[9thGS]9thGS環境 禁止伝説考察
9thGSで使用可能なポケモンとTierリスト
2023年9月28日時点,DLCコンテンツ「碧の仮面」配信時点で「ポケットモンスタースカーレットバイオレット」で利用可能な伝説のポケモンは図の通りです.Tier S, A, Bの3通りに分類させていただいています.
なお,ポケモンのイラストは公式のポケモン図鑑(https://zukan.pokemon.co.jp)のページからお借りしました.
Tier Sに分類されている伝説のポケモンは「威力100」以上の相手だけを攻撃する範囲攻撃を持っているポケモンです.この「「威力100」以上の相手だけを攻撃する範囲攻撃」は通常のルールで強技として認識されている「じしん」より威力も高く,また,隣に並ぶポケモンを選ばないという点で相手のパーティに専用の対策がなければそのまま何もさせずに勝利することができるポテンシャルがあると考えています.
次にTier Aに分類されている伝説のポケモンは「等倍の耐久降り(例:H振りサンダーなど)を貫通できる単体高火力が存在し,その耐性,耐久と相まって専用の対策がないと勝利が困難になる」と考えているポケモンを分類させてもらいました.
最後にTier Bに分類されている伝説のポケモンは「目立つ高火力を持つが,汎用的な妨害手段で対処が可能」と考えているポケモンです.Tier S以外の2つの分類基準は「その対策が汎用的かどうか」というものですが,これは考える人によって異なると思いますので,個人的に汎用的な対策であると考えているものを以下に示します.
汎用的な対策とは
いかく
ねこだまし
ターゲットの変更技(このゆびとまれ,いかりのこな)
ひかりのかべ,リフレクター
先制での火力デバフ(バークアウト,おにび,あまえるなど)
まもる
ポケモンチェンジによる有利盤面形成
高速高火力による範囲技でのゴリ押しによる撃破
高速高火力単体技による集中での撃破
上から6つはポケモンの技,特性です.これらの技を使ったり,特性を発動させることで,相手の普通のポケモンに対してはもちろん,伝説のポケモンに対して隙を生み出すことができ,これらの行動で相手の伝説のポケモンの攻撃を耐えて(攻撃させずに)こちらの攻撃を通すことができれば,これらの行動で十分相手の伝説のポケモンを倒せると考えています.
下の3つはポケモン2匹による連携戦術による対策です.タイプ相性や耐久の差,特性の発動などでこちらのポケモンが倒されないようにポケモンを交換するというのは,ポケモンにおける基本的な戦術の一つです.
また,素早さ順に行動し,ひんしになったポケモンは行動できないというポケモン対戦のルールとして先制してポケモンを倒すことは相手に対しての妨害手段となります.
伝説のポケモンは全員耐久や火力が一般ポケモンの平均を大きく上回り,これらの汎用的な対策が通じにくい強力な存在としてGSルールに君臨していると考えています.
Tier Sのポケモンに対する専用対策
カイオーガに対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでカイオーガの強力な範囲技「しおふき」,「こんげんのはどう」に抗うことができると考えています.
ワイドガード
にほんばれ+カイオーガの攻撃より早く使用するための方法
ひでり,ひひいろのこどう
高火力草,電気物理技+使用者がカイオーガより早く攻撃を行う方法
また,対策としては弱いですが,フィールドグラススライダーやふいうちなどの高火力の先制技でカイオーガを削ることで「しおふき」の威力を落とすことも有効だと考えています.
グラードンに対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでグラードンの強力な範囲技「だんがいのつるぎ」に抗うことができると考えています.
ワイドガード
グラードンを倒せるポケモンに対して飛行,草テラスタルを切ることによる地面耐性の付与
特殊高火力草技(くさむすび,リーフストーム)+使用者がグラードンより早く攻撃を行う方法
バドレックス(白馬上の姿)に対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでバドレックス(白馬上の姿;白バド)の強力な範囲技「ブリザードランス」に抗うことができると考えています.
ワイドガード
トリックルームの起動妨害各種(トリル封印,ちょうはつ,高耐久ポケモンによるトリル返しなど)
氷耐性持ちによるみがわり
バドレックス(黒馬上の姿)に対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでバドレックス(黒馬上の姿;黒バド)の強力な範囲技「アストラルビット」に抗うことができると考えています.
ワイドガード
高火力先制技による撃破(オーガポンの面影宿しグラススライダーなど)
相手の黒バドを倒せるポケモンでノーマル,あくテラスタルの使用
3つ目の対策はGSルールでは黒バドがノーマル,あくタイプに強い格闘タイプの伝説のポケモンとタッグを組むことが多いため,専用対策としての強度は弱めだと思っています.
Tier Aのポケモンに対する専用対策
ミライドンに対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでミライドンの強力な攻撃に対して抗うことができると考えています.
ミライドンの攻撃より早くエレキフィールドを書き換えること
ミライドンに勝てるポケモンで地面テラスタル
ひらいしん,ちくでん
ミライドンはエレキフィールド下での電気技の火力が飛びぬけて高いポケモンなので主に電気技に対する対策で抗うことができると考えています.
また,実行可能なポケモンは少ないですがエレキフィールドをミライドンの攻撃前に奪取するとハドロンエンジンの効果も共に失わせることが可能なのでより有利になると考えます.
コライドンに対する専用対策
以下の要素を構築に採用することでコライドンの強力な攻撃に対して抗うことができると考えています.
コライドンの攻撃より早く「あまごい」をつかう方法
あめふらし
コライドンを倒せるポケモンで炎耐性テラスタル
ザマゼンタに対する専用対策
ザマゼンタに対して重要なことは「てっぺき」を積ませないことと鋼格闘タイプに等倍以上で通る高火力の特殊単体打点で攻撃することです.
鋼格闘タイプに等倍以上という条件はかなり厳しいもので,9種類(水,電気,ゴースト,炎,地面,格闘,飛行,フェアリー,エスパー)のタイプがこの条件を満たします.このうち,水とゴーストは上述の2匹の範囲攻撃が強力無比なため,その他の同じタイプの攻撃技を採用しにくい状態になります.また,地面と格闘タイプは物理技が強力なタイプであり物理耐久が登場時に1段階上昇するザマゼンタに対してはダメージが軽減されてしまいます.また,飛行特殊技は命中安定高火力技がなく,フェアリータイプは鋼で弱点であるということから,電気,炎,エスパーの特殊攻撃が重要になります.
また,ザマゼンタにてっぺきを積ませないもしくは積ませても威力を上げすぎないために相手の積みに対する抵抗力をもっていることは重要です.
それらを考慮して以下の要素が重要だと考えています.
くろいきり
てんねん
おにび
電気,炎,エスパータイプの特殊単体攻撃で攻撃する
ゴーストテラスタル
終わりに
範囲攻撃を持つポケモンの主要な対策について考えました.
これらの対策をかいくぐるための方法をこれらの範囲攻撃を通す側として考えることがGSルールで戦う上で避けては通れない課題になるのではないかと考えています.