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エイゴ ノ デンワ コワイ...

英語で電話がかかってくると私に回される….
という「私だって自信ないのに!」という状況を前職で幾度となく経験しました。営業担当なので答えないとしょうがないのですけれども。
とはいえ、私より社歴が長い営業メンバー(全員中年男性)が「英語ができない」(自己申告)という理由で私に英語をつかう機会をなんだかんだ回してくる?ことには反感を覚えていました。
海外営業なんだから言い訳していないで訓練しなさいよ、給料泥棒!と。
同時に私にとっては練習の舞台が増えるのでよろこばしいことでもありましたが。

アメリカに引越しして英語で電話する機会が数回ありました。
飲食店に「~は置いてますか?」と質問したり、予約をしたりです。
もごもご系&早口の若者に応対されると半分ほども聞き取れないことがありました。
昨日、応募した企業の担当者からいきなり電話がかかってきて….
電話をとりませんでした。
基本的には登録していない連絡先からの、営業電話の可能性があるものには出ません。
そして私は連邦政府の運営する「営業電話かけないで連絡リスト」に登録しています。
それでも掛けてくる輩は法律違反なのででません。
今回は「もしかして」と思って電話が鳴っているときに企業担当者のメールをチェックしたところ、メール内に記載のあった番号とスマホに表示されている番号とが一致しました。
それでも……出ませんでした。

「また後でかかってくるでしょう」
「用事があればメールで送ってくるでしょう」
とタカをくくって居留守をつかいました。
そして30分経過…なんのメールもありません。

そしてキッチンへ行って水を飲む…..
アメリカで就職したいのに、応募先からの電話に居留守をつかっていていいわけがない….
いや、明日になって(私が)落ち着いたら電話折り返そう…
そのうちメールくるかもだし….
いやいや、就職したいのにこの対応はナンセンスだ!変な汗かいてもいいから、とりあえず電話しよう!
逃げちゃだめだ!と碇君も言ってた…….

とリビングでうろうろしながら逡巡すること30秒、書斎(という名の私物が置いてある部屋)に戻って電話を折り返しました。
(戻るまでの数秒間、碇君がずっと頭のなかで呟き続ける)
電話口にでたのは明らかにネイティブ発音ではない人……
安心してしまいました。
そして何とか電話での諸々の確認事項ヒアリングを終えて電話をきる…

逃げなかったことはポジティブな経験として後々自分を激励してくれるでしょう…..小さいステップも大切ですね。