッグサイト会場内 設営時の写真
画像右:当日運んだキャリーバッグの写真

▼持ち物
(1) ポスタースタンド
「PO.SU.TA」で購入したポスタースタンド。家で一度組み立てから片付けまでしておくと設営が楽。
設営時、床の汚れやほこりを掃いた上で、足に養生テープを貼って固定した。終日倒れることはなく、今後も利用予定。
PO.SU.TA.Pro 軽量モデル ケースセット

(2) ポスター
印刷済みのものを家から持ち込んだ。ポスターの印刷やレイアウト等に関しては、後述の「ポスター、お品書きのレイアウト検討、印刷」を参照。

東急ハンズで丸形紙管を購入し、キャリーバッグとポスターのサイズに合うように加工して、ポスターを紙管に入れて持ち運んだ。
蓋は無くてもポスターがはみ出ることはないが、中でズレることを危惧してダンボールで蓋を作った。

ダイソーで売っている書類ケースが売り切れだったため、やむを得ず紙管を利用したが、今後もこうして運ぶ予定。処理が楽なので。
神田 薄手クラフト 丸型紙管 5.1×100cm 1枚入│梱包資材 その他 梱包資材

(3) あの布
「あの布PLUS」で購入したテーブルクロス。こちらも家で一度展開しておくと当日迷わずに済む。

テーブルの内側に大小多数ポケットがあり大変便利。スペースが狭く、何かと置き場所に困るが、一時的な置き場所としてポケットをたくさん使った。
横幅が89cmなため、コミケのスペース利用可能範囲90cmを、布の大きさで把握できるのが便利。
布の裏側のマジックテープで固定できるため、ズレたりしない。

よく売り切れるので、公式X(旧: Twitter)(以下、Twitter)アカウントのツイート通知を設定することを推奨。
あの布PLUS シンプルタイプ

(4) 100均 キッチン折りたたみラック
持ち運び時は、突起があるので申し訳程度に梱包。
設営時は、頒布物に重なるように設置。

防犯のために利用。お金のやり取り時に、頒布物の上に戦利品を重ね、立ち去るときに戦利品と併せて必要以上に本を持ち去られる過去事案を見て対策。

(5) 手提げ金庫
重たいしかさばる。100円玉、500円玉ケースで代替可能。
机の上に手提げ金庫があるとうれしいので採用。

(6) 100均 イーゼル
見本誌を立てかけるのに利用。倒れたりすることはなかったが、手に取ってくれた方が丁寧に扱ってくれたからかもしれない。
また、次回以降は見本誌にカバーをかけたい。

(7) ポケットティッシュたくさん
あればあるほど安心。ポスタースタンド設営時の乾拭きに利用したりした。

(8) 小さいビニール袋たくさん
あればあるほど安心。ごみ袋に利用したり、汗を拭いたタオルをしまうのに利用した。

(9) ビニール紐、ガムテープ
どちらもまるごとは持っていけないので、ダンボールの切れ端にぐるぐるに巻いたものを持参。

(10) 45Lごみ袋
リュックや戦利品が入ったトートバッグを雨から保護する目的で持参。幸運なことに、利用することはなかった。

(11) アルコール除菌シート
アルコールを吹きかけられない物への利用を除き、ウェットシートとして利用。

(12) 1.9L水筒
氷と水を入れたものを持参。大容量なのでスペースから離れて水を買う必要がなくなる、ずっと冷たくてうれしいといったメリットがある。
でかくてかさばるし重くなることがデメリット。

別途持参した水筒に注いで水分補給をしたが、その際にこぼすのだけは本当に注意。水を注ぐことを事前に近隣スペースへ伝えるなどして対応すること。
クラシック真空グロウラー 1.9L(炭酸対応)

