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時間割1日6コマは子の過剰2 しゅこうの学ぶ教員 (for teacher) 13

 朝日新聞の10月1日の朝刊に、小学校の時間割についての記事があった。
その反響が、11月4日の朝刊にあった。
 教員でも感じる人がいたことが分かった。子どもが持たないことに気づいても何もできない教員。管理職等からの指示でどうにもならないが、その管理職の中に、自治体に意見して変えるような人は少ない。多くは自分の任期が無事終わることを考えている事が多いからだ。
 子どもたちだけで無く、授業数の多さに教員も職員も全て疲れている。これが超過労働の要因にもなってるが、変更はなくDXで改善だと言うが、そもそもの時間が無いので無理なのは誰でも分かる事のだが。
 
 指導要領の改訂前に、本当に早くやらないと日本の教育が更に崩壊すると思える。心の余裕がないと多くの問題が起きる原因にもなる。
 
 子どもは学校に長時間いるため、その後の自由な時間が減る。それでも宿題の量は変わっていないかも知れない。遊ぶ時間や習い事などが遅くなり、睡眠時間が減るか、何かをやめるしかない。
 高校では、土曜日の通学もかなりある。夏休みも補講と言いながら授業が進むなど何だか分からない状態が起こっている。
 保護者は、何かをやらせたいとすると、時間が無く生活時間が遅くなる。学童などに預けている家庭は助かるかも知れないが、学校は時々早く変える時もあり、やはり学童の利用は必要かも知れない。何か予定があると早退をすることが増えたかも知れない。
 教員は、授業の準備や校務をやる時間がなく、放課後の時間が少ないのは困る。今の改訂前はこれほどではなかった。ゆとりから詰め込みに戻り、さらに、高校では土曜日も通学するため、さらに時間が無くなる。
 
 どこが働き方改革は分からない。年々厳しくなってきている。

前回の投稿文
 朝日新聞の10月1日の朝刊に、小学校の時間割についての記事があった。 書籍「学校の時数をどうするか」も出しているそうだ。
 2年生でも6時間のある日がある学校があった。今は分からないが、全体として時間数が多すぎる。働く側も子どもの側も大変。もっと放課後の放課後の余裕のある時間が両方に必要だと思う。
 働く側は、子どもの下校後にある時間は、休憩を抜けば1時間もない日が多い。そこで授業の準備や校務の仕事をする。さらには保護者への連絡などもあると時間が足りない。会議が週に1回から3回ぐらいあり更に時間がない。学校によっては下校の見送りまで30分以上かけてやってるところもある。安全のためであろうが、これは法的に恐ろしい結果が待ってることを隠してやってる。違法行為になるのだが知らないのか誤魔化しているのか、いずれにしても教員にとっては実は大変なことなのだが…。
 子どもの側からしても、放課後時間がなく、習い事や遊びに行けない。安全面を考えると、学校に長くいる方が学童などにも行かせなくて済んだり、仕事を長くやれたりとメリットもあるのかも知れないが、子どもの疲労感もかなりある。私としては、自由な時間に友達と遊ぶことが好きだったので、放課後遊ぶ時間がないのはすごくつまらないと感じる。

 私自身、時間がなく活動があまり広がらず、国に主張が届くまで行っていない。書籍も途中で完成してない。金銭的にも厳しく、活動範囲も狭まっているが、それでも多くの人が抱く違和感を形にして行きたいと思う。
 日本の教育に見切りをつけ、自分にあった環境を探しに、海外に出てく子どもが増えてきた。その多くの人たちは、日本に戻ってきていない。魅力がないのだろう。
 国の政策は政治が決めるが、国民が諦めている感じがする。楽しいと思える未来。そして学ぶことが楽しいと感じる教育の実現に少しでもなれるようにしたい。
 
 先ずは、子どもたちの時間割の時数を減らして、もっと拘束時間を減らせたらと思う。

 

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