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vol.143/ Short trip → Okinawa Ⅲ

沖縄最後の夜になってしまった。
明日午後一で発つのかーーー、と思うとやっぱり寂しい。沖縄の空気感が本当に大好きなんだと実感する。仕事で訪れた今回の旅、沖縄と思えない程寒かったし、スッキリ晴れることは残念ながらなかったけど、逆を言えばそんな天候の中でパッと青空が広がったり、たまに暖かな風がフワッと拭いたりして心地よさを感じる奇跡に出会った。本当に有難い、そして感謝感謝!としみじみ思えた旅。


那覇には夕方着き、ホテルにチェックインして家族や友人へのお土産を探しに出かける。最終日は国際通りにめちゃくちゃ近いホテルだったから騒がしいかな?とちょっと心配していたが全くもって問題なかった。(というか爆睡だったからわからなかった、の間違いかもしれない)
そう言えば世間はあっという間に年末になっていたことも気がつかないくらい過ぎ去っていて、わわわわーーーと今年(2022年)が終わりそう。
色々お土産を見たけど沖縄の全てが揃っているんじゃないか!という完結型のお店で無事買い物ができた、全くもって有難い。

そうそう、この日の午後訪れた今帰仁城跡近くにあったお土産屋さんで買ったハーブティーが最高に苦くって最高に美味しかったので自分にお土産にしたことも綴っておかなくちゃ。

その名もマンジェリコン。

結構有名なのかな?私は存じ上げなかったこのハーブ、ナメたら大変。何が大変って本当に苦い。苦味は結構いけると思っていた私もこれは結構ヤバくって涙目になった。笑
ただ販売していたおじさんに女性の健康には欠かせない!と効能を詳しく教えてもらって購入に至る。“もっと綺麗になっちゃう私ー♡”と言いながら月桃も追加し、おじさんに別れを告げた。帰ってから早速飲んでいるのだが、やっぱり苦くて苦くてウエーーー!!となるが、今私は綺麗になっているーーーー!!!と呪文(暗示?)をかけながら(自分に)愛飲している。(因みにマンジェリコンは血糖・血圧を抑えたり、美肌やアンチエイジングに効果的だそう。(めちゃくちゃざっくり))



さて家族や友人へのお土産も買えて大満足の中、すっかりお腹が空いていた私たちは沖縄最後の夜を楽しむために飲食店を探し求めていた。かなり久々の国際通り、(ざっと10年ぶりくらい?ワオ!)相変わらず人が多い多い。飲食店がひしめき合うこの場所で食べ物に困ることはもちろん無いのだが、だからこそ迷っていた。クルクルクルクル歩き回って、お!ここは入りたい!と思ったお店に決めた。

長崎五島うどんの店/ごとう
既にお店はほぼ満席、入れるか聞いたらギリギリいけた、ラッキー!!!


ずらっと並ぶ泡盛焼酎たち、端から端までいただいてきた。


もうここのお店、最高すぎました。
お店を切り盛りしている方々も最高にフレンドリー、ということはここを訪れるお客様も超絶フレンドリーなワケで。もうみんな友達!みたいな場所、最高。沖縄で五島うどんや九州名物をいただけるのも嬉しいし、お酒の種類も豊富。全部美味しくって気が付けば3時間オーバーで飲み食いしていた。この楽しい空間がとってもとっても懐かしくって、酔いも相まって何だか涙目になってしまった。

流石に我ながら気持ち悪い。



パンデミックも気が付けば丸3年、マスク着用も期限が設けられ、今後緩和するなんて話がちらほら聞こえてきた昨今だが、(というかそもそも着用は強制だったんだっけ?)もう丸っと3年、そして4年目に突入だ。あっという間だったか、と聞かれたらあっという間だったのかもしれない。でもその間に人との距離ができてしまった(と感じた)この3年は、私にとっては長く辛い時間だったのかもしれないなーと今更ながら思う。


愛する人に会いに行けない辛さ。
意見がすれ違う辛さ。
会って話せばすぐ解決できるのに…ともどかしくなったり。

実は平気なフリして人間関係で距離を感じて悲しくなったりしていたんだなって。



2023年現在はもう人と人との距離に制限が沢山あるわけではなくなっているし、愛する人にも会いに行ける環境になった。国境も開き、観光地にも人が戻ってきていて街はパンデミック前とほぼ変わらない。

ただやはり戻ることはない、もう絶対にないのだ。



何かが明らかに違っていて、新しいフェーズへ様々なことものが移行した。そして今も絶えず移行している。社会全体、世界全体の大きな動きが加速する中、もちろん私たち個人レベルでも新たなフェーズへそれぞれがそれぞれに進んでいると感じている。もうこれまでの慣れ親しんだやり方では前に進めない、と感じて変化を受け入れ前に進む。そんな不器用ながら試行錯誤を繰り返してきた私たちも4年目に突入している。

かく言う私もその中の1人。

変化を中々受け入れられない・中々慣れないという短所を突かれるように日々過ごしてきたこの3年は、とっても辛いことが多かったし、試練だった。それでもこうして仕事ができたり、また沖縄を訪れることができたり、美味しいご飯を愛する人たちといただける環境に身を置けている。色々大変だったけど、ちゃんと私、乗り越えられてこられたじゃないか。

そういったあらゆることが走馬灯のように巡ってきちゃって、泡盛を飲みながら泣けてきた。2022年年末に打ってつけの振り返りだったろうか、いやでも泡盛を飲みながらじゃなくても良かった気がするけど。



もうこの移行フェーズは終わるだろう。
全て移行が完了し、綺麗さっぱり生まれ変わりアップデートされた私たちはどんどん次へ進んでいく。
進んでいかなくっちゃいけないのだ。
でも前に進むだけが私たちの全てではない。


進む過程での見落としてしまいそうな小さな小さな幸せに気がつけるか。
日常が日常であることへの奇跡を感じられるか。
ありがとうを伝えられているか。



パンデミック以降、人との距離感ができたことが辛く寂しかった私は、そんな中でも日々出会う人たちをもっと大切にしたいと思ったし、愛をもっと持って接しようと心に決めた。それは一期一会の出会いも、家族も友人もみんなみんな。そう心に決めた途端、寂しさも消えていた。寂しさより愛が勝った。



最高の場所で最高の夜を過ごせた沖縄3日目の夜。そして最高なことにこんな気づきのプレゼントまで貰ってしまった。ああ、本当に来られて良かったと心から思う。2022年の年初に立てた目標みたいなものにたくさん旅する、移動すると書いていたけど本当にそうなった1年だった。

アウトプット=引き寄せる

私の経験上だがそれは本当だ。
それで結構私はあらゆることを叶えてきた方だと思う。そして2023年現在、実はすでに1つ叶ってしまった。というか今、その渦中にいる。その話はこれからのnoteに綴っていく。




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