PTA活動って何だ しゅこうの家庭の家庭の教育(for parent) 8
PTAに関しての記事が朝日新聞に載っていた。
私はPTA活動については、教員としても保護者としても疑問に思っていた。
教員として、PTA活動の無駄な部分を感じていた。今は少ないがベルマーク集めの整理・広報活動・PTA団体との集まりなどについて、保護者から大変でやりたくないが子どものために仕方がなくやっている声が多かった。
私も保護者として参加したが、無駄だと感じることが多かった。PTAの役員になった人は、1・2年ぐらいで代わりよく分からないまま役目を終える。改善することはほとんどなかった。
そこで教員として様々な改善策や縮小案を出したが受け入れられず、と言うよりも自分たちでは判断ができなかったり余計な仕事をしたくなかったりするのが、一番の原因だろう。
確かに改革をするのは後の人たちにはいいが、当事者は仕事が増えるだけでいいことはあまりない。
保護者としてPTAの改善を提案したが、結果は同じだった理由も同じだろう。
今回は新聞の記事から分かったことや感じた事を伝えます。
①会計上の分からないお金や負担金
自分の子どものためにあるPTA活動だが、関係団体への加入や行事の参加や分担金がある。これを止めるために、ある学校のPTAでは、他団体への参加を止め、その学校のみの活動にしたそうだ。それによって不都合なのは、闇に紛れるPTA損害保険だろう。これは、無くても大丈夫。他で補償が効く上に、自分たちで損害保険に加入することもできる。関係団体への分担金が減り、かなりの出費を減らせたとのことだった。
②学校側からの購入依頼がある
学校で使うものでテントなどを主に教頭より購入の依頼があると書かれていた。確かに運動会などでPTAと書かれたテントを見たことが昔あった。今でも様々なものを購入の依頼をする学校があるようだ。学校の備品や市町村の予算で買うものを要求されると言う内容だった。
私も今までのPTAの会計報告を見ると、何でPTAの予算で出費するのか疑問に思うものがあった。多分昔からの慣習なのだろうと思う。学校側からすれば予算がないところを助けてもらってるのだろうが、そもそも教材費などとして徴収しているので、考え方を変えればいい。
そうすることで、会計の手間を省き、PTA活動の負担を減らせると思う。PTA活動を、今はボランティアで活動するところや外部業者に委託している所もある。
③共働きでPTA活動に参加できない家庭でも参加させようとする
時間の余裕のある人とそうでない人、お金のために働いている人や自分のために働いている人など、様々な環境の違いが家庭によってある。しかし、PTA活動に参加しないといけなかったり、役員を割り当てで決めたりしていた。そんなに必要が無いものまで何でやるのだろうと思っていたが、今も変わない学校もあるようだ。
当たり前のように思っていると変えられない。また、変えるにしても誰かが大変な努力をするので、自分はやりたくない。そのため、おかしい制度でも、終わるまで待っている人も多い。
④昔は家から出る口実になっていた
かなり昔、PTAの活動があるから家から出やすかった時代がある。家に縛られ女の人が外に出られなかった時代がある。そこでは、学校の用事やPTA活動が気晴らしになった時代がある。そこではPTA活動として、研修旅行などがあった。学校側も参加しないと行けなかったので、役員として行ったが
何だか遠足みたいだなと思った。親しくなった人から聞いて地域によってPTAの意味が違うことを知った。今はないだろうが。
そのため、学校ごとにPTA活動の在り方は違う。また、今の社会に合っていない場合は変えてもいいが、それをするだけの人がいないだろう。だから今でも大変なんだろう。
学校の行事も少なくなってきて、PTAとして活動する事も減ってきていると思うが、もっと改善できるといいと思う。地域によって様々だが、関係団体への参加をやめた学校のPTA活動は勇気があって凄いと思った。もしかしたら、今は当たり前で私が知らないだけなのかも。
子どもが学校に行くのが楽しい・保護者も学校のことで大変なことをさせたくないと思う。