流行りのホラーゲーム「夜勤事件」感想※ネタバレなし

ありました。note2回目。

学生時代は小説を読むのが好きだったこともあり、ケータイ小説(今でいうなろう)に投稿しようかなと思う時期もあったりして、書き物自体への意欲はないわけではないらしい。

今日は最近実況者界隈で流行っているsteamゲー「夜勤事件」について書こうと思う。某エ〇ゲー夜勤病棟とは一切関係ございませんので、ご了承ください。

ちなみに俺はホラーゲー(特に戦えないタイプ)が怖すぎて自分ではプレイできない為、下記のvtuberさんの配信を見ての感想になる。ネタバレになることは書かないが、下記動画はガッツリプレイしているのでネタバレされたくないかたは動画は見ないでください。


こちらのゲームは主人公主観で、主人公(JK?)が夜勤のコンビニアルバイトをしている間が舞台となっており、実際にバイトをしていた方以外でも、なじみのある環境のため、没入のしやすい舞台だと思う。自分の場合は、こんなゲームをやってしまったら今後2度と夜勤は不可能になるくらい身近に感じた。

上記動画の月ノ美兎氏も発言していたが、VHSフィルムによる古びた演出や、モブキャラのちょっと不気味な3Dモデルなど、ホラーとしての雰囲気がとてもうまく作りこまれていて、あの環境に入りこむだけでもう怖い。自宅からバイト先に行く道もやけに広く作られているようで、暗い中で迷い込むことで平常心を揺さぶってきている感じがあっていやらしい。

平穏な日常からどんどん異質な日常に代わり、得体のしれないものに徐々に恐怖感を抱きつつ、その得体のしれないものに立ち向かっていかなければならない っていう状況づくりが、ホラーの名作「リング」や、自分が学生時代に流行った「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの雰囲気に通じている気がして、この「もやもやが晴れないところに突如恐怖が襲い掛かる」っていうのは、人を恐怖させる鉄板の表現なんだろうね。

ゲームの製作技術が発展していって、よりリアルな造形が可能な時代にはなったけど、ホラーの恐怖の要素としては「曖昧さ」「不明確さ」による不気味さ、不安等が恐怖を煽ったりすることがあったり、細部まで作りこまれていないからこそ視聴者、プレイヤー側が想像を膨らませて勝手に怖いものに仕立て上げてしまったりすることもあるから、必ずしも「完全なものが正しい」っていうわけでもなくて、不完全なものこそその不完全な要素を楽しめる ていうことができるのが面白いなーと思いました。

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