(13) タオル類
下記の用途で持参
・冷凍ペットボトルに巻いて冷凍状態を維持(効果バツグン!!)
・汗拭き
・万が一、前述の水筒から水をこぼした際の処理

(14) 救急バッグ
消毒液と絆創膏があればOK。案外靴ずれとかしがち。

(15) 食べ物
カロリーメイトと塩飴を持参。カロリーメイトは食べる暇なかった。

(16) 文房具
はさみ、カッター、メジャーが入った筆箱。はさみはたくさん使う。
別途、油性ペンや鉛筆等が入った筆箱も用意した。

(17) 卓上ポスタースタンド
東急ハンズで購入。シンプルで良い。
キャリーバッグ内写真には写ってないが、右側に埋もれている。
スタンドポスター掛 ブラックセンターコーナー兼用 ポップスタンド クリップ

(18) お品書き
印刷済みのものを持参。お品書きの印刷やレイアウト等に関しては、後述の「ポスターとお品書きについて(レイアウト、印刷)」を参照。
写真のものは、B5サイズで印刷したものを横向きにディスプレイ。

(19) 値札
値札スタンドは東急ハンズで購入。折り畳めるが、ほんのりかさばる。
サンケーキコム 万能カード立 大│展示・ディスプレイ用品 POP(ポップ)スタンド・カード立て

(20) コイントレー
東急ハンズで購入。なんでもよし。
メッセージカルトン(TM) ホワイト (中紙:黒)(釣銭トレイ・キャシュトレイ) 店舗用品 レジ回り用品

▼画像にない持ち物(優先度が高い順)

・出展サークル専用通行証
必携。コミケ当選サークルのサークル主の住所に、後述の「見本誌票」と併せて送付される。サークル参加者がサークル入場するのには、これのみ受付に渡せば入場可能。
※サークル参加者の必需品一覧というバズっていたツイートに、「リストバンド型参加証」が必需品の一つとして挙げられていたため、念のため強調。
※「リストバンド型参加証」は、事前に用意する必要はなく、「出展サークル専用通行証」を入場時に受付に渡すことで、サークル参加者用の「リストバンド型参加証」をその場で渡され、腕に巻くことで入場可能となる。

・見本誌票
コミケに見本誌として提出していない頒布物を頒布するサークルは必携。前述のとおり、「出展サークル専用通行証」と併せて送付される。
事前に要記載事項を書いておくと、入場後が楽。

・500mlくらいの水筒
水がずっと冷たいのでうれしい。

・印刷したコミケのマップ
スマホやタブレットと違って雑に扱えるため、紙媒体で持っておくと良い。

・養生テープ
マスキングテープ程度の小さいものが便利。

ポスター、お品書きのレイアウト検討、印刷

▼ポスターのレイアウト
B5サイズ表紙を、B2サイズに引き伸ばしたものを利用しています。引き伸ばしてもそんなに変わらない・・・気がします。(写真写りがあまりよくなく、分かりづらいですが)
表紙からタイトルを抜き、スペースナンバーとサークル名を挿入しました。

サークルカットと考え方は変わらず、挿入する文字は大きく太く!を意識しました。
また、フォローしているアカウントが発信している、過去の設営完了ツイートを参考にしています。

▼お品書きのレイアウト
前回記事で紹介したツイート】や、Twitterのお品書きツイートを参考にしている他、お品書きレイアウトを作るのに特化した参考ツイートがあったので、そちらも併せて参考にしました。

▼印刷について
「ACCEA」様にポスターとお品書きの印刷を依頼しました。
Webホームページから受付→店舗で受け取りという形で依頼をし、依頼から受け取りまで3時間という爆速印刷を実現いただきました。

お品書きの印刷も依頼しましたが、B5サイズなので、コンビニのちょっと高級な紙での印刷で済ませるのもアリかもしれないです。

サークル参加者が、サークル入場時刻に遅刻した場合の動きについて

C102では、8:00~9:30がサークル入場時間でした。
上記時間内にサークル入場を済ませなければならないのですが、私はその立場であるにも関わらず、09:30にサークル入口に居合わせることができませんでした。
この後いつ、どのように入場に至るのかを記録したものが下記です。

