監視して何か良いことがあるの?
・リモートワークのため、操作管理ソフトを導入
・15分単位の業務内容を記録
日報を細かく書く会社があったり、(小休憩を含めて)空き時間を一切許さない会社があったり。
監視社会が、コロナによって加速している。
正社員だけじゃなく、派遣社員やアルバイトとか、時間単位で報酬を受ける人にも厳しい社会。そのくせ安月給。
抗えば、クビにされて終わり。
監視システムは、心理的安全を喪失させ、強固な上下関係が生まれ、自己責任感を強化させる。
雇い主の、何がそんなに偉いのか。
だったら独立すれば良いじゃん?
でもさ。それを社会単位に求めるなら、義務教育過程で金・ビジネス・倫理観を学ばせよう。
順序が逆。
僕らは社会に放り出されるまで、集団規律性を求められる。
そんな世界で小中高と10年以上過ごすんだから、そりゃみんな一般的なレールに則る。
一般的なレールから離れると、身内が酷く心配し、知人から色物扱いされ、自分に自信を失う。一人で強がることは出来るけど、その限界値は人それぞれ。
「Aさんにとっての最適方法が、Bさんにとっても最適方法である」とも限らない。
相互監視社会。
監視サービスの顕在化で、"監視社会"は浮き彫りになった。
でも、ただ浮き彫りになっただけ。
もともとこの社会は、監視社会だった。
で。
監視社会の何が良いの?
監視を強化して得するのは雇い主と資本家。
雇われる側は、ただただ疲弊する。
ついでに。
その疲弊を手軽に癒すために、労働者は、監視された個人データに基づくサービス(ソシャゲやSNSや動画配信)を利用する。
監視による疲労を、監視によるサービスで癒す。
そんな社会が、本当に幸せ?
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