【Doom Dragon Risingリリース記念】 Interview vol.1 Abiuro
2024年5月30日。
Abiuro、Green Tripe、Heteropsyの3バンドによる3way split”Doom Dragon Rising”がDOOM FUJIYAMAよりリリース。
本作発売の思い出を残したくインタビューを敢行しました。
第1回はAbiuroです。
1.バンドのプロフィールを教えてください。
Ikuta:東京を中心に活動しているスラッジコアバンドです。
Gt/Vo、Ba、Drの3人編成ですがBaのYujiがお休み中なので今は2人編成で活動してます。
Drは結成当初からずっとヘルプです。
今はWETNAPやNastie、そしてNGYL名義でDJとしても活動を行うKoikeがDrを担当してくれてます。
2.影響を受けた音楽など(あれば)教えてください
Ikuta:Meth DrinkerやIndian、STRESSBALL、Toadliquor、Iron MonkeyなどのスラッジコアやBulldoze、One Second Thought、No Retreatといったビートダウンハードコアが好きなのでAbiuroではその辺の影響が出てるのかなと思いますが、世界観やさまざまな観点から考えてもNine Inch Nailsだと思います。
Koike:Abiuroでのドラムの演奏は、前時代的な相撲部屋でのぶつかり稽古を意識しています。ゲロ吐くまで出し切れるか。肩が外れるまでぶつかれるか。その観点でいうとNine Inch Nailsです。
3.結成の経緯を教えてください。
Ikuta:前身バンドから変名してAbiuroになりました。Koikeの前にドラマーがいて、そいつが叩いてくれることになったのを機に変名しました。Koikeはいつから参加したんだっけ?
Koike:2年ほど前です。前任のDrがライブ活動が困難になった時期があり、サポートとしての参加が本格化しました。
Ikuta:そうでした。
4.Doom Dragon Rising 参加楽曲について教えてください。
Ikuta:今回は"Inherited"と"Miasma"という2曲で参加させてもらいました。
"Inherited"
恩人の告別式に参加した日のことを思い出して詞を書きました。その頃に感じた虚脱感や喪失感を表現したつもりです。核となるメッセージがある曲ではないです。
楽曲は縦ノリを意識してベタつくような不快感を意識しました。他は大体でやりました。
"Miasma"
搾取構造を正当化するための大義名分に怒る歌ですが同時に進行する共同幻想の多様化も相まって、曖昧な世界でもがく壊れた変人のぼやきのようにも見える.....といった詞のつもりで作ってみました。
楽曲は疾走して終わるのにジメっとした不快感が残るように意識しました。イントロはASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの「遥か彼方」から引用させていただきました。
Bメロは東京事変さんの「遭難」のイントロを意識しました。あとは大体でやってます。
Koike:"Inherited"を初めて聞いたのは前任のDrが叩いている初台WALLでのライブでした。
曲の頭から展開ごとに8→3→5と拍子が移り変わる絶妙さと、スラッジィなリフに対してドラムがシンクロするようなアウトロには、一聴目でかなり喰らった記憶があります。
前任のDrから引き継いでからは、それぞれのパートが持つ不穏さやアウトロの凶暴さのさらなるアップデートを意識してアレンジし、レコーディングに臨みました。
5.最後に一言あれば
Ikuta:ないです。
Koike:めちゃくちゃ酔っています。
<Abiuro>
•Bandcamp
https://abiuro.bandcamp.com
•Twitter
@abiuro2
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Title:“Doom Dragon Rising”
品番:DF-003
価格:¥1,500
フォーマット:CD
★DOOM FUJIYAMA Shopでも取り扱い中★
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