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誕生日

今日はワタシの人生の中でも記念すべき日
5月9日アイスクリームの日は長男のお誕生日
母になって24年

昨日二男から出産のときの話を聞かれて
この日のことは一生忘れない
いつでも昨日のことのように話せるとずっと思っていたのですが
なにやら雲行きが怪しく💦
えーーっとどうだったかなぁ・・・
という状態だったので
自分のための記録と
いつか息子が読んでくれることを願って残しておくことにします

予定日は5月15日でした
ちょうどGWに入ってしまい
臨月の診察は週に一度だったのですが
この時は
4月の終わりに行って次は2週間後になってました
何かあったらすぐ来てくださいねという感じで
でもまだ生まれる兆しはなしってことだったので
まさか予定日よりも早く生まれることがあるなどと
思ってもいませんでした

冷蔵庫も普通に食材が入っていて
のんきに構えておりました

その日も普通に夜11時ころに布団に入ったのですが
寝てすぐの午前1時すぎころ目が覚めました
おなかがいたい・・・・
なんだろうとすごく不安でしたが
30分おきくらいに痛みがくるので陣痛だとわかりました

時間をはかるため
リビングに移動し時計を持って時間をはかりながら痛みに耐えました
合間に少しうとうとしたりして

外が明るくなってきて
とりあえず洗濯機を回して
6時ころに
なんか食べておこうと
パンとフルーツを何とか押し込みました

そのあとモラオが起きてきて
おなかがいたいと説明し
でもまだ10分間隔にはなってなくて
まだ病院へ行くタイミングではないかと思っていました

6時半
ソファで横になっていたのですが
急におなかの中で長男がくるっと動いた感じがあって
そのあと破水
けっこうな量がでてきてしまってすごく焦りました

とりあえず病院の救急外来に電話
破水したというとすぐ来てください
いつこれますか?
と聞かれ15分くらいでと答えました

モラオに
すぐ病院へ行くから送ってくれるよう頼みました
するとモラオは急に慌ただしく動きだし
階段を上がって着替えたりしていて
ああ
いつものろまだけどちゃんと急いでくれて助かるよかった
と思ったのですが
いきなり洗濯が終わっていた洗濯機の中から洗濯物を取り出し
慌てて干しに行ってしまった💢

モラオよ
こっちはもう1分も待てないほど苦しいし
破水してすごく不安で
早く病院へ行きたいんだよ

でも話すこともできないほど苦しくて
うめき声しかでませんでした

のろまな洗濯干しがやっと終わり7時ころになってやっと出発
もう歩くこともできず
救急の入り口で待っていてくれた看護師さんが
車いすを持ってきてくれそれで診察室に向かいました

モラオのせいで待たせてしまって看護師さん
ほんと申し訳なかった泣

早速診察をしてもらい
破水して羊水がでてきてしまっても
赤ちゃんが窒息するようなことはないから大丈夫ですよ
と言われ本当にほっとしました

まだしばらくかかると思う
初産だから明るいうちに生めればいいわね
と言われ
ご主人にもいてもらう?というようなことを言われたのですが
いいえ!けっこうです!帰ってもらってください!と
きっぱりとお断りしました笑

最初は大部屋に通され
ここで横になっていてねと言われたのですが
部屋に通されてすぐ
吐いてしまって
せっかく体力をつけるために食べたパンが・・・・^^;
隣のベッドの出産が終わってる方が
すぐナースコールしてくれ
看護師さんがすぐきてくれました

陣痛で吐く人もいる
お産が進んでいる証拠だから大丈夫よ
と言ってくださり安心しました

ワタシが具合悪そうだったからか
ちょっと早いかもしれないけど陣痛室の方に行きましょうと
分娩室に上がる前に分娩室の前にある部屋に通されました

明るいうちにって、、、いつまでこの痛み続くんだろう、、、
陣痛室にはあともう一人くらいいらっしゃったかも
カーテンで仕切られていてよくわからなかった
この頃にはもう10分くらいの間隔で陣痛がきていて
眠いし気持ち悪いし
おなかは痛いしもうどうなってんのって笑
ただただ痛みに耐えて時間がたつのを待った

多分陣痛室に移動したのが8時くらいじゃないかと思うのだけど
そのあと10時くらいになって分娩台へ移動しましょうと言われ
分娩台へ
破水したことでお産が早く進みそうですと言われた

