子どもの思考を高めるには1 しゅこうの学ぶ教員 (for teacher)5
何でもタブレットを使って授業をしようとする教員がいる。あくまでもタブレットは道具であり、手段である。便利で役には立つが、効率化を考えると思わぬ失敗につながる。子どもの声を聞けない教員、大勢が良ければそれでいいと考える教員には分からない話だ。
考えを書く作業は、紙にペン、キーボード、タッチペン、音声入力、VRなど様々な方法がある。考えをまとめるのには、思いが直ぐに表現化出来るのがよい。PCを使うと記録がしやすく応用が利くが、少し手間がかかる。
子どもの思考を形にするには、紙とペンのような形が自由に出来るといいと思う。それは、考えをまとめる際に、余計な手間があると時間がかかり思考が止まることがあるからだ。
私はホワイトボードのような記録できるボードを使って、大きな画面で思考を形に出来る方法を使っていた。思考を高めるには、ストレスなく文字が書けるシステムがいいと思う。
子どもの思考は、想像以上に複雑だ。それを形にするサポートはその時々で変わる。子どものイメージを広める方法には、終わりがない。経験があると予想は出来るが、それがかえって邪魔することにもなる。本当に難しいが楽しみとも言える。子どもの未来に役立てたらと思う。
教育に新しいも古いもないと考えている。ただ、表面上のシステムが変わっているだけ。DXによって無駄な業務が減るのは助かる。PC等の作業が増えたり変更があったりと、今はシステム化する過渡期で業務がかえって増えている。そのストレスもかなりなものだろう。私の予想では、あと少しで音声操作で出来るようになると思う。分からないときは、AIに聞けば直ぐに解決するようになると思う。
子どもの未来を考えて取り組む教員は素晴らしいと思う。ITなどはあくまでも手段であって、子どもに対する考え方によって、結果が変わると思う。
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