会社を辞めて海外ノマドになる
2019年12月27日
この日私は3年勤めた会社を辞めた。
何が嫌だったとか、そういう理由じゃなくて、
ただ単に会社に勤める以上にやりたいことを見つけたから。
”旅にでてもっと広い世界を見てみたい”
いつからだろう。そんなことを考えるようになったのは。
3年前。
就活は海外転勤がありそうな旅行業界、運送業界を中心に応募。
そして全滅。
かろうじてメイン事業ではないけれど、旅行関係もやってる会社に就職した。
しかし部署説明会でweb制作、広告運用をやるwebマーケティングに惹かれマーケティング部に配属されることになった。
もう年に数回の海外旅行でいい。
海外で働くのは無理だ。
そんな風に思うようになった。
しかしそんな頃私は
「海外ノマドワーカー」という人たちの存在を知った。
ノマドとは、英語で「遊牧民」。
オフィスだけでなくカフェやコワーキングスペースなどで仕事をする新しい働き方だ。
海外ノマドワーカーとは、つまり海外で仕事をする人たちのこと。
調べると、プログラマーやエンジニアなどフリーで活動する人が多いそうだ。
偶然にも私がやっていることもweb関係。
自然と私はこの海外ノマドワーカーという働き方に憧れるようになった。
それからは朝誰よりも早く出勤してwebの勉強をした。
今の自分では経験も知識も足りていなかったから。
必死だった。
幸いデザインやコーディングの勉強は楽しかった。
それから1年後、会社を辞めた。
辞めると決断するのに半年もかかった。
正直まだフリーでやっていく程のスキルがあるとは思っていないし、自信もない。
会社に不満もないし同期と一緒にいる時間はすごく楽しい。
そんな気持ちが決断を迷わせた。
しかし辞めるという決断に至ったのはやっぱり
”みたい世界があるから”
”挑戦してみたい気持ちがあるから”
その気持ちに嘘をつくことはできなかった。
現在フリーランス2ヶ月目。
新型コロナウイルスの影響でまだ海外には行けていないが、
あの時選んだ”海外ノマドワーカーになる”という選択を後悔しないように
今を全力で生きている。