そうして10時30分には無事長男出産

モラオは会社に行ったということで
病院へ来たのは夕方だった
いやーよかった
モラオがいたら集中できない気が休まらない
助かった

午後になって病室へ帰還
お隣の人には
いやー早かったねー
などと声をかけてもらった
あの人なんて昨日からずっと生まれなくてすごく苦しそうよ
とこっそり教えてくれた

よ、よかった
生まれるまで2日かかったという人もいるという話だし
ほんとうによかった
ありがとう長男
すんなりでてきてくれて助かったよ

出産した病院は市内の総合病院で
母子同室だったのですぐに赤ちゃんと一緒に過ごせる
部屋は4人部屋でほかにも赤ちゃんがいて
賑やかだった

ただ
出産したその日からすぐ授乳で
夜もろくに眠れず寝不足でふらふらだったけど

でも退院してからも
慌てずに赤ちゃんのお世話ができてよかったと思う


実はこのあと6月にモラオ兄の結婚式が控えていた
ワタシは当初から出産して1か月は安静にしていないといけないし
生後1か月もたたない赤ちゃん連れて結婚式なんて出席できないよね?
無理だから
とは言ってたのですが
モラオはなんとか出席してくれと言い出した
いやもう絶対無理なんで
ここは無理を押し通した
無理なものは無理
モラオはしぶしぶひとりで出席した

実はまだ妊娠が分かる前のことだけど
モラ父とモラ母より
着物が安かったからラテちゃんに買ってあげると言われ
勝手に着物を選んで買われていた事態が起こっていた

いやね
反物が3万円だったのよ安いでしょ?
安いからラテちゃんにどうかと思って買っちゃったのよ

いや
いらないんですけど笑

結婚が決まった時に
妖怪ニヘラから着物をひとつ作ったらどうかと言われ
イエローとクリームを合わせたようなお色のものを選んで作ってもらった
それに合わせて帯も買ってもらった
ひとつ自分に合うものがあれば十分で
そんなに何着も必要なものではない


反物は3万円だったけど仕立てるのに10万円かかったのよ

いや知らんがな!笑

ほんっとに
このモラ父がやっかいで
勝手にものを買って押し付けてくる

その13万のピンクの着物
それに合わせる帯はどうするんですか?って話ですよ
帯の方が高いではないか
そしてそんなに何本も帯を持っているわけではない
つまり合う帯がない

着物だけ丸投げされて
今は妖怪ニヘラの着物のタンスで眠ってる
さっさと処分したい

さらに
モラ父はモラオにも着物を買ってあげると
大島紬の男性用着物を作った
それならば私だって大島の方がよかったんですけど!笑
しかも草履とかもうすぐにでも着れるように一式取り揃えて持たされた
これはかなりの場所をとり
当時の狭い家に本当に困った
そしてそれはモラオは手を通すことはなかった

そりゃそうだよなあとは思うけど
ワタシは最初からモラ父にはお嫁さんとは思ってもらえず
モラオは常に大切に大切にされていた
だからあんなにおぼっちゃまんくんに育ったんだね

話がそれました💦
結婚式があったらその着物を着ないといけないのではないかと
ワタシはずっと怯えていた
モラオは絶対その着物を着てくれと
言い出すに違いなかったのだ
自分に似合う色じゃないから着たくないは理由にならなかった
モラ父とモラ母が喜ぶことの方がモラオには大切だった
だからモラ兄の結婚式は頭痛の種だったんだけど
長男のおかげで回避することができた
ありがとう長男
ほんっとにありがとう


結婚式が終わってモラオが帰ってきた
ワタシが欠席したので
モラ兄とお嫁さんにあいさつの電話をかけろ
と言われ
お嫁さんへ「おめでとう」と伝えた
その後モラオとモラ兄があいさつてきなことを話し
最後にもう一度お嫁さんに「おめでとう」を言え
とおめでとうを強要された

お嫁さんになられる方はワタシと学年が同じで
とても優しくて感じのいい人だったけど
お式の前には1回か2回ほど会っただけで
そんなに親しい間がらということでもないし
一度言ったのにしつこいではないかと思い
一度言ったからもういいよと断った
そんなに何度も強要されることでもない

ところがこれがモラオのご機嫌をそこね
ぷいっとまた怒ってふてくされ
機嫌悪そうに寝た

自分の思った通りにしないと怒る
最初から最後までモラオはずっとそうだった



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