青矢印:サークル入場時刻内に入場する場合の動き
赤矢印:サークル入場時刻に遅刻した場合の入場の動き

上記画像は、東京ビッグサイト公式ホームページで公開されているフロアマップに図示したものです。( https://www.bigsight.jp/visitor/floormap/

青矢印が本来の入場の動き、赤矢印が遅刻人間の動きです。
どちらも西1ホールで出展することを前提に記載しています。

▼青矢印(本来の動き)
①やぐら橋からエントランスプラザを通り、サークル入口へ向かう
②サークル入口で「出展サークル専用通行証」をスタッフに渡し、「リストバンド型のサークル用参加証」を貰う。リストバンドを腕に巻き、西地区アトリウムへ降りるエスカレーターに乗る。
③西1ホールへ入場。

▼赤矢印(遅刻人間の動き)
①やぐら橋からエントランスプラザを通り、サークル入口であるエントランスホールの近くにある、屋外の下りエスカレーターに乗る。
②中央ターミナルに降りる。
③画像内赤丸付近で待機する。(最終的に、2列で並んだグループが3組ほどいて、大体5~60人くらいいた)
④9:50頃、スタッフから入場の案内がアナウンスされ、2列で順番に受付へ進む。受付にて「出展サークル専用通行証」をスタッフに渡し、「リストバンド型のサークル用参加証」を貰う。リストバンドを腕に巻き、西地区アトリウムへ進む。
⑤西1ホールへ入場。

▼その他補足
・遅刻人間に渡されるリストバンドは、定刻どおりの入場時に貰う「リストバンド型のサークル用参加証」のカラーリングと変わらず、ピンクと緑のラインが入っている。(とても目立ちそうなビビッドカラーのリストバンドを貰ったため、遅刻人間特有のカラーリングかと思ったら、そうでもなかった)
・自分のスペース到着直後の机には、「販売一時停止カード(青)(以下、青紙)」等の張り紙は特になかった。(C98までは遅刻した場合(9:30までにサークル受付が完了が完了していない場合)、上記の青紙がサークルスペースのテーブルに貼られる場合があります と、コミケットアピールで明示されている)
・今回はたまたま 09:30 ~ 09:50 の間に来れたため開催までに入場ができたが、それ以降の時間に到着した場合の対応は不明。

入場からスペース撤退までの流れ

当日の時系列

※C102開催時間:10:30~16:00

09:25 「国際展示場駅」着
09:35 ビッグサイト内 中央ターミナルで待機
09:50 アナウンスに従い、サークル入口でリストバンドを交換
10:05 入場
10:10 サークル受付完了(スペースのテーブル内側に貼られている「見本誌提出用封筒」の内容に従って見本誌提出を行う(封筒を簡易ポストに投函するだけ))
10:28 設営完了(頒布物が少なければ結構早く済む)
10:30 開催
12:00 頒布終了(持ち込み分がこの時点でなくなりました!ありがとうございます!)
~以降、撤収まで空きとなった隣スペースの留守番や挨拶回り、買い物等
16:05 撤収

あとがき

今回は、委託や配送といったサービス利用しませんでしたが、利用に至った回が今後生まれたら、何時に行ってどのくらい待つか、とか記録しておきたいですね。(14時に動き始めるでは遅いとかナントカ)

頒布時、後からpixivで作品アップする旨を都度伝えていたのですが、皆様快く受け取ってくださりとても感謝です・・・。英語圏、アジア圏の方もいらしてくださったので、英語・中国語・韓国語でくらいはそれを伝えられるようにしたかったなあという反省があります。
それ以上に遅刻したことへの大反省もあります。

他にも思い出したことがあれば追記します。

私が頒布した本は、成人済みで、pixivのアカウントを持っていれば誰でも見れます。(18歳未満 閲覧禁止)
https://www.pixiv.net/artworks/111181118

私のTwitterのフォローをお願いします‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼(18歳未満 閲覧禁止)
https://twitter.com/DOOMBREAK

更新履歴

▽2023/08/27
記事作成


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