そういうテンション

小5息子と “プラモデルあるある” について語り合った。

「組み立て中、左右、上下、中か外かで迷ったとき……迷いに迷った果ての選択が必ず間違っているんだよね〜」

と私が言ったら、くぅ〜スゲーわかる!と息子。

「パーツを落としたとき、こっちに落ちたはずと探しても全然なくて、まさかそっちじゃないよな〜ってところに落ちてるよね!」

と息子。
わかる、わかるぜ、息子よ。

ん?待てよ。
これって人生にも当てはまらないか?
プラモデルから、人生が見えてくることが時々あるよね。
いや、無いか。


最近どっぷりハマってヘビーローテーションなのが、NEKOSOGI 。
あのローホーが金子巧(Key / Cro-magnon)、EIJI(Ba / Dachambo)、三根星太郎(Gt / INUSHIKI)、佐久麻誠一(Dr / digda)ちゅう強烈なメンバーを揃えて組んだスーパーバンド。
最高なのは言うまでも無いわけである。


かつ、なんだか今の自分のハート&ソウルにピッタしハマる感じなのだ。
こういうテンションを求めているのだろうなと思う。
どんなテンション?
なんかこう、くだらない小さな悩みとかをぶっ飛ばす、かと言ってバカそうではなく知的な感じといえば……わかってもらえるわけがないことはわかっている。


本も読めている。
しばらく本棚に未読のまま並べられている一群の中から、『邂逅の森』(熊谷達也著)をナイスチョイス。
これまた、今の自分にジャストフィットスムーズインな空気感でたまらなく面白い。
舞台は大正から昭和初期にかけての東北秋田。
主人公はマタギ。
その波乱の人生の物語である。
何がどう、今の自分に響いているのか皆目わからんチンなのだが、こういう別角度の死角から喰らうフックがビビッと効くのよね。
なんのこっちゃ。


ともあれ NEKOSOGI 最高!

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