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21.辛かったできごとpart3

長男が小4、次男が小1の時の年だったと思います

この頃のモラオは
土日に自分がいきたい予定を組み
例えば買い物に行くとか
公園に行くとか
(息子たちはすでにもうお友達と遊びたいころだったけど
土日に勝手に予定を入れると不機嫌になるため
ワタシたちはモラオのいいなりだった)

公園に行けばこどもたちは喜ぶという思い込み

当然それは何度も言いました

息子たちはお友達と土日は遊びたいと思っている

ところがこれは聞き入れられることはありませんでした

息子たちにも

お友達と遊びたいって
お母さんも言ってみたんだけど聞いてはもらえない
自分で言ってみて
一緒に言ってあげるから

すると息子たちは口をそろえ

どうせ聞いてもらえないからもういい

言うことすら諦めてしまった泣

それならせめてどこにも行かない予定ならば
前日にそう教えてあげて
そうしたらお友達と金曜日に遊ぶ約束ができるからと
モラオに言ってみましたもちろん何度も何度も

するとこれも無視でした

土曜日の朝になって
どこにも行かないっていう雰囲気になると

だったら〇〇くんと遊びたかった
みんな約束して遊んでいるのに

今から電話してみようよ

と声をかけても

もういいよ

こんな不自由な生活をワタシは息子たちにさせてしまっていました


ほんと
後悔しか残っていません


モラオが怒らないようにとした挙句の顛末が息子たちにも
我慢させるようなことになってしまっていた


そしてこの年の10月30日だったか31日だったかがちょうど土日でした

モラオは
近くでハロウィンフェスティバルがやっているらしいと
検索して見つけたらしく
電車に乗ってハロウィンに行くぞと言い出した

それ
息子たち喜ぶかなあと疑問でしたが
口答えは許されなかった
何故ならここで意見してモラオのご機嫌を損ね無視されると
息子たちに申し訳ない状況になってしまうと考えたから


そしてハロウィンフェスティバル到着
どんなフェスなのかと思いきや
駅中で出店的なものがあるだけで
まあ
町のディスプレイなどはハロウィン一色でしたが
何が楽しいのか皆目わからないような感じだった

それは息子たちも当然そう感じてはいたが
誰も何も口には出さず
ただモラオのあとをついて出店をおとなしく見て回った
こどもに楽しそうな演技をしろというのも無理があった笑

モラオも思ったものと違っていたと感じているようだった

モラオはあるお店に足を止め
洋服を見始めた
そして

このベストおじいちゃんにいいんじゃないか?
おじいちゃんにお土産に買っていこう!

と言い出した

そのベストは特に祖父に似合うとも思わず
またワタシの祖父がベストが欲しくて探している
という話があったわけでもなかった

モラオは
これは2000円だ
安いじゃないか
買おうとしつこかった

モラ父もモラ母も
着きれない服を買い物のたびに購入し
家のタンスや押し入れには入りきれないくらい
タグのついた服ばかりが押し込まれていた
モラオが自分の服を勝手に買うのは黙認してきたが
2000円だからって不要なものをワタシは買うのは嫌だった

別におじいちゃんベスト探してるわけじゃないし
いらないよ

と言った

これがモラオの地雷を踏んだらしい

ぶすっと怒られた

ああまたか

息子たちごめんと思った

早めに帰ろうと促して帰る方向にもっていこうとした

最後に百貨店によってそれで帰るという話になり百貨店へ行く

もうモラオは不機嫌を顔に貼り付けていた

そしてささっと百貨店を見て
出口のところで急にモラオは立ち止まり

何やらもう支離滅裂な訳の分からないことを
ワーワー言いながら怒鳴り始めた

何やら怒鳴っているのはわかったが
言葉は理解できなかった
オマエが俺様を拒絶した!
だとか
2000円だから安かったのに!
という日本語だけは聞き取れた

正直これまで散々無視をされて痛めつけられてきたけれど
こんなに怒鳴られるようなことあったかなあ
とぼんやり思った
そして
息子たちが傷ついたりしないようにと
それだけを願った

周りを通り過ぎる人が何事かとじろじろ見て行った

恥ずかしかった

こんな公衆の面前で怒鳴り散らす人
見たことありますか????

恥ずかしくて
情けなくて
なんかもう
何もかもどうでもよくなった

モラオはこうなると何を言っても耳は聞こえないし
手が付けられない状態だった

ただただ
息子たちのことだけが心配だった


すると
悪いことはできないものですねぇ

モラ兄と奥さんと息子さんがそこに偶然通りかかったのです
こんなことってあるもんですね

モラ兄よ
アンタの弟は
恥ずかしげもなく公衆の面前で怒鳴り散らすような宇宙人ですぞ

この様子少し前から見ててくれていればと思いましたが
モラ兄は普通に話しかけてきて
それでモラオも理性を取り戻したようだった
モラ兄は何か様子がおかしいとは感じてくれたようだったけど
それ以上何もなく
そのまま別れた

助けてモラ兄
心の中では何度も思ったけどそれは当然届かない


駅前で怒鳴り散らす人
見たことある人はいますか????
これがモラオの正体です

今回の場合、思い起こして分析すると
 楽しそうと思ったフェスが思ったものと違い楽しくなかった
 ☞ ゆえに何か行った理由が欲しく何か買いたかった
 ☞ それを断られた
 ☞ ゆるせん
というところでしょうか
ただこの時は
オマエが否定した!と繰り返すばかりで
訳がわかりませんでした


自分の辛かったできごとを掘り起こす作業
苦しいです🥲
すごくすごく苦しい

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