【音楽】「私を構成する42枚」
「私を構成する42枚」、私もやってみました。
noteで記事を書く際に、自己紹介の記事がある方がいいのかな、と思っていたのですが、こういう企画を固定記事にした方が自己紹介になり得るな、と思った次第です。
42枚を決めた定義ですが、「音楽の聴き方を広げてくれたもの」「アーティストとしての在り方が好き」という二つを重視しています。(両立はしていなくても、片方が強烈だから選んだものもあります)
あとは画像の左上からZ型に順位付けをしていますが、上記の定義をもとに感覚的につけた順位なので、音楽の優劣としての順位、という意図ではないです。(それを判断する能力は私にはないので)
では、「私を構成する42枚」です。
Mansun - Six
Wilco - Sky Blue Sky
GRAPEVINE - Sing
Aimee Mann - Bachelor No. 2 (or, The Last Remains of the Dodo)
D'Angelo - Black Messiah
坂本慎太郎 - できれば愛を
Radiohead - A Moon Shaped Pool
宇多田ヒカル -初恋
Death Cab for Cutie - Transatlanticism
Prince - Art Official Age
坂本真綾 - FOLLOW ME UP
阿部芙蓉美- 沈黙の恋人
Rage Against the Machine - Rage Against the Machine
The Flaming Lips - Yoshimi Battles The Pink Robots
Corinne Bailey Rae - The Sea
Beck - Sea Change
Gotch - Lives By The Sea
My Vitriol - Finelines
My Chemical Romance - Danger Days: The True Lives of the Fabulous Killjoys
Ryan Adams - Love Is Hell
Godspeed You! Black Emperor - ALLELUJAH! DON'T BEND! ASCEND!
Nao - And Then Life Was Beautiful
The Smashing Pumpkins - Machina / The Machines Of God
Lianne La Havas - Blood
Pavement - Terror Twilight
100s -世界のフラワーロード
Primal Scream - Vanishing Point
Maxwell - blackSUMMERS'night (2016)
Spoon - Transference
St. Vincent - Masseduction
Arctic Monkeys - The Car
スネオヘアー- 東京ビバーク
Spangle call Lilli line - Nanae
Deftones - Saturday Night Wrist
Paramore - After Laughter
蒼山幸子 - Esper
私立恵比寿中学 - Music
Fugazi - End Hits
Super Furry Animals - Rings Around the World
きのこ帝国 - フェイクワールドワンダーランド
Yeule - Serotonin II
溶けない名前 - 幽かにそう纏う
という感じでした。
ここで総括したり、上位10枚について詳しく触れたりするのかもしれませんが、私は42枚からランダムに、感覚で「今、気になったもの」に触れてみます。
7.Radiohead - A Moon Shaped Pool
「In Rainbows」や「The Bends」の方が多分、私の基礎にはなっているんですが、冒頭の定義であれば「A Moon Shaped Pool」になりました。
物事に対する現実逃避的な態度、その時の意識、ある意味の眠さを纏ったアルバムだと感じていて、何となく町田康さんの「告白」を思い出したりします。勝手な解釈ではありますが、そんなことを思って聴いていると、このアルバムがある種のシニカルさを持って自分に響いてきます。
11.坂本真綾 - FOLLOW ME UP
「今日だけの音楽」と迷ったんですが、「かすかなメロディ」収録の本作を選びました。「かすかなメロディ」は【作詞/坂本慎太郎】【作曲/さかいゆう】という楽曲ですが、この組み合わせが素晴らしくて、ポップでさみしいとい言うとありふれた表現ですが、そこへ言葉が曲を、曲が言葉を、ストレンジに補完しあっているような印象です。そして歌い手である坂本真綾さんの解釈もすごく好きです。ものすごくグレーな感じ。「淡々とする」以外にこのニュアンスを感じさせる表現ってあるんだな…と。たぶん一生聴いてると思います。
25.Pavement - Terror Twilight
90年代後半のオルタナ/インディーロックって、めちゃくちゃ諦観と焦燥感に満ちていたと思っていて。(リアルタイムでみていないから、余計にそういう印象)それでもその中にほんの少し、キラキラとしたものが見える音楽が大好きで、私の中でBeckやPavementはその最たるものだったりします。(方向性は違えど16.Beck - Sea Changeも同じ理由で選びました)「Terror Twilight」は全編、メロディが抜群に良くて、言葉も詩的(よくわかんない歌詞をGoogle翻訳するから余計抽象的になって)で、「Cream of Gold」や「Carrot Rope」などは特に聴きまくりました。「Cream of Gold」のスティーヴン・マルクマスのシャウトなんかもう、「99年」そのものだと思っています。
31.Arctic Monkeys - The Car
どこかのレビューで読んですごく共感したのですが、音響的というか、すごくサントラ的なアルバムだと感じます。そこは7.Radiohead - A Moon Shaped Poolに通ずるものがあると思っていて、表現に振り切ってる。でも地味じゃないんですよね…不思議です。単館系映画のエンドクレジットで「sculptures of anything goes」とか流れてきたら、持っていかれると思います。
36.蒼山幸子 - Esper
声がもう、素敵すぎるんですが。アルバム「Highlight」と迷いつつ、EP「Esper」を選びました。「火の鳥」「ハーバービュー」の歌詞がすごく好きで、ミスリードや言葉の対比、物語になりきらない抽象度、その辺りがすごく…おこがましいのですが、共感します。サウンドもオルタナティブとポップの塩梅が絶妙で、このバランス感覚の音楽、他にあんまりないよなと思った次第です。それに加えてグッドメロディと、この声ですから。
42.溶けない名前 - 幽かにそう纏う
日本の文化とシューゲイザーのハイブリットって色々あると思うんですけど、虚無的、退廃的なものと文学性、楽曲のポップさがズバ抜けてると感じています。ポップって書くと語弊がありそうなんですが、斜に構えてないというか。エゴ的な「どうしようもなさ」と「大衆的なもの」を併せ呑む感覚って、自分は辿り着ける気がしないです。『思春(思春)って泣いてる』って歌詞、がきデカの「ちゅどーん」ばりの発明だと思います。ヤバすぎる。
はい、「今、気になったもの」でした。
何となく自分らしい42枚が選べたと思います。
結構疲れ果てたのでそろそろ唐突に終わろうと思います。
最後に42枚のアートワークを並べた画像が作れるサイトを貼っておきます。
私も検索したら誰かが親切に記事を書いてくれていたので。
optionというところでコマの数など設定を変えれるんですが、コマの大きさを変える方法はよくわからなかったので、私は42枚全て均一サイズです。
あとoption内のDisplay Titlesにチェックを入れると、アルバム/アーティスト名が表示されるので、ダウンロードしてからそれをコピペして本文に貼ると楽でした。(サムネ用には画像だけがいいので、チェックを外してもう一度ダウンロードしました)
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