37.こころが折れるモラオ
2018年2月14日
モラオにまた怒鳴られる
ボクちゃんもうこころがおれたんだぞ!!!
例によってまた自分の方が辛い
自分がどんなに悲しんでいるかを力説してきた
ソレ
ワタシに言いますかね?
もう言い返す気力すら残っていなかった
その4か月後
よく考えたら
ボクちゃん今までひとりで頑張りすぎちゃったんだよね
だから今まで何の相談もせず
自分で全部勝手に進めちゃったんだよね
それはみんなのためを思ってやったことなんだからさ
しょうがないよね
うん
ひとりでまた突っ走っちゃったんだよあはは
的なことを突然言われた
もう何を言っているのかさえ
ワタシの頭では理解できなかった
頭がおかしくなりそうだった
何のいいわけなんだ?
そのまた数か月後
もうどうしたらいいのかわからないんだよ
オマエにどう接したらいいのかわからないんだ
わからないんだよ
オマエが怖い ボクちゃんお前が怖いんだよ
とさも自分も病んでいるように悲しそうな演技をして
そう言ってのけた
ワタシに向かって怖いというな
自分がこれまで20年以上かかってワタシにしたことを
忘れるんじゃない
被害者になりかわろうとするんじゃない
頭にきすぎて
悔しすぎて
夜一睡もできなかった
ひどい頭痛で頭ががんがんした
ワタシのボーっとした様子や
表情のない態度が気に入らないのか
モラオも常に不機嫌だった
だけどもう我慢も限界で
にこやかにする演技もできなくなっていた
これ以上
自分で自分の気持ちを踏みにじる行為にも
限界がきたことが分かった
そして身体にも異変が
これまでもずっと
モラオが帰ってくる時間が近づくと
落ち着きがなくなる
動機息切れがする
眩暈がする
などがありましたが
はたから見て分かるものではありました
すべてワタシの心の中での出来事
それがモラオが帰ってくる玄関のドアの音で
びくっと身体が震えるようになり
その後とうとう手が震えるようになりました
モラオに何か言われるだけで身体がびくっとし
モラオの前では常に手が震えるようになっていきました
それでも食事だけは何とか作ろうと
ごはんの支度は欠かしませんでした
息子たちにこれ以上迷惑をかけるわけにはいかないと
ずっと思っていました
ワタシの手が震えているのをずっと間近で見ていたモラオ
自分のせいだときっと心の奥底ではわかってはいたと思います
が
それを認めることができない
自分のせいだなんて認められない
モラオはますます不機嫌をまき散らすようになりました
目の前にいるワタシは
常に手が震えているのを反対の手で押さえている感じ
それでもワタシはモラオの食事の支度をしていました
2019年の冬のある朝
台所で手が震えながら
びくびく怯えて朝食の支度をしていました
それを見たモラオはまた怒鳴り始めました
なにそれ💢
ビョーキだね💢💢
病院いけば💢💢
この時の冷たい口調は今でも脳裏から離れないです
それでも何も言い返すこともできず
黙って台所を離れました
そして翌朝からモラオの朝食の準備は放棄しました
ただ息子のためにとっておいたものを
勝手に冷蔵庫をあさって食べてしまうので
奥の方に隠したりして
本当に色々大変でした
最後にモラオと話した時に
この時のことを酷い言い方して許さない
と言ったことがあります
モラオの返事はこうでした
だって病気でしょ?病気だから病院へ行けと言っただけじゃん
もはや何の感情もわきませんでした