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日本の教育の今後 しゅこうの教育 5

 ちょっと重いはなしです。

 教育公務員特例法等により、教員の勤務が決められている。かつては教員のみで生計を立てることは出来ないため、お坊さんや庄屋さんなどの収入が別にある人たちがやっていた。その後少しずつ改善され、教員だけで職業として成り立つようになってきた。
 昔の教員の仕事は今ほど細かくはなく、忙しくもなかった。治安の問題もあるが、学校の校庭で放課後に先生と遊ぶなど、かなり余裕があった。宿直として教員が学校に泊まることもあった。よく学校で地域の会合が行われ、そこでは宴会が開かれることもあった。今では想像も出来ないくらい地域と密接につながっていた。
 そのため、労働時間も決められているようで決められていないようなものだった。但し、その為に特別な優遇措置もあった。どこまでが仕事でどこからが私的な事なのかが決めづらい仕事だった。それが、時代と共に優遇されてきた部分は、社会情勢によって廃止されたのだが、残業を認める制度にはならなかった。
 今の時代では明らかに労働基準に反している。それでも国は認めず、今のように特別手当や調整金でやっている。これは、司法の力で改善させなければ、教員不足は解消されないばかりか、教育がうまく機能しなければ今後の日本の将来も危ういと思っている。
 私は、少しでも教員の待遇が公務員並みになって欲しいと活動してきた。明らかに慣例だけが残り、改善しないことを訴えてきた。少しずつだが改善出来たものもあるが、嫌がらせを受けることもあった。教員がやりがいがあり、誰もが学ぶことが楽しい教育の制度にしようと戦っていた。
 なぜ国や自治体や管理職・教員の一部は、変えようとしていないのか。慣例と言われる一部に有利な待遇や今までのことを変えるのが大変だからなど、いろいろあるのだろう。変えることに予算以外にも問題があると思える。
 危機感が国や自治体にないので、急激に教員免許を変えて教員を増やせばいいと思ってる。かつて急に教員を増やした時に様々な問題が起きたことを忘れたり知らなかったりするのだろう。本当に教育の崩壊のような状態になったことが、また繰り返される気がする。
 
 教員の待遇が一般の会社や公務員と同じにまずは法律を変えることからだろう。

 学校がもっと地域とつながり、様々な機関にサポートが繋げられる体制もまだ出来ていない。教育のDX化と言ってるがそのシステムすらないのが現状だと言える。親や子どもが安心して教育を受ける体制が必要だと思う。多くの人たちは、どんな教育が受けられるか、どんな教育機関があるのか分からない事が多い。私も調べて色々あることを知ったが、どこまで公的に支援できるか、どんな教育機関の特徴があるかはよく分からない。
 まだまだ急いで改善しなければならないことがある。
 明るい未来を感じるような教育に少しずつでも近づけるような提案をしたいと思ってる。

 おまけ
  民間の会社においても、社員の待遇がひどいところがある。会社全体で誤魔化しているところや一部や個人の利益ために誤魔化しをしているところがある。そんな待遇を経験した人はいるだろう。それでも我慢するか迎合するかそれとも戦うかなどで、変わってくるだろう。裁判に持って行くには、費用と時間の壁があり、なかなか訴えないことが多い。それをいいことにひどいことが続いているのだろう。
 大手のデータ改ざんも、理由は分からないがなぜ改ざんしなければならなかったのか。それを告発するとどうなるのだろう。
 命に関わる事にならないうちに、先ずはその環境から逃げないといけないと思っている。

 
 
   


 
 
 


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