公立学校の時間割の多さ しゅこうの教育 6
教員向けのマガジンに載せましたが、一般の人にも知らせたいと思いこちらのマガジンにも載せました。以下がその文面です。
朝日新聞の10月1日の朝刊に、小学校の時間割についての記事があった。
書籍「学校の時数をどうするか」も出しているそうだ。
2年生でも6時間のある日がある学校があった。今は分からないが、全体として時間数が多すぎる。働く側も子どもの側も大変。もっと放課後の放課後の余裕のある時間が両方に必要だと思う。
働く側は、子どもの下校後にある時間は、休憩を抜けば1時間もない日が多い。そこで授業の準備や校務の仕事をする。さらには保護者への連絡などもあると時間が足りない。会議が週に1回から3回ぐらいあり更に時間がない。学校によっては下校の見送りまで30分以上かけてやってるところもある。安全のためであろうが、これは法的に恐ろしい結果が待ってることを隠してやってる。違法行為になるのだが知らないのか誤魔化しているのか、いずれにしても教員にとっては実は大変なことなのだが…。
子どもの側からしても、放課後時間がなく、習い事や遊びに行けない。安全面を考えると、学校に長くいる方が学童などにも行かせなくて済んだり、仕事を長くやれたりとメリットもあるのかも知れないが、子どもの疲労感もかなりある。私としては、自由な時間に友達と遊ぶことが好きだったので、放課後遊ぶ時間がないのはすごくつまらないと感じる。
私自身、時間がなく活動があまり広がらず、国に主張が届くまで行っていない。書籍も途中で完成してない。金銭的にも厳しく、活動範囲も狭まっているが、それでも多くの人が抱く違和感を形にして行きたいと思う。
日本の教育に見切りをつけ、自分にあった環境を探しに、海外に出てく子どもが増えてきた。その多くの人たちは、日本に戻ってきていない。魅力がないのだろう。
国の政策は政治が決めるが、国民が諦めている感じがする。楽しいと思える未来。そして学ぶことが楽しいと感じる教育の実現に少しでもなれるようにしたい。
N校やS校の取り組みは面白いと感じています。公立の学校ももっとゆったりしていたのに。今の状態で育った子どもたちは息切れをしないのだろうか。私は今の体制では身体がもたなかった。時間に追われる教育は、私には向かなかった。