今この瞬間を生きること
夢を叶えられる人って、
今置かれている環境で精一杯努力できる人なんだと思う。
今やってる仕事が自分のやりたい仕事じゃない、
仕事より趣味や資格の勉強をしたいから
今の仕事を怠ける、手を抜くようでは
自分の求めるものは手に入らないのではないか。
私の好きなドラマに「地味にスゴイ」というドラマがある。
ある雑誌の編集者を夢見る主人公が、校閲部という部署に配属される。
自分の希望した部署ではないことにがっかりしながらも、
決して校閲という仕事に手を抜かず、その部署にいる誰よりも
一生懸命に仕事を真っ当する。
最後は、努力の末編集者になるという夢を叶えることができるが、
校閲という仕事が好きだという自分に気づき、校閲部に戻る。
というお話だ。
100%自分の思い通りの人生を送れればいいのだが、
現実はそうはいかない。
第一希望の大学に受からず、滑り止めの大学に通う
就活でうまくいかず、あまり気乗りしない企業に入る
希望部署に行けず、意図しない部署に配属される
私も海外で働きたいという夢があり、
就活も海外で働くことができる会社を軸に
旅行業界や商社業界、海運業界に応募したが、
結果は惨敗だった。
ようやく受かった企業の中から
メイン業種ではないが旅行系も取り扱っている会社に入るが、
webデザインを行う部署に魅力を感じそっちに入ってしまう。
自分の夢とやってることが交わらない状況の中で、
どうしたものかと悩んだ時期もあった。
しかしWebスキルをもとに、
海外ノマドワーカーとして生きている人たちがいることを知り、
自分もその道に進みたいという夢を見つけた。
何が言いたいかというと
今やっていることが一見自分の夢とは関係ないように思えても、
遠い目でみたら夢を叶える貢献をしていることもあるってこと。
映画「ベストキッド」でも主人公は
ハンガーに上着をかけてそれを取り、着ては脱いで、落として拾うという練習をさせられるが、その一連の動作がカンフーの基礎だったりする。
もし自分に夢があり、
それをどうすれば叶えられるのか分かっているなら、
すぐに行動に移せばいいと思う。
やりたくない仕事、やる気のないことに時間を使う暇があるなら
自分のやりたいことに時間を使った方が自分が幸せだから。
でもやりたいことを見つけられない、
やりたいことはあるけど、今すぐには行動に移せない人は
今目の前にあることを精一杯頑張ることが、
いずれは自分のためになるのではないかなって思う。
少なくとも私は
そういう人を尊敬するし、そういう人になりたいと思っている。