唱えて殴れ! 俺式ロマンシングサガ2リベンジオブザセブン攻略
ロマンシングサガ2のリメイク作品が今、話題になっている。リメイクは過去にも出ていたが、3Dリメイクによるフルリメイクは今回が初である。
かつて、このゲームはなんと30年も前の作品になる。当時私は、小中学生くらいだったと言っておこう(笑)。初めてプレイした時は、ドラクエやFFとは違った斬新な作りとやや荒削りな部分があり、難易度は高めの設定だった。
それが今回、遊びやすさも含め、現代風にアレンジされ、誰でも楽しくプレイできるRPGに生まれ変わった。早々に睡眠時間を削り発売から2、3日しか経っていないが、15時間ほどプレイした私なりの攻略について語ろうと思う。
1.やられる前にやれ
ゲームに関わらず格闘技やスポーツでも先手必勝は世の常であるが、ロマサガ2はその典型だ。
ある程度ストーリーが進み、パーティもやや強化された序盤中盤。仮に、こちらのパーティの平均体力が300くらいだとしよう。敵の一回あたりの攻撃は、雑魚敵でも強いのだと100〜150を食らう時もある。2、3発食らえばダウンだ。おまけに、一定回数やられてしまうと、そのキャラクターはロストしてしまう恐れもある。
そういったシビアなRPGがロマサガ2だ。最悪、守りの弱い術士系ならワンパンで倒れる。ならばどうすべきか。答えは簡単だ。やられる前にやるだ。
今回のロマサガ2リメイク(以降リベサガ)はターンバトル制からタイムラインバトルシステムになっている。これは、行動順がキャラの速度によって決まり、視覚化されている。つまり、いつ敵の攻撃が来るのか分かるのだ。
このことから、敵の攻撃が来る前に素早く攻撃を加える手段が組み立てられる。パーティ編成は5人なので、5人全員で一斉攻撃を与えられれば、複数体の敵がいたとしても、被害は最小限に止められる。では、いかにして攻撃を加えるべきか。
2.強力な武器を見つける? いやいや、唱えて殴れ!
これが今回、私が掲げるリベサガ攻略の秘訣だ。ありとあらゆるRPGは、装備を整えレベルをあげれば強くなる。敵のドロップ品で強化といったハクスラ系もまたしかり。が、リベサガはやや違う。
装備については、開発しないと強力なのは手に入らない。店売りは正直、余り期待できない。費用もかかるし、複数個手に入れるには、リベサガのシステム上【年代ジャンプ】というもの挟まなければならない。
ならば、体術だ! あとは術を唱えろ!
ハッキリ言って、序盤はきつい。素手のパンチは弱いし、格闘家を仲間にしないと活躍の場が無いし、あろうことか格闘家は体術向きではない(!?)。
体術はステータスの腕力と素早さに依存されており、格闘家はそこまで秀でていない。が、彼には優れたアビリティと陣形を持っている。
3.リベサガで強化された陣形(龍神)
リベサガには陣形システムがある。これはパーティのキャラの配置位置によって様々なバフであったり、デバフを得られる。この陣形の特徴は、先頭のキャラの素早さと近距離攻撃力が大幅上昇する。まさに、体術系には持ってこいの陣形だ。おまけに、先頭のキャラが先制さえ取れれば、敵に割り込まれずに、こちらが攻撃できる。このことから、体術を鍛えたキャラに(最初は格闘家)で殴り、あとは様々な武器の技や術を駆使して、一方的に殴り倒すという戦法が取れるのだ。
4.術の強さ。
リベサガは多彩な武器と技が存在し、どれも素晴らしい。最初の皇帝【レオン】が持つ、二段切りはまあまあな火力をしているので、ついつい多様してしまうが、これは罠である。
最序盤から、兎にも角にも、術を鍛えましょう。使った術は、敵を倒した技術点に加算され、熟練度が上がっていくシステムだ。さらに、戦闘終了後、新たな術を閃くことがある。これが重要だ。中には、私個人に絶対覚えて起きたい術がいくつかある。それを紹介しよう。
5.太陽光線
天術という属性の単体攻撃術で、アンデット系に特攻を備えている。火力も序盤中盤ではそこそこだ。消費BPもそこまで高くないので、術士系はまずこれを覚えるべきだ。他の風術や土術も鍛えた方がいいのだが、まずはこれを抑えておこう。
6.霧隠れ
私個人的には、この術無くしてロマサガ2は語れない。この術はなんと、敵から狙われなくなるのだ。だが、あくまで単体攻撃のみで、範囲攻撃の物理や術は食らってしまう。単体攻撃であれば、ノーダメージである。ただし、こちらが攻撃をしてしまうと解除されるが、回復やバフのサポートに徹していれば、戦闘中は解除されない。これだけで、サポート役は大いに立ち回れる。
7.熱風、ダイヤモンドダスト、ストーンシャワーそして・・・
術は全体攻撃に優れている。もちろん、他の武器種も全体攻撃はあるが、結局のところ、強力な武器と熟練度を上げないと、効果は発揮できない。ある程度強力な武器が手に入ったり、開発が進めがなんとかなるが、それもこれも中盤以降だ。
一方、術はキャラの魔力依存なので、魔力値の高いキャラをパーティに加え、頑張って鍛えたい術の熟練度上げ、強力な術を覚えさえすれば、あらかたの敵は完封できる。オススメとして、術士は2〜3人いれば問題ない。先に述べた体術キャラを龍神の先頭に添えて殴り、全体術で一掃を図り、残った敵を最後尾がトドメを刺す。これで敵が仮に残っても、龍神の先頭と最後尾が狙われやすいので、硬い前衛を置いとけば良い。
8.術のバフでさらに強化!?
余り多くを語ってしまうとネタバレになってしまうので、この辺りで締めたいと思う。後半になれば、さらに体術向けの術を覚えることも可能だ。まだ私は手に入れていないが、バフの乗せ方次第では、5桁ダメージも夢ではない(原作は9999ダメージが最大。もちろん、私は余裕で出している)。
目先の武器の技に騙されず、リベサガをこれから遊びたいと思うプレイヤーは、兎にも角にも術を鍛えて欲しい。その恩恵は必ず、後半で帰ってることこの上ないのでぜひ